男と俺は夜通し艦娘の魅力について語り合った。
奴は響の魅力を推しているが、その表情は炉厘魂そのものだ。
俺はと言うと……。
「……えーと、武蔵の淫乱ボディは他の追随を許さないよなー?」
「はぁ?お前、目が腐ってんのか?なんであんな脂肪の塊が良いんだよ?やっぱり響とか松型みたいな余計な脂肪が全く無いperfectbody!それこそが至高だろうが!そんな事も解らんとは……」
くっ、何故だか悔しいぜ!こうなったら俺も正妻大潮の魅力を語り尽くしてやるぜ!!!
「ま、まぁ、確かに可憐な少女も捨てがたいものがあるよなー?俺の嫁の大潮なんかも……」
駆逐艦の中でもガチ中のガチで知られるランドセル標準装備の朝潮型、その二番艦の名を聞いたとたん野郎は真面目な顔をして聞きに入った。
「……えーとぉ……大潮の魅力は……あれだな……いつもワーワー煩いし、装甲薄いのに支えて見せますとかワケわからんし……エロい知識も皆無で……その割りに嫉妬深い、鎮守府を脱走したこともあったなぁー……」
「おい……お前……」
男の回りにどす黒いオーラの様なものが纏われ、周りの空間が重く淀んでいく……。
「あ、いや!ちがうんだ!!何故か解らないが大潮の魅力が全く思い浮かばないんだ!!だが!!俺はアイツを心底好きなんだ!いずれは胸も成長して、くそエロい艦娘になってくれるはずだし……」
「うがぁぁぁぁ!!!」
唐突に奴が呻き声を上げる。
「嫌だ~!!!響の胸がバインバインになるなんて!!絶体に認めんぞ!!!」
現在、艦娘の身体の成長のメカニズムについては研究中であり、これまで第二次改装によって体つきに変化が見られた艦娘も発見されている。
最も顕著な例を上げると長良型軽巡の五十鈴や白露型等である。
「安心しろ!響は成長してもまな板だ……大潮は少し膨らんだ気がする……多分……」
「ところでお前に質問がある」
野郎はいきなり真面目な顔をして聞いてくる。
野郎の質問なんざ普段の俺なら、得意の菩薩の拳で粉砕して玉砕して大喝采しているところではあるが、まぁいい、特別に答えてやろう……。
「言ってみろ?」
「お前の目の前に素っ裸で欲情する艦娘が3人いるとする」
俺の【マイサン】はピクリと反応する……抑えろ!野郎の前でイチモツを晒すわけにはいかないぞ?
「……一人は睦月型の睦月、もう一人は最上型の三隈、もう一人は潮型の潮だ」
俺の脳内のポケモン図鑑が音をたてて艦娘を検索する!今聞いた3人は前刻輪台鎮守府には居なかったが、図鑑とwikiにはしっかりその詳細が記されている。
睦月……可愛らしい外見通りの少女である、三隈中身はともかく重巡らしからぬロリっこボディの持ち主だ……となれば俺が選ぶのは勿論……。
「ロリ巨乳の潮ちゃんに決まってんだろカスがぁ!」
つい興奮してしまい、荒い口調になってしまう。
「やはりか……どうやら俺とお前がこの先解り合えることは、地球が滅亡しても無いだろう……」
「あぁ、そもそも俺は別にロリコンじゃないしな?」
奴は少しムッとしたがすぐに冷静な表情に戻る。
「ふっ、ロリコンを笑う奴はロリコンに泣くと言うがまぁいい」
そんなことわざは聞いたことが無いがまぁいいか、俺は寛容な心で奴の戯れ言を受け流してやる。
「このままお別れするのも味気無い、お前に艦娘を一人だけ預けよう、この3人から選んでくれ」
大城戸博士は手をパンパンと叩くと、小さな小屋の中かか3人の艦娘が姿を現した。
そして、この物語の本当の冒険が始まろうとしているのであった!!!
本日中にもう1話投稿します。ヨロシコシコシコシコシコシコ……ふぅ……