機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ異伝 ~死の戦記~ <完結> 作:二円
今度はカルタとその部下が搭乗するMSです。
イラストも描いてみました。
楽しんでいただけたら幸いです。
○オルトリンデ
機体説明:ギャラルホルンがヴァルキュリア・フレームをベースとして、
秘密裏に開発していた阿頼耶識システム研究用の実験機の内の一機。
機体名は『ニーベルングの指輪』に登場するヴァルキリーの一人で、
剣の切っ先を意味する。
パイロットはミレニアム島での戦闘からカルタと共に撤退した、
地球外縁軌道統制統合艦隊の生き残り。
マクギリスの甘言に乗せられて、
阿頼耶識システムを施術を志願。
本機に搭乗する事になった。
本機体は足の異形さが目を引くが、
これこそが本機体の特徴でもある。
一見すると四本の爪で立っているように見えるが、
実はスプリングが存在しており、
四本爪とスプリングで機体を立たせている。
このスプリングを利用する事で、
驚異的な跳躍力を実現。
飛び跳ねて戦うというトリッキーな戦闘を得意とする。
しかしこれは地上での戦闘を意識されたものであり、
宇宙空間での運用を想定していない地上戦用の機体である。
○武装
ヴァルキュリアシザー:オルトリンデ専用の近接格闘用兵装。
文字通り大きなハサミで、
敵を叩き潰したり切断する事が可能。
スラスターがついており、
敵を挟み込んだ際に使用すれば一気に切断出来る。
また振り回す際に使用すれば、
重い一撃を与える事が出来、
ヴァルキュリア・フレームの弱点である機体の軽さゆえの
攻撃の軽さを補っている。
また盾代わりに使用可能。
右肘鉄砲:オルトリンデ右肘に取り付けられた射撃兵装。
実際はヴァルキュリアライフルの銃身を切り詰めたようなもの。
その分射程距離が短く牽制用として使用する。
左肘鉄砲:オルトリンデ左肘に取り付けられた射撃兵装。
ナパーム弾を発射する。
万が一、
自身にナパームの炎を浴びてしまった場合に備えて、
リアスカートに消火タンクが懸架されている。
○ロスヴァイセ
機体説明:ギャラルホルンがヴァルキュリア・フレームをベースとして、
秘密裏に開発していた阿頼耶識システム研究用の実験機の内の一機。
機体名は『ニーベルングの指輪』に登場するヴァルキリーの一人で、
白馬を意味する。
本機体はフロントスカートやリアスカートが通常のMSよりも大型で、
本機体の特徴でもある変形機能を有している。
まず両足を後ろに倒し、
リアスカートに格納され、
フロントスカートの後ろから、
ガイドレールが引き倒される事で、
変形は完了される。
フロントスカートのスラスターと、
リアスカート底部に備えられたホバークラフトによって浮いており、
これにより高い運動性と機動性を実現。
一撃離脱を得意とした戦法を得意とする。
戦闘は変形してからの状態を前提としており、
脚部は機体を支える杖代わりとなっており、
人型の形態での戦闘はリアスカートの損傷等の
緊急事態でもない限りまずないといっていい。
○武装
ドリルランス:ロスヴァイセ専用の近接格闘用兵装。
ドリルと槍が一体化したような形をしており、
槍部分は回転出来る。
それにより、
敵MSの装甲を貫くだけではなく削る事も出来る。
そのため敵は槍を掴んで攻撃を止めるといった作戦は使えない。
またシールドに嵌める事が出来る。
大型シールド:ロスヴァイセ専用の大型円形盾。
完全な円形ではなく、
穴が空けられ欠けた形となっている。
その欠けた部分にドリルランスを嵌め込む事で、
身を守りながら突撃する事が可能。
ちなみにシールド中心部にはバルカンが仕込まれており、
掃射する事で敵の動きを封じてドリルランスで止めを刺すといった戦法が基本となる。
○グレイズカルタ(グレイズネメシス)
機体説明:カルタが搭乗したグレイズリッターの胴体をベースに、
阿頼耶識研究所に保管されていたパーツで組み立てられた機体。
本機体のコクピットに阿頼耶識システムが対応出来るように改造されている。
傍から見れば悪魔のような外見である。
パイロットはカルタ・イシュー。
ミレニアム島での鉄華団との戦闘に於いて脳に損傷を受けるという重傷を負い、
最新の再生医療技術を以ってしても完全な意識の回復が見込めなかった筈だが、
マクギリスの手配で阿頼耶識システムを施され、
本機体と直結する事によって、
失われた脳機能を機械で補う事で意識復活を果たす。
本機体の名称は当初、
マクギリスがグレイズカルタと命名する予定だったが、
カルタがグレイズネメシスと呼称し、
その名前で登録するようマクギリスに頼んだため、
グレイズネメシスとして登録される事になった。
ちなみにネメシスとは、
義憤を意味する女神の名前が由来である。
機体と直結しているために脳に負担を掛けないように、
通常モードと戦闘モードの二種類に分けて運用され、
通常モードでは、
戦闘にしか使用しないシステムを休止する事で、
脳の負担を軽減している。
戦闘モードに移行する時は、
フェイスカバーが開かれ、
赤く発行するセンサーボールが露出。
足先の爪が展開される事で戦闘モードが完了する。
戦闘モードでは脳の負担を軽減させるために、
戦闘に必要ないと判断される脳機能に制限を掛けて、
負担に耐える脳のキャパシティを増やしている。
それはつまり、
カルタの人としての思考と行動が制限される事を意味しており、
MSと直結しているに等しいカルタはその事に気づく事は無い。
その影響か機体の状態を阿頼耶識システムがカルタを通して発声したり、
言語が何故か四字熟語で話すという、
異常行動を引き起こす。
本人の意思に関係なく勝手に喋らされているそれは、
最早MSパイロットというよりも、
生体ナビゲーターと言ってもいい。
実はこのような処置は、
マクギリスが意図的に行われたものである。
目的はカルタを暴走させ、
市内で暴れる事。
そして鉄華団に倒される事である。
本機体は鉄華団打倒の機体ではなく、
鉄華団に討たれるための悪役の機体として、
マクギリスが仕立て上げたものである。
○武装
蛇腹剣:本機体専用の近接格闘用兵装。
一見すると大剣のようだが、
刃の部分がワイヤーで繋がれつつ等間隔に分裂し、
鞭のように変化するギミックを備えた剣。
背中に二本懸架されている。
肘鉄砲:本機体の両肘に取り付けられた射撃兵装。
グレイズが使用するライフルの銃身を切り詰めたようなもの。
その分射程距離が短く牽制用として使用する。
シールドクロー:本機体の肩シールドの先に装備されている。
肩シールドと表記しているものの、
実際は大型MS用の脚部である。
またサブアームが仕込まれており、
腕のように肩シールドを動かす事が出来る。
スパイクヒール:踵部分がパイルバンカーになっている。
踏みつける際に使用する事で、
対象物に穴を空ける。