危険な提督と娘達   作:片栗虎

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無敵艦隊に新たなる戦力が投入される!


新たな戦友?

最強の提督の無敵艦隊、今日は対深海棲艦についての作戦会議を行っている。

 

いつもとは雰囲気も違い皆真剣に俺の話を聞いてくれる。

 

「今現在の状況は利根率いる別次元の鎮守府が世界各地で深海棲艦の迎撃を行っている、我が艦隊はとりあえず鎮守府周辺の海域の防衛を任された訳だが、武蔵君?先ずは君の意見を聞こうか?」

 

ふっ、いつもセクハラばかりしている私ではないのだよ?

 

「ふっ、提督よ?深海棲艦程度、私1人で十分だぞ!」

 

加賀さんが呆れて多摩がニヤニヤしている、響は何故か元気が無い……

 

「武蔵よまた大破して俺のオカズになりたいのか?」

 

「はぁ?」

 

おっと、ついブラックなジョークが飛び出しちまった、俺の中に流れるラテンの血は抗えんな、当の本人は意味が解っていない様なので一安心だ。

 

「提督?話を進めても良いですか?それとも、この無駄な時間を早々に切り上げて艦載機達の世話をしに行っても良いですか?」

 

くっ、加賀さんは正体がバレてからはその艦載機愛を全く隠そうとしなくなった。

 

「いやすまない、加賀さんの意見を聞いても良いかな?」

「……隊の錬度はやはり実践で上げていくしかないでしょう、今最も優先すべき事は兵力の増強だと思います」

 

成る程ね?流石は加賀さんだ。

 

「その言葉を聞きたかった!」

 

今我が艦隊の保有している資材は僅かではあるが、運を天に任せて建造をしてみようと思う!

 

「そろそろ此処のメンバーも見飽きてきた所だしエロい娘だったらそりゃもう後ろから前からってもんでさぁ!」

 

「……」

「……」

「……」

 

しまった!!!本音と建前が出てくるタイミングを完全に間違えやがった!!!三人の列羽の如き視線が俺の心を貫く!!

 

「とまぁ、冗談はここまでにして建造を開始するとしよう」

 

なんとか上手く誤魔化せたようで何よりだ。

 

「唐突に反吐が出そうな戯れ言が出てきましたが、正直どうでも良い事なので後程武蔵さんに折檻して貰うとして」

 

「ふっ、その役目この超弩級大和型二番艦!武蔵が任されたぞ!」

 

何故かやる気が満ち溢れている武蔵に大人の折檻をしてやりたくなるがここはぐっと、堪える大人面も併せ持つハイブリット提督に隙は無かった。

 

「運任せで建造を行うと言うのは建設的では無いと思いますが?」

 

そんな事言ったってどうしようもねぇだろこのアバズレ艦載機狂いっ!!

 

「なんです?その反抗的な目は?もっと狂育が必要だったかしら?」

 

「いえ、なんでも御座いません女王様っっっ」

 

「いつまで夫婦漫才やってるのにゃ?」

 

可愛らしいのになんだか臼黒く見えているのは何故だろう?

 

「えーと、では加賀さん?何か良い方法はあるかね?」

 

「戦力の増強なら資材を私に預ける事をおすすめします

。何も戦艦を建造するだけが戦力強化に繋がる訳では無いのです!!」

 

いつになく熱く語る加賀さんの演説に俺の清らかな魂は更にレクイエムな状態にまで昇華されたのだった。

 

「わかった、この件は加賀さんにお任せしよう!!存分に我が無敵艦隊を強化してくれたまえ!!!」

 

「ふふ、聡明な提督の賢明な判断に痛み入りますわ」

 

 

 

 

 

 

その後、新たな戦友が増えることは無かった。

 

加賀さんが物凄い笑顔で彗星12甲を飛ばして遊んでいるのは見なかった事にする。

 

 

 

 

 




グレードアップした加賀さんの今後に期待が集まりますね
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