危険な提督と娘達   作:片栗虎

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初めての敗北を知った面々に慰めの言葉をかけて回るぞ


個人面談 01

「武蔵?ちょっといいかね?」

 

「ばっ!馬鹿!!」

 

武蔵の制止をスルーして室内に突入する。

 

この焦りようは恐らく風呂上がりなのだろう、約束されたラッキースケベ【エロスカリバー】にいざ行かん!!!

 

「は!入ってくるな!!」

 

「……あれ?」

 

そこには勝ち気で自信に溢れる脳筋武蔵(ファイナルオパーイ)は居なかった。

 

普通の少女の様に弱々しく止めどなく溢れる涙を必死に拭っている女の子がいる。

 

「なんでぇ、入ってくるんだよぉ……」

 

ヤバイぜ!

 

俺はエロス対象(毎晩のdinner)でしかなかった武蔵に胸がときめいてしまった。

 

そしてこの予想外の出来事にただ狼狽えるしか出来ないでいる自分の不甲斐なさ(へたれっぷり)に心底呆れる。

 

このまま引き下がっては男が廃るってもんだ!動け!我が脳細胞!たぎれ!我がパッション(情熱的な何か)!!

 

「む、武蔵?今回は……その、あ……相手か悪かっただけだ、錬度(level)が違いすぎたし……いや、引き分けただけでもすごい事だし……」

 

うーん、調子が出ない……

 

「やめてくれ……私に慰めなど不要だ……」

 

そんな泣きながら震え声で言われても……。

 

「大丈夫だ、今回の演習で皆の錬度(level)も上がった、次は勝てるさ」

 

「うぅ……ていとくっ……」

 

これは!チャンスやで!!!

 

俺はなにも言わず武蔵に対して熱き抱擁かわす(だいしゅきホールドではない)

 

「武蔵……」

「ていとく……」

 

ヤバイ!近い!今日はズボン履いてきて良かったぜ!何とかズボンで【マイサン】(ちんこ)の膨張を防ぐことが出来て……。

 

「おい?貴様……」

 

「ひよ?」

 

「私が落ち込んでいると言うのに……」

 

はっ!?しまった!まさか今までずっとチャック(社会科の窓)全開だっだと!!!

 

「消え失せろっ!」

 

武蔵の無慈悲な右ストレート(一撃必殺)が俺の肋骨を全てへし折った。

 

「ぐほっ!!!」

 

俺は命絶え絶え血へどを撒き散らして医務室に向かった。

 

「全く……落ち込んでた自分が馬鹿らしく思えるな……ふふっ」

 

去り際に武蔵の笑顔を見た気がした。

 

 

 

 

医務室

 

「イヤー、ここのバケツは人間にもよく効きますな~!

 

「いや、それ人にはきかんはずじゃが……まぁいいか」

 

さてと、チャックも閉めたしお次は加賀さん……は後にとっておいて……

 

「オーイ、多摩ぁ~いるかー?」

 

返事等聞かずに入室だ提督万歳だな。

 

「にゃ?提督?チャックがしまってるにゃ?」

 

こいつ……気付いてたんかい!くそぅ!チャックさえ閉まっていれば今頃R-18な展開に……。

 

「提督?何か用かにゃ?」

 

「いや、今回の敗北について多摩の意見を聞きたくてね?」

 

 

「う~ん……」

 

流石に多摩には難しい問題だったか、仕方ないここは優しく教イク的指導といきますか

 

「ふふっ、なんで負けたのか?多摩はそんな簡単な事も……」

 

「あんまり同じ艦隊の面子の悪口は言いたくないけど、提督が意見を聞きたいなら言わせて貰う……にゃあ」

 

わざとらしく語尾ににゃあを付けたが果たしてこいつは多摩なのか?

 

「まず始めに錬度の差が明白な相手にルール上の事とはいえ、あの相手に引き分けたのは素直に称賛に値すると言っておく、私と加賀のオバサンは始まる前に諦めていたにも関わらず良くやったと思う」

 

加賀さんには言えないな……

 

「それでも負けた理由は他にもある、1つめは全くのノープランで挑んだこと、脳筋の指示は突撃だけであとは各々対応しろだった、猪ってレベルじゃないよね?」

 

武蔵の指示も確かに問題だがそこまで言わんでも良いじゃないですか!

 

「あとおのオバサンね、艦載機壊されたくないからって紙飛行機とばしてるの見て私も勝負を捨てたよ……」

 

これは酷い…… 。

 

「でもまぁ、脳筋の錬度が上がれば1人でも勝てるかもね?って加賀さんが言ってたにゃあ」

 

「いや、加賀さんは自虐趣味は無いと思うが」

 

「にゃにゃあぁ!!」

 

「ま、まぁ、参考にはなったよ、多摩が腹黒キャラだともわかったしな」

 

多摩の部屋を出た後に今までの多摩の言動を思い返すと何だかんだで俺を陥れている節がある事に気が付いた。

今後は気を付けねば……。

 

さてと、お次はやはり問題児のあの娘だな?

 

続いとけっ!!!

 

 




R-18への道は遠いのだ
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