ワイルドターキー 900円と麦茶を買って帰りました。
艦これブースの人気っぷりを見て安心して艦これを続けて行こうと思えました。
「ふぅ、壮絶な戦いであったの?」
「本当に……この場に私が居ない事が悔しくて仕方ないですね」
妙高は表情こそ穏やかなものだったが、その拳は固く握られ、机はミシミシと音を立ててひしゃげている。
「……ははっ、まぁ落ち着け?次の試合が始まるぞ?」
「……うふふ、そうですね……最後まで我慢できる自信はありませんが、2回戦を始めましょう」
実況席がにわかに殺気立ってきた頃、深海鎮守府の次鋒ル級が試合場にあらわれた。
「さぁ!ワタシのアイテハ誰だ!!早く出て来い!!」
「………………」
静まり返る会場……。
「ドウシタ?何故誰も出てこない?」
「………………」
ル級の怒号に対しての中国側が出した答え、黙殺……。
「なんじゃ?何故誰も出てこんのじゃ?」
「さぁ……怖気づいてしまったのでしょうか?」
妙高は自身で予想しながら、その予想が間違っている事を理解していた。
「まぁ、中国側が怖気づく要素が無いような気がしますが……」
先鋒戦で圧勝した中国が深海鎮守府を恐れる理由は皆無である。
「……」
会場の誰しもが困惑する中、試合場へらんま2分の1に出て来そうな、呪泉郷の管理人みたいな男があらわれた。
「你好、ご説明するアルよ、我が中華水軍の艦隊的娘の中で他国と渡り合える艦隊的娘は先ほどの遼寧だけだたある!……という訳で……非常に不本意ではアルアルが、この試合は放棄させてもらうヨロシ!」
その男は最後に高々と拳を振り上げながら、非常に堂々と勇ましい態度で敗北宣言をして、会場を立ち去った。
「……」
呆気に取られ黙りこくるル級は立ち去る男の背中をただ眺める事しか出来なかった。
「……よし!計画通りだったな?ル級よ!」
深海提督はフラフラとル級に駆け寄り肩を軽く叩いた。
「……するな……」
「ん?どうした?ル級ちゃん?」
「ワタシを馬鹿にするなー!!」
怒気を多分に含んだ咆哮と共にル級の左拳が深海提督の顔面にクリーンヒットする!!
「グワぁあぁあ!!」
深海提督はさながら戦艦の砲撃如く吹き飛び、天井に身体ごと突き刺さった。
「ハァ……ハァ……!クソっ!」
息を切らせたル級は、吹き飛ばされた提督の方を振り返ることも無く会場を後にした。
「うーん、なるほどのぅ……深海鎮守府はルールに救われた形になったわけか……眠れる獅子は侮りがたしと言ったところかの?」
何かを納得したように手を叩いて頷く利根提督、妙高は何も言わずに試合場を眺めている。
一個人の秀でた能力だけで戦争に勝つ事は不可能、妙高の目はそう語っている様であった。
「私には頼れる妹達がいるから、何も気にせず暴れられる……」
「……そうじゃのう、そんで勝手気ままに暴れた結果が今という事じゃ、時には引くのも強さじゃな?」
利根提督が意地悪っぽく呟くが、妙高は別段気にしていない様だった。
待て次回!、
だがしかし更新は遅い!