全世界首脳会議が始まる。
俺は護衛にタ級とチ級を引連れて、刻輪台鎮守府へとやって来た。
加賀さんはお家で赤城と艦載機の開発をして遊んでいる。
「久し振りだな?元刻輪台鎮守府提督?相変わらず間の抜けた面をしてるな?」
両脇に大鯨ちゃんと神通を従えた大艦巨乳のメガネドライブが俺の前に立ちはだかる。
その長身を存分に活かしてこれでもかと見下してきやがる……。
「貴様から瓶詰めの手紙が届いた時は流石に我が目を疑ってしまったぞ?」
ふぅ、海流とか全くわからなかったけど運良く届いて良かったぜ。
「提督、ワタシが届けマシタ」
タ級が耳元で囁く、流石は秘書艦だ、気が利くぜ。
「だが……貴様のおかげで世界を一つにする手間は省けそうだがな?アレを見てみな」
武蔵が親指で差した先には、色んな国々の偉そうなオッサン達がお淑やかに着席していた。
「各国の国家元首達だ、アメリカと北朝鮮以外は暴走した深海棲艦の連日による攻撃によって疲弊しきっていてな、大会に参加する戦力を有してはいないが不戦敗として参加し、優勝戦力と同盟を結ぶ為にやって来たのだ」
「なるほどな……」
武蔵の言っている事の1割も理解できないがココは知ったかぶりをかましておく。
「よし!役者も揃ったことだ、会議を始めようか」
その後各国の国家元首ども(不戦敗確定組)は契約書にサイン捺印して帰っていった。
「ヘーイ!雑魚どもがgo outした所で!さっさとtournamentのルールをキメちまおうかぁ!?ファッキンboy!」
「???」
武蔵は英語がわからなかった。
「提督、大会のルールを決めましょうHarryと言ってます」
神通がすかさず要約する。
一時的とは言え俺の秘書艦として働いてくれた神通、一番まともな秘書艦だったな……。
「どんなるーるでも我々が最強ハムニダ!」
北の偉い人が人造人間19号のモノマネをしている。
「提督、モノマネでは無くアレは素のヨウデス」
流石は南朝鮮を火の海にして統一した英雄だ、素で観衆を沸かせるほどのギャグを持っているとは……。
その後訳の分からないルールが決まり、解散となった。
「タ級、メモはとったか?」
「イエ、メモをとるほどの事は無かったですね」
「そうか……では大会に出場する艦隊の編成は任せる」
「ハッ!承ります!!」
俺達は用意された宿に着く、今日はもう遅いからと神通が用意してくれたのだ。
「ワタシは一足先に棲家にモドリマス、提督はゆっくり休んでからで良いですよ?」
「あぁ、そうさせてもらうか」
「ではっ!」
タ級は張り切って帰って行った、よし……これで何とかなるか、タ級には悪いがこの催しは俺が安住の地を手にする為の作戦にすぎないのだ。
恐らくと言うか、確実に俺達が勝ち残る事は無い、刻輪台、佐世保、大湊、舞鶴の連合艦隊が優勝するだろう。
俺は懐に忍ばせておいたマル秘計画書を眺める。
ふふふ、大会参加の為に人員を割き手薄になった大湊警備府を手に入れる……完璧な計画だ、天才的……いやむしろ悪魔的発想!!
「うわははははは!!!」
「随分と機嫌が良さそうじゃのう?」
「ウヒッ!」
突然何処からか声がして、思わずはしたない声が出る。
「何じゃ?素っ頓狂な声を上げおって……」
「この声、利根提督か?」
「うむ、その通り我輩は利根である!」
その場の邪気を吹き飛ばす様な明るい声は、目の前の扉の奥から聞こえてきた。
「久し振りだな利根提督?しかしなぜこの部屋に?」
俺はその扉のドアノブを回し思い切り引いた。
「いや、お主こそなぜ我輩の部屋……あっ……」
「あ……」
扉の向こうには全裸で下着(おぱんちゅ)を履いている最中の利根提督の姿があった。
なるほど、他の重巡程ではないが駆逐艦よりは女性的な身体をしているらしい、駆逐艦ボディなどと罵って悪かった。
俺は利根提督の裸に向かって両手を合わせて、謝罪の意を示す為一礼する。
「ばっ!馬鹿者がぁぁあぁぁ!!!!何を拝んでおるかぁ!!!消え失せろ!!!」
利根提督の飛び膝蹴りが俺の眉間にクリーンヒットした!!
「ぐぼぉはっ!!」
性欲が無いと女の身体も冷静に見る事ができる……そんな事を思いながら俺の意識は、強制的な
因みに部屋を間違えていたのは利根提督の方であったが、何故か翌日武蔵達の視線は更に冷たいものになっていた。
待て次回!!
提督性欲はいつも取るのか?戻らないのか?乞うご期待!!