「さぁ!どうする?さぁ!さぁ!さぁ!!」
「本当にうるさいごみですね?やはりここは二手に別れるのが良作でしょう、武蔵さんと私は海路を断裂している敵を殲滅、残りは万が一の為の食料確保、これで決まりです」
異論のあるものはいなかった。
流石は知性派加賀さんだ!瞬時に最適な役割を決めてすかさず策を決定する。
「只の艦載機マニアでは無かったわけだ!」
「……役立たずは鎮守府の掃除でもしてなさい!!」
明らかに不機嫌な加賀さんは武蔵を引き連れ行ってしまった。
「提督?それじゃ多摩とおちびも行ってくるにゃ」
「おちびじゃない響だ」
「にゃは、提督はアッチを見に行ったほうがいいにゃ!こっちは見てても面白くないからね」
なるほど、ssである以上面白みは大切な要素だ!多摩はそこをしっかりと理解しているのだな?だから前の会議でも敢えて流れに任せていたのか……お陰で俺がボコボコにされたけど……。
俺は多摩の的確な助言の意図を理解した。
「大破して弱々しく怯える加賀さんを思い切り罵って悔し涙をボロボロと流す様をオカズに白飯3杯頂く……グッジョブ多摩!!」
俺は溢れだす劣情で下半身が爆発するのを懸命に堪えて加賀さん達の後を追った。
「……司令官は気が狂ってるのか?」
「アレが正常運転にゃ」
「うおぉぉぉおぉぉっっ!!!」
俺の持てるすべての力を股間に注ぎ全エネルギーを放出した。
「ふぅ……さてと、加賀さん達は実践は初めてな筈だ、少しでも手助けが出来るかも知れない、急がねば……」
俺は悟りの末に賢者となっていた。
先程までの邪念に満ちた状態では加賀さん達の警戒心を無駄に煽ってしまう、そうなれば冷静さを欠き最悪の事態を招きかねない。
「うおぉぉぉおぉぉっっ!!!」
「ふぅ……」
「うおぉぉぉおぉぉっっ!!!」
「ふぅ……」
俺は体内のあらゆる機関から溢れでる邪念に抗いようやく加賀さん達に追い付くことが出来た。
「お?今出撃したところか?どうせ加賀さんが艦載機の整備でもして時間くったんだろうな」
さてと、俺も専用機に乗り込んで追跡するとしますかな?
俺は自慢の鋼鉄艦【煉獄】に乗り込み全速力で二人を追った。
「流石に艦娘に追い付くのは無理か……明治時代の骨董品だからな……」
此処からは視点を加賀さんに変更してお送りするよ!
私は愛する艦載機達の定期洗浄を追えて、武蔵さんと二人で深海棲艦を根絶やしにするべく鎮守府正面の商業海路までやって来た。
「敵を確認できたら私が突撃して敵を一掃する、加賀は艦載機で討ち漏らした敵を撃退してくれ」
「はい、わかりました」
結局何も考えないで突撃するだけか……
私はおもむろに紙飛行機を取り出し矢じりに取り付けた。
「お?早速お出ましか?超弩級戦艦大和型二番艦!武蔵参る!!!」
いつもの台詞を吐いて猪突猛進真っ直ぐ敵の方に向かって行ってしまった……敵は駆逐艦イ級4隻……私必要だったかしら?
「たったの4隻でこの武蔵を止められるか!?」
あーあ、なんか調子に乗ってるけど、初めての実戦だってこと忘れてるのかしら?御目出度い通り越して健忘症の気があるのかも……。
「くっ!すばしっこい奴等だ!」
案の定武蔵さんの砲撃は全く当たらず逆にごく僅かずつではあるが武蔵さんのダメージが蓄積されていく
「武蔵さん!がむしゃらに撃っても当たりませんよ?相手の動きを予測して撃たないと……」
武蔵さんに声をかけた時、瞬間的に隙が出来たのか敵艦のうちの1隻が砲撃をしてきた。
「くっ!!」
私は無意識に両手で愛でていた零式艦上戦闘機で受けてしまった。
「…………」
次回っっ!あの某有名バトルマンガとクロスオーバー!?
続け!
恐らく最初で最後の加賀さん視点だ!