危険な提督と娘達   作:片栗虎

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日に3本と言う奇跡!


勝算?

俺達は大潮が用意してくれたクルーザーで、真っ直ぐフランスへ向かっている。

 

領海侵犯なんかの関係は神通が上手いことやってくれた様で、好きな航路で向かう事が出来る。

 

「いえ、恐らく武蔵提督が裏で手を回してくれたのでしょう、私だけではここまで自由には動けませんし……」

 

と、神通は言っていた。

 

武蔵の奴……粋な計らいをしてくれるぜ、神通達の独断の我が儘だと言うのに……泣けるぜ。

 

「大潮?」

 

俺は俺の傍を片時も離れない大潮に声をかける。

 

「どうしました?」

 

「いや、勝算はあるのかなと思ってな?」

 

相変わらず敵の正体は不明のまま、勢いと慢心だけで突き進んでいる。

 

こちらの戦力といえば、実は姉より強い神通と今や世界最強の駆逐艦2隻そして、道中でであった深海鎮守府の提督レ級である。

 

うーむ、俺に性欲が存在した頃に最後に触れた柔肌はこいつのモノであった。

 

今思い出しても興奮したのは覚えている、まぁ、あれは大潮だと勘違いしていたのだが……。

 

「オイ!あの夜の事……オボエテイルからな!!」

 

何故か憤慨したレ級に軽く後頭部を殴られた。

 

その衝撃で頭蓋骨が陥没した事は言うまでもない。

 

「あの夜って、なんの事ですか?司令官さん?」

 

「さあなぁ、なんのことだろうな?」

 

棒読みながらも機転の利いた返しをする。

 

「……まぁ、いいですけど……」

 

何故か睨まれる。

 

「勝算?私と大潮が居れば負ける事など有り得ないよ?」

 

自信に満ち溢れたヴェールヌイ(刻輪台)は大潮の頬をぷにぷにと触りながら言った。

 

「いや、前の大会で引き分けてただろ?」

 

ポロッと本音が飛び出した。

 

「……あ、あれは勝負がつかないから時間切れ引き分けになっただけだよ、無制限なら勝ててた試合だ」

 

「そうか……響がそう言うのなら安心だ、もう何も言うまい」

 

不安は残るが、俺が死ぬ事は無いし……何とかなるか。

 

「レ級さんもいますし、姉さん達の戦力と比べても引けを取らないどころか、かなり上回っていると思います」

 

確かにレ級……コイツだけは別格だ、かつて世界連合を相手にたった1人で壊滅寸前まで追い込んだ実績もある。

 

「確かにそうだな、レ級が居れば負けることは無さそうだ……しかし大潮?」

 

「ど、どうしたんですか?いきなり!?」

 

大潮は、急に深刻そうな顔をする俺を心配そうに見詰める。

 

「いや、すまない……俺に性欲が無くなってしまったばっかりに、お前に寂しい思いをさせる……」

 

……正直俺にベッタリの大潮を見ても何も興奮しない、大潮が悪い訳では無い、全ては俺の責任だ。

 

「いえ、司令官さんは、今の方が良いと思いますよ!前はすぐに色んなところを触って来て、少し怖かったので……えへへ」

 

「……」

 

響の人を殺せそうな視線が痛いぜ……。

 

「それに……」

 

「おっ!?」

 

大潮の唇が軽く俺の唇に触れる、子供がする様なフレンチなkissだ、確かに前ならdeepなKissを強要していたかも知れんが、今はこれだけでも愛されていると感じる事が出来る。

 

「コノドサクサニナキモノニスル……」

 

響が何やら物騒な事を呟いている。

 

この特別製のクルーザーならフランスまで大体1ヶ月程で着くだろう、食糧などの買い出しなども考えると2ヶ月と見ておこう。

 

「新婚旅行としては申し分無いな?」

 

「はい!!」

 

待て次回!!




アズレンのSS書こうと思ったけど、キャラがまるで掴めてない四コマ漫画とか出ないと難しいかも
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