危険な提督と娘達   作:片栗虎

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艦娘達の本性を暴く提督の御訪問の旅は続く


個人面談 02

武蔵と多摩の意外過ぎる一面を垣間見て不安と期待が探求心となり目前の扉を開く。

 

「加賀?ちょっといいか……」

 

「何か用ですか?」

 

何故か加賀さんは臨戦態勢で和弓を此方に向けて構えている。

寝ようとしていたのかパジャマ姿だ。

 

「その格好で射つと乳首が飛ぶぞ?」

 

おっと、また思っても無い言葉が出てしまったか……

 

「はぁ?一体何の用ですか?」

 

「いやなに、演習の反省点を個別に聞いて回っているんだが、結果は引き分けたが明らかに我々の敗けだと思うが、何か意見はあるかね?」

 

「……」

 

加賀さんは無言で弓をおろした。

 

「敗北の原因は明確です……」

 

「錬度の差っだろ?」

 

加賀さんは普段から半開きの瞳を一瞬だけ大きく見開いた。

 

「……提督は他にも原因があると思いますか?」

 

ふひひ、ここは一気に攻め立てるのが吉だな?

 

「あぁ、それは君が一番解っていると思ったが?違うのかね?」

 

真っ直ぐ此方に向けていた視線が明らかに泳いでいる、もう一押しか?

 

「提督は敗因が私にあると言いたいのですか?」

 

「いや、そうは言っていないが、どうやら君自身は責任を感じている様だが?」

 

ふひひ、加賀さんは拳を固く握りしめてるぞ?泣くぞー?絶対泣くぞ?ほーら泣くぞー?

 

「確かに……手を抜いていたのは事実です……私の、私の艦載機達を!!こんな演習何かで傷付けたくなかったんですぅ!!!!」

 

物凄い気迫だ!私の艦載機と言う言葉は恐らく私の宝物と同義語なのだろう……

 

「あ、あぁ、まぁ、本番ではその自慢の艦載機達を存分に活躍させてくれればそれで良いんだ!それではまた……」

 

ふっ、情けないことに俺にはこれ以上追及することが出来なかった。

 

加賀さんは艦載機ラブっと……

 

何だかんだで我が艦隊の娘達は一癖の強い奴等だったな、さてと、最後は響ちゃんだな彼女がノーマルなことを祈るばかりだ。

 

「響?入るぞー?」

 

「と、言いながら既に入ってるね?」

 

今更そこをツッコミを入れるとは、ノーマルっぽいぽーい!

 

「今日はご苦労様、大破した姿は前屈みものだったぞ」

 

「?」

 

うぶな反応だぜ?

 

「今日の演習に対しての意見を聞きたいのだが、何かあるかね?」

 

響は同じ響の改造版にやられていたし、そこら辺をついてくるかな?

 

「二人なら……二人なら負けな……かったよ……」

 

何故かいきなり泣き出してしまった!?

 

「お!おい響?どうした?」

 

「うぅ……私達二人が揃ってれば……まげながっだよぅ……」

 

完全に泣いてしまった……しかし私達二人?どういう意味だ?

 

「うーむ、一旦落ち着け」

 

俺は優しくポケットティッシュを手渡した。

 

「うぅ……」

 

暫くしてようやく落ち着いたのか、響はぽつりぽつりと

語りだした。

 

「大潮と私は改造こそされていないが先代の提督の時から実践で提督の援護や囮などの任務をこなし錬度は相当あるんだ、だけど大潮がいないと私は力を発揮出来ないから……」

 

「なんと!君と大潮が歴戦の猛者であったとは……しかし、大潮は最近見かけないな……何故だ?」

 

「そんなの解らないよ!提督は何か身に覚えは無いの!!」

 

やや激しい口調に若干狼狽えたがぼんやりと何かを思い出した気がした。

 

「うむ、とにかく大潮と一度話してみる必要がありそうだな、響?教えてくれてありがとう」

 

俺は足早に大潮の部屋へと向かった。

 

 

まだ続けっ!

 

 




気付いたらパート3まで行ってしまった!
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