最近艦これ全くやってません、アズレンが悪いんです。
俺は走った、走って走って……走り続けた。
「ちょっと待って下さい!」
突然俺の手を引いて引き止めたのは、川内型の次女神通だった。
「姉さんの……仇を討ちに行きたいの……」
神通は目に涙を溜めながらも、固い決意を思わせる瞳で俺を見詰める。
「……」
どうする?ここは流れに任せてフランス遠征の流れか?しかし、敵の正体も分からない現状で特攻すると言うのは……まぁ俺は死なないからどうでもいいが……。
「勘違いしないで下さい、武蔵提督から許可が得られなかったので私の独断で勝手に仇討ちへ赴きます」
「は?」
なるほど、先程の決意の眼差しは此処を捨て死地に向かう覚悟という事か。
「そうか、仇討の成功を陰ながら祈らせて貰おう」
ふぅ、どうやら厄介事に巻き込むという訳では無かったらし……。
「司令官さん!!」
「うひっ!?」
いきなり怒鳴られた俺は、情けなくも尻餅を着いてしまった。
「司令官さん!!一緒に!一緒に行きましょう!!」
そのクソでかい声の主、俺の妻である大潮は涙を流して俺の肩を掴みかかってきた。
「山雲ちゃんと朝雲ちゃんが……川内さんと一緒に……轟沈、しました……私の大事な妹達……」
「大潮……」
やはり最後に頼るのは最愛の夫であるこの俺か……ふっ、仕方の無いやつだ。
俺は大潮の震える肩を、優しく抱いてやろうと近寄る。
「ぐおっ!?」
その刹那、俺の横っ腹に衝撃が走り俺は廊下の壁に全身を強か打ち付けてしまった。
「педофил(ロリコン)司令官、すぐに出発の準備をするんだ愚図は嫌いだ」
どうやらヴェールヌイ(刻輪台)に脇腹を蹴り飛ばされた様だ、肋が数本グシャグシャに砕け散ってあまりの痛さに失禁しながらも、俺は平静を装い立ち上がる。
「響……いや、ヴェールヌイと呼んだ方が良いかい?」
「いや、どちらの名も呼ばないでくれ」
「……」
「神通さん!私達もついて行きます!」
「大潮さんにヴェールヌイ(刻輪台)さん……ありがとうございます」
3人はお互いに肩を抱き合う……うむ、俺が完全に無視されてはいるが良い光景だな。
「よし!まずは武蔵提督の許可を得る方法を皆で考えよう!!そして許可がおりたら改めて連合艦隊を組んで一気に敵を叩き潰す……遠慮はいらん!姉妹の仇だ好きな様に嬲り殺して構わん!!」
「……おや?」
俺は熟考の末に導き出した、ナイスな提案をしたがそこには、先程の3人どころか人っ子1人居なくなっていた。
「今日も鎮守府は平和でしたっと」
俺は心の中で日記を付けると自室へ向かって歩き出した。
待て次回!?
不定期ながら更新はしていく予定です。