「……大丈夫か?何か固くなってるぞ。」
だ、だ、大丈夫です。でも、何かあったら、助けてください!お願いします!
「はぁ~。わかった、わかった。助けてやるよ。そんな事より、俺の名前、出さないのか?」
小説の中で、ちゃんと、出ますから、多分大丈夫です!
「多分ってなんだよ……。まあ、そんな事よりも、話を始めないとな。」
は、はいぃー!で、では、ポケットモンスターtheschool始まります。
「起立!気を付け!お願いします!」
ポケットモンスター、縮めてポケモン、この世界の不思議な不思議な、生き物……、とまあこんなことは、誰もが知っていることだ。それは、いろいろな、人間が話をしていたのだから、特に、オーキド博士とか、オーキド博士とか、オーキド博士とか、彼がテレビや、ラジオで、有名になりすぎだからである。まあ、そんな事は、今は、どうでも良い……。どんなことをしても、変われないのだから。それに、今から話す、話には、余り関係の無いことかもしれないから。
さて、今から話す物語は、カントー地方で有名な研究所、オーキド博士の研究所がある、マサラタウンに、新人トレーナーが旅立った後の話である。この街には、実は、今や世界中を、旅している、サトシ君や、そのサトシ君の、最初のライバル、シゲル君の他にも、同い年の子供がいたのだ。その子は、マサラタウンにいながら、ポケモンを貰いながらも、旅にでなかった、その理由は、その子しか知らない、だがまあ、過去の事は、今は、どうでも良い、肝心なことは、その子が、今何をやっているかだ。今から話す物語、君はどう思うかは、わからないが、その子が、決めた、思いを知ってやっては、くれないか?まあ知りたくないなら、それは仕方がない、だがその子の意思を、笑わないでやってくないか?真剣に、聞いてくれ、その子の思いを、その子の、物語を……、
前章が長くなってしまったね。それでは、話そうその子の物語を。
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朝、それはどんなとこにも、絶対に訪れる物である。そしてここ、マサラタウンも例外ではない、新人トレーナー達が、この街で、旅立ってから、月日は、結構たちその新人トレーナー達も、今は、どこの街にいるのか、わかっている人は、数少ないだろう。まあ、その子達が、ちゃんと暮らしていると、信じているから、そこまで心配している人は、いないだろう。まあ、そんな平和な朝が、この街で訪れた時だ。
「痛ーーーーーーーーーーーーーー!」
一つの家から、大きな、うるさい声が聞こえた。その家の中には、二人の人がいた。いや、正確には、二人の人と、二匹のポケモンがいた。
「いたたたた~。誰よ!こんなに清々しい朝に、無礼気回りない起こし方したやつは!」
今まで寝ていたのであろう、少し髪が跳ね気味の少女が、怒りながら、目の前の人影に、殴りかかるような、勢いで、問いただした。
「お前が、起きるのが遅いのが、悪いんだろ。起こしてもらったものが、そんな態度を、とるんじゃないよ。」
怒っている少女の質問を、冷静に返したのは、少女と同じ顔をした少年だった。そして、その少年の、足元には、ロコンと、イーブイがいた。ロコンは、少し涙目になって少女の方を見ており、イーブイは、ちょっと、ため息交じりのあきれた顔でいた。
「……全く、ポケモンがこんなに、真面目なのに、トレーナーが、こうも不真面目な態度って、どう言うことなの一体。」
「う、う、うるさい!大体、ちゃんと起こさないからでしょ!もう少し優しく起こしても良かったじゃん!」
「優しく起こしても、全然起きる様子じゃ、無かったのは、どこのどの人かな?」
そう言った少年は、今にも阿修羅になるかのような怒りのオーラを、出していた。ポケモン達も、(このままじゃ危ない!)と判断したのか、すでに、少年の、足元にはいなかった。
「さてと、他に言うことは、あるんじゃないかな~!リサさ~ん!(ニッコリ)」
「起こしてくれて、あ、有難う御座います。後、変にあたってすいませんでした!」
リサと呼ばれた少女は、今にも土下座しそうな勢いで、謝った。
「ハァー、いいよ。こっちも起こし方が悪くて、ごめんね。ご飯できてるから、顔洗って、着替えて来いよ。」
「はい………。」
少年は、リサの返事が聞こえたのか、わからないが、そのまま部屋を出て、ポケモン達がいると思われる、リビングに行った。
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顔を洗って、リビングにきたリサは、ちょっと反省した姿をしていた。少年は、そんな姿を見て、(ちょっと、怒り過ぎちゃったかな?)少年は、少し罪悪感にひたっていたら、急に膝の上にイーブイが乗った。そしてイーブイが、少年の顔を急に、舐めてきた。まるで、少年に悪くないよって言っているかのように。
「ありがとう、イーブイ。そうだよね、何時ものことだよね。」
そう言って少年は、イーブイの頭を優しく撫でた。すると、少年の足の近くにいたロコンが、急に甘え始めた。
「はいはい。ほら、気持ちいいか?」
足の近くにいたロコンも、少年に撫でられて、気持ち良さそうだった。
「おーい、私を忘れて、なーにポケモン達と一緒に自分世界に入ってるの?」
リサの言葉で、我に帰った少年はちょっと、恥ずかしそうな顔をした。
「その子達が、可愛いのはわかるけど、もうちょっと周りを見なさいよね、ナツキ。それに、その姿見ると、まるで私が、可愛い子達に恵まれないことに、イラッとくるから、やめて。」
と、机の上に乗っていた、朝御飯を食べながら、そんなことを言った。それを見ていた、ナツキと呼ばれた少年は、何を思ったのか、クスクスと笑い始めた。
「何笑ってんのよ!こっちは、結構真剣に悩んでんのよ!」
「フフッ……ごめんごめん、そこまで悩んでるなんて、気づかなくて。でも、リサのポケモン達も、十分可愛いと、思うよ。」
「そう言うことを、言いたいんじゃない!私が言いたいのは、もふもふしてて、今にも、抱き付きたいポケモンを、何の抵抗もなく平然と撫でてるあんたに、怒りを感じてるの!確かに、私のポケモン達も可愛いけど、もふもふが、できないのよ!」
そんな事を言って朝御飯を、もりもりと食べているリサは、目が、半分泣いていた。泣き顔を、見たナツキは、やっぱり笑っていた。
(こんな日常がずっと続けば良いな~。)
こんなことを、思いながらご飯を食べた。
「そう言えば、今何時?」
「うん?今?今は、えっと……7時20分だね。」
急に、時間を聞いてきたリサに、なんだ、急に?と、変なものを見るような目で一瞬見た後、リサに今の時刻を教えた。時間を聞いた後、リサが、小刻みに震えだした。
「それ、…………まじで、言ってる…… ?」
「?そうだけど、どうしたの?何かあった?」
病気にでもなったのか、心配になったナツキが、体温計を取りに行こうと、立ち上がろうとしたとき、バン!っと、大きい音をたてて、リサが急いで部屋に、戻っていこうとしていた。
「ど、ど、どうしたの?そんなに急いで?」
「どうしたも、こうしたも無いよ!ナツキ!あんた今日、何の日か忘れたの!」
「何の日って、何かあったっけ?」
「あんた、今日は、うちの学校にワタル様が、来る日じゃない!何でその日を、忘れるのよ!」
そう言って、リサは部屋に戻って、着替えていた。途中部屋から、ドンガラガッシャン!という音が聞こえた。
そして、音がやんだ後に、リサが急いで降りてきた。そして、一つのモンスターボールを持って玄関に、向かっていった。
「ちょっと、待ってよ。ワタルさんが来るだけなら、そんなに急がなくても、良いんじゃないの?」
ナツキは膝の上にいた、イーブイを優しく下ろしなが、そんな事を言った。
「あんた、先生の話、聞かなかったの?今日、早くに登校できた人は、ワタル様と、ポケモンバトルが、出来るのよ。しかも、20名の人だけだって言ってたんだから、早くいかないと間に合わないの!という訳で、私は行きます。行ってきまーす!」
そう言って、リサはモンスターボールに入っていた、ピジョットを出して、学校がある、タマムシシティに行った。
「……そんな事の為に、学校を、早く出るのか……。ハァー、普段から、早く来ない奴のために、先生が、考えたんだな。うん?あ!あいつ、俺が作った弁当を忘れやがった。全く、周りをちゃんと見てから、行動しろよ。」
そう言って、ナツキは、机の上に乗っていた弁当箱を、持って自分の、学校へいく準備を、したのだった。
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ここは、タマムシシティにある、ポケディアン学園と呼ばれる、学校である。ここでは主に、ポケモンの、育成や、バトル、コンテストなどの、ポケモンに関する授業が、行われているのである。無論、ポケモンについての授業だけではなく、一般的な授業も、行われている。生徒達は、一般授業と、ポケモンについての授業を一つ選んで、受けることが出来る。学園内の先生は、其々がその道のプロだったり、世界的に有名な、ポケモン博士が行っているのではある。
「ふーう、ついたーー!まだ大丈夫だよね?」
「おおー、今日は、ナツキと一緒に登校じゃないんだな。」
「今日は、大切な日じゃないですか!」
「?大切な日……う~ん、何かあったかなぁ~。」
「ちょっと先生!忘れちゃ駄目ですよ!今日はあの、ワタル様が、来る日じゃないですか!」
「おおー、そうだった、そうだった、全く最近物忘れが、激しいから、すっかり忘れていたよ」
「…………それ、自分で歳だって言ってるような、ものじゃないですか。」
「何!私は、まだまだ現役だぞ!けして年寄りでは、ないわい!」
「ハイハイわかりましたよ。そんなことより!抽選券とかそうゆうの早くくださいよ!先生方が言っていた、早く来た人は、ワタル様と、戦えるのでしょ!」
リサは、いかにも飛びかかろうとしているような体制で、校門前に立っていた、教師に近寄った。教師も、身の危険を感じたのか、半歩後ろに下がったのだった。
「わかった、わかった、直ぐに渡すから、そんなに接近して来るな、危ないから。」
と、教師は、一枚の紙を、リサに渡したのだった。
「これですか!ワタル様と、戦える為の券は!」
「ああ、今日は、ワタルさんが来るとわかったためか、皆して早く来たのだから。此方が大変だったよ。」
額に汗を流しながら、教師は、苦笑いで、リサを見たのだった。
この学校は、ポケモンについての授業は、とても評判が良く、生徒達も真面目でいい子達だと言われているのだが、ここも普通に学校なので、遅刻してくる生徒もいるわけなのだ。教師達は、どうしたものかと、考えていた時、ちょうどワタルが、特別講師として、学校に来ることになったので、この様な、形を取れば生徒も来るのではないか、と考えたので今に至るとか、至らないとか。
「それで、この紙に書いてある番号は、一体なんですか?」
「それは、ワタルさんとの対戦順だ。」
「対戦順……ですか?」
リサがもらった紙は、19と、数字が書いてあった。
「そうだ、先着20名に、ワタルさんと、バトルができる。そんな話だった…………はずだから、その為には順番が必要だ。そこで、先生達で話して来た人から20人に、番号が書いてある紙を渡して、その番号順に使用としたのだ。」
と、ちょっと誇らしく言っているが、実は、この教師、そんな話は全くと、いってよいほど聞いてなかったのだった。理由は、たった一つ………寝ていたからだ。
「誇らしげに言っているところ申し訳ないのですが、先生その時、話し合いに、ちゃんと参加しなかったでしょ。」
とリサの後ろから声が聞こえた。
「あ、ナツキ!早かったね!」
「早かったね…じゃないだろ、お前が忘れ物をしなければ、こんなに早くになんか来ないよ。」
と、ナツキは、ため息混じりにそんな事を言ってリサの目の前に、何かの包みを出したのだった。
「あ!それ!私のお弁当箱!ごめん、忘れてた。」
えへへと、頭をかいて笑いながら受け取ろうとしたが、ナツキは、お弁当をひょいっと自分の背中のところまで提げた。
「あ~~!何でそんな意地悪するの!それは、私のお弁当箱でしょ!」
「そのお弁当箱を、軽く忘れて、直ぐに学校に行ったのは、何処のどの人かな~。(ニッコリ)」
ナツキは、笑顔で、リサを見た。リサは、その笑顔を見て、身震いをおこした。ナツキは笑顔ではいるものの、目は笑っていなかったのだった。近くにいた教師は、後にこう語っていた。
「初めて絶対に怒らすような事を言ってはいけない人に会ったのかも知れない。その顔を、見たら誰もが恐ろしく感じてしまうだろう。彼の後ろにはまるで、絵でしか見たことのないような、伝説のポケモンを見た気がしたのだから。」
それだけ怖い顔ならどんなポケモンも、逃げてしまうのでは、ないのだろうか。
「さて、リサさん?何か、言うことは、ありませんですか?」
「も、も、申し訳ありませんでしたぁ~。(泣き)」
リサは、涙を流しながら謝った。
「はぁ~。ほれ、お弁当、もう忘れるなよ。」
「う、う、あい、わがりまぢた。」
ナツキは、元の顔に戻ってリサに渡した。リサも、もう二度と、忘れ物は、しないだろう。何せ、こんなことは、二度とおこしたくは、ないだろうから。
「ああ、それと、先生。」
「は、はいぃー!何でございましょうか!」
「(どうしたんだ急に?)タツキ先生が、怒ってましたよ。何であの人は、職員会議中に寝るんだー!って、後で謝った方がいいと思いますよ。」
「ま、ま、マジですか!」
「マジです。」
「先生、御愁傷様です。」
兄妹揃って、可哀想ものを見る目で、自分の所の教師を見ていた。
「そんな目で、私を見るなぁー!惨めになる!」
半分泣き顔の状態で、生徒を、見ていた。その姿に、威厳もくそもなかった。
「ぐすん、そうだ、ほらナツキ、お前にも、紙を渡しとくからな。ぐすん。」
「あー、はい、有難うございます。………これは、何ですか?」
「ナツキも、貰ったんだ、それ。その紙を持ってると、ワタル様とバトルが、できるんだよ。良かったね!」
「ポケモンバトル………マジかよ。俺やりたくね。」
「何で?せっかくワタル様とポケモンバトルが出来るんだよ。少しは、喜びなよ!こんな事、滅多に無いんだから!」
そう言いながら、リサは、ナツキの両肩を突かんで、ブンブンと、前後に揺らしたのだった。
「わ、わ、わかったから、わかったから揺らすのはやめてくれ!死ぬ!死ぬ!」
ナツキは、ギブアップの意思を出しているのが、わかるように、リサの肩をバシバシ叩いたが、リサは揺らす力を、緩めなかった。ナツキは、揺らされ過ぎて、気絶をしてしまった。いや、仕舞いそうになった。
「お、おいリサ、それぐらいにしといてやれ、ナツキが死ぬぞ。」
「え、あ!ご、ごめんナツキ!大丈夫?」
「だ、だ、大丈夫、……何とか生きてるから。」
そう言いながら、ナツキは大きく、深呼吸をしていた。よほど体の中の空気が足りなくなっていたのか、とても大きく息を吸っていた。
「はぁ、はぁ、危なかった。……そう言えば、学校に来た人は、少なかったんですか?」
「いや、今回は、やはりワタルさんだから、いつも遅刻してくる者までもちゃんと、早く来てたぞ。ただ……、バトルするための、抽選券を受け取る者は、少なかったな。」
この学校は、多くの生徒が通っているため、こういったイベント等では、沢山の人で溢れかえるのだが、今回のワタルとのポケモンバトルは、参加する者は、少ないのである。理由は、単純である。皆して、恐れてしまったからなのである。いくらポケモントレーナーを、目指している人が、入るからと言ってもまだ、子供である。自分の実力が、通じる訳がないと、そう思ってしまうのだった。
「最初から諦めるなんて、それでも、トレーナーなの?ちゃんとポケモン達を信じてないのかな?」
「信じていても嫌なのかもしれないな。自分の実力が無いことが、世間でわかってしまうことが。」
「そうかもしれんな。全く、もっと自信を持ってもいいと私は思うのだがな。この世に、弱い者なんていないんだからさ。」
教師は、そう言うとため息をついた。生徒の事を、ちゃんと思っている。そんな教師が一番必要な存在なのだと、誰もが思えるだろう。
「………じゃあ、そろそろ教室に行きます。いくぞ、リサ。」
「あ、ちょっと待ってよ~!先生、引換券、有難うございました。」
そう言って二人は、校舎の中に入っていった。
「……ポケモンと人が、共存できる世界、それを作り出す事が出来るのは、彼等みたいなポケモンの事を、信頼している者か、それとも……。」
この時教師が呟いていた事は、まだ誰も、知らない。そして、それが、この先、世界中を巻き起こす、恐ろしいことが起きることも………。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時は少し遡り、トキワシティに、二人の人がセキエイ高原に続く道から、現れた。
「やっとトキワシティに着いたな。今までポケモン達に、連れてきて貰っていたから、長く感じてしまった。」
「そうですね。何時も道理にいけれたなら、こんなに歩くことは、無かったのかもしれませんね。」
二人の人がそんな話をしていた。この二人は、一体誰なのかと言うと、一人は、中世のヨーロッパの王子が着てそうな服を着ている。その人物は、ジョウト地方カントー地方の、現チャンピオンである、ワタルだ。そして、ワタルの隣に入るのは、ナツキやリサと、同い年くらいの、少女だった。
「それにしても、何故セキエイ高原から、空を飛ぶ事が、出来なかったのだろうか?昨日までは、そんな事は、無かった筈なのだが。」
「何か、嫌な感じが、しますね。自然現象という訳では、無さそうですし。」
「うむ、これは、調べてみる必要が、ありそうだな。」
ワタルは、そう言いながら、辺りを見渡した。トキワシティにある建物は、そんなに変化は、していないが、空を見てみると、何故か普通じゃ、あり得ない事が起きていた。それは、とても暗い雷雨だった。雨は、辛うじて降ってはいないが、それでも、黄色い雷が周りを被っていたのだった。だが、これは奇跡なのか、トキワシティには、全くと言っていいほど、被害が無かったのだった。その為か、トキワシティの住人は、少し、慌ただしいものの、何時も変わらない賑わいを出していたのだった。
「ですがワタルさん、ワタルさんには、この後、ポケディアン学園で、特別講師をする筈ですが、その予定を、無視して、お調べになられますか?」
「………確かに私は、今回、ポケディアン学園で、特別講師を行うが、こんな緊急事態を、黙って、見過ごすことなんて、出来るわけが、無いじゃないか。それに、もしこの状態を、見過ごして、自分は、平和な毎日を、送って、トキワシティの住人を、危険な目に、逢わせるわけには、いかないじゃないか!」
ワタルは、そう言いながら、自分の腰のベルトに着いている、モンスターボールを、取りだし、ポケモンを、出そうとしていた。だが、そんなワタルを、隣にいた少女が、止めたのだった。
「………ワタルさんは、チャンピオンの、鏡ですね。本当に誰もが、尊敬したくなるような方です。ですが、やっぱりワタルさんには、ポケディアン学園に行って、特別講師を行って貰います。」
「……しかし、」
「この異常気象は、私が、調べます。」
「そんな、君も、あの学園に、用があったのでは無いのか?私なんかの、為に、君にまで迷惑をかけるわけには、いかない。」
「いいえ。こういう時こそ、私の出番なのです。チャンピオンの仕事中に、緊急事態が起きたとき対処するのが、付き人である、私の役目なのです。どうか、解ってください。………それに、私の用は、ほんの些細なことなんですから、大丈夫です。」
そう言っていた少女の姿は、まるで、無理をしている様に見えた。
「君の、学園までの用って、一体何だったのかな?」
「それは!その、………実は、昔約束をしたんです。」
「約束、かい?」
「はい、小さい頃にある一人の、男の子と、約束をしたんです。その子に、私は何時か必ず、強くなって、誰もが認めらる。最強のトレーナーになる。そして、どんなポケモンも、直ぐに助けられる存在でになるって、そう約束をしたんです。」
「その子と、会えるから私に、着いてきたいと、行ったのか。なら、君も、一瞬に来た方が、良いのでは無いのか?」
「……私には、彼と会って話をする事は、出来ません。彼との約束が、まだ守れてないんですから。……それに、彼と会って、私が普通に話をする事が、出来るとは、限りませんので。」
少女は、少し顔をあげて笑みを浮かべた。だがその笑みは、無理して行っているように見える、そんな笑みだった。その偽りの笑みは、決して外さない、そんな気持ちが強くあるように見える。
「でも君は、その約束の子と、会いたかったのでは無いのか?」
「少し、違います。………私は、少しでもいいから、彼の、元気な顔が見たかった。それだけなんです。でも、もし、彼の顔を見れたからといって、私は、罪悪感が出来るかもしれません。だから、もういいんです。」
少女は、悲しそうな笑顔をしながら、そうワタルに、言ったのだった。ワタルは、この子に、自分は、何ができるのか、何が子の少女の為になるのか、わからなかったのだった。
「そうか、……すまない、こんなことを、聞いてしまって。」
「大丈夫ですよ。私はそこまで、辛くはありませんから。……むしろ、彼が、私の事を、覚えているのかもわからないですから。」
「……、本当に、すまない。それでは、この、異常気象を、調べておいてくれ。何かわかったら、直ぐに知らせてくれ。頼んだぞ、カナ!」
「はい!」
そう言い、ワタルは、カナと呼んだ少女に、この異常気象を、託しトキワシティを後にして、ポケディアン学園がある、タマムシシティに行くのだった。
残ったカナは、ワタルの後ろ姿を、見て、静かに涙を流したのだった。この姿を、見た人は、いなかった。
「うっ……。くぅっ!はぁはぁ。…ナツキ、………会いたい、会いたいよ。でも、約束、した、から、駄目、だよね。今の私を見たら、きっと、貴方は、怒っちゃうよね、まだ約束を、果たしてないのに、何で、会ったんだって。でも、やっぱり、一目で良いから、貴方に会いたい。会って、少しで良いから、話がしたい。」
カナは、涙を流しながらそう呟いていた。本当の、気持ちを、押し殺して、苦しくとも、我慢して、ワタルを見送っていたが、涙は、やはり正直なので、本人が止めたくても、止まらないようだ。
「……行かなきゃ。異常気象を、調べるって、ワタルさんと、約束したんだから。」
そう言い、涙を吹いて、歩き出した。雷雨が、強く、なっている場所に、歩くのだった。この異常気象を、何とかするために、そして、約束をした、少年との、ナツキとの、約束を果たすために、少女は、歩き出したのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とある町外れの家のなか、不気味な事が目に見えてわかるほど、おぞましい家の中、何かが聞こえてくる。
「もう少しだ。もう少しで、完成する。私達の、長年の、夢が、ついに完成するのだ!」
白衣を着た、謎の男が、そう一人で、呟いていた。その男の前には、沢山の、珍しい、ポケモンが、いた。それも、カントー地方には、生息しない、ポケモン達だった。その地方には、その地方のポケモンが、それぞれの進化を、行って住んでいるのだった。それを、変えるようなことを、する事は、それぞれの、環境を、壊してしまうのかもしれないため、トレーナーは、自分の所有している、ポケモン以外を、他の地方に、持ってくることなどは、しないのである。だが、この男は、野生のポケモンを、この地方に、持ってきたのだ。やってはならないことを、ポケモンの博士ですらしないことを、平気でやってしまったことは、ポケモン協会等が、黙ってないのだが…。
「この研究結果から、導き出されるように、やはり、他の地方から、連れてきたポケモンと、この地方のポケモンとの、遺伝子は、少しだが違うことがわかった。それは、他の科学者も、既に、知っている。だが、其処から、色々なポケモンの、遺伝子を投入した、新しいポケモンを作った者は、誰もいない。クローン計画は、危険とみなして、中止を宣言していたが、それは、愚かなことだ。何のための研究結果だ。必要だからこそ、クローン計画が、生まれたのでは、無いのか?」
そう呟きながら、男は、歩き出した。研究室から、自室と思われる場所に、男は歩き出した。男は目の前にあった写真立てを持った。
「…私達の研究が、正しかったことを、今、証明仕様じゃないか……、フジよ。」
男の写真の中には、男の若き姿と、同じように、肩を組んだ同じくらいの男との姿が、撮られていた。この男は、その写真を、軽く撫でた。嬉しそうな顔をしている写真の姿とは違い、今の男の顔は、少し、寂しそうな、顔をしていた。その理由は、この男にしか知らないだろう。例え誰かが知ったとしても、この男は、止まらなかったのかもしれない。苦しい、寂しい、辛い、この様な感情が、もたらすことは、成長か、あるいは、悲劇なのかもしれない。人の感情は、ポケモンよりも、難しいのかもしれない。
「必ず、叶えてみせる。私達の夢、"最強のポケモンを作る夢"を、必ず叶えてみせる。絶対に!」
TO BE CONTINUED…
ち、力尽きました~。
「だから、大丈夫かって聞いたんだよ!全く、力尽きるまで、書くなよ!」
だ、だって、早く配信したかったんですから。というか、そんなに怒らないで下さいよ~ナツキ君。怖いです……。
「そんなに、落ち込むなよ。全く、そんなんで、次の最新出来るのかよ。」
今度は、大丈夫ですよ!きっと、多分、もしかしたら。
「……自信ないのかよ。」
はい……、自信は、ありませんです。
「全く、というか聞きたかったんだけど。」
何ですか?
「この後書きコーナーと、さっきの前書きコーナーは、俺達二人だけか?」
前書きは、二人だけが、多いですが、後書きコーナーは、次の話からは、ゲストも呼びます。呼べれたらですけど。
「いや、呼べるだろ、お前のキャラなんだから。」
嫌だって、私の言うことを、聞いてくれるような、優しい子だとは、限らないですもの。君の、妹さんは、多分来てくれると思いますけど。
「確かに、あいつは来るだろうな。ってそんな事を、思ってんじゃねーよ!作者だろ!」
はい。そうですね、頑張ります!私!もし来てくれなさそうな時は、ナツキ君、手伝ってください!
「わかった、わかった。それじゃあ、そろそろ終わるか。」
そうですね、時間も時間ですし。では、今回は、ここまでです!
「起立!気を付け!有難うございます!」