東方創操劇   作:stair

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この話は前回の続きですので、まだ前回を読んでいない方は先にそちらを読んでください。


第二章~妖怪の営み

——人里——

「よし、降りてくれ」

 魔理沙の指示で箒から降りる。

「とてものどかないい雰囲気ですね」

「全て人間に見えるかもしれないが、たまに妖怪が化けてたりするんだぜ。例えば……ほら、あそこの薬を売ってるヤツとか」

 そう言って指を指した先には笠を被った薬商人がいた。

「あっ、どうも魔理沙さん」

 薬商人が駆け寄ってくる。

「今日も仕事熱心だな」

「いえいえ。そんなことよりそちらの娘は誰ですか?」

「初めまして、虹形創華です」

「こいつは幻想郷に来たばかりで何も分からないようだから、私が案内してやってるんだ」

「そうなんですか……。私は鈴仙・優曇華院・イナバ。長いから優曇華でいいですよ。迷いの竹林っていうところの奥にある永遠亭に住んでます。病院も営んでいるので体調が悪くなったりしたら来てくださいね」

「分かりました。その時はお願いします」

「こいつ人間に紛れているが妖怪で月の兎なんだぜ」

「そうなんです。だいぶ変装にも慣れてきたのでそうそう気づかれませんがね」

「こいつみたいに変装して人里に来る妖怪は沢山いるがそういう奴らは大体いい奴なんだ」

「そうなんですか。もっといろんな方とお話ししたいです」

「おっ、そうしたら別なところ行くか」

鈴仙に別れを告げ移動する。

 

「次はどこへ行くんですか?」

「慧音のところかな。博識だしなんか情報持ってるかもしれないからな」

「慧音さんもやっぱり妖怪なんですか?」

「そうだぜ。寺子屋の先生もやってるし、まず襲われることはないから安心していいぜ」

「そうなんですか。早く会いたくなってきました」

 そんな話をしながら歩いているうちに寺子屋に着いた。

——寺子屋——

「よし、入るか。邪魔するぜー!!」

「お邪魔します」

「誰かと思ったら魔理沙か」

 先生らしき人が出てくる。

「私だぜ。今日はちょっと新人を連れて来たんだ」

「新人?それはお前の後ろにいる少女のことか?」

「そうだぜ」

「虹形創華です。よろしくお願いします」

「私は上白沢慧音だ。よろしくな。もっと話したいところだが生憎授業中でな。もう少し待ってもらえないか?」

「分かりました」

 魔理沙と創華は授業が終わるのを待つことにした。

 

 ——数十分後

 

「待たせたな」

「いえいえ」

「待ちくたびれちまったぜ」

「戸棚の奥に茶菓子があるから勝手に食べてくれ」

「おっ、気が利くな」

 魔理沙は一目散に戸棚へ向かって行った。

「創華と言ったな。幻想郷に来たばかりと言ったが、どうやってここへ来たんだ?」

「実は……」

 創華はこれまでのいきさつを慧音に話した。

「なるほど……。何も手掛かりがない状態なんだな……」

「そうなんです。急ぎでもないので少しずつ手掛かりをつかんでいければと思います」

「そういうことなら私も手伝うぞ」

「人里で何かあったらとりあえず慧音に相談すればいいぜ」

戸棚を漁り終えた魔理沙が帰ってくる。

「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」

「ああ、いつでも力になってやる」

「それじゃあ、次の場所行くか」

「どこへ行くつもりなんだ?」

「とりあえず霊夢のところ行って今日は帰宅かな……」

「なるほど、じゃあ気をつけてな」

「おう、またな」

「お邪魔しました」

 慧音に見送られ二人は博麗神社へ向かったのだった……




最後まで読んでいただきありがとうございました。
一章を投稿してからだいぶ時間が空いてしまい申し訳ありません。
というのもリアルの方が忙しかったためじっくり書く時間が取れなかったのが主な原因なので許していただきたい所存です。(モチベが上がらずゲームしてたのはナイショ)
こんな気まぐれで書いている作品ですが、これからも読み続けていただけたら幸いです。
それではまた次の章でお会いしましょう。
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