危険な提督と娘達   作:片栗虎

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節分は恵方巻きの代わりにバナナを食べてました。


クイズ大会本線!!

バーリトゥードの大会だと思っていたが、突如として恋人クイズが始まってしまった。

 

自分でも何を言っているのか解らねぇ、頭がおかしくなりそうだ。

 

「このクイズは事前にお答え頂いております、皆さんのプロフィールをクイズ形式で出題させていただき、正解数の多さを競って頂きます!!」

 

なるほどな、ルールは至ってシンプル……お互いがお互いをどれほど周知しているかが勝敗を分かつ鍵となる訳か……。

 

俺は心の中で100%の勝利を確信した。

 

俺と大潮は夫婦の契を結んだ間柄だ、ケツの穴のシワの数まで把握済みだぜ!

 

「司令官さん!!」

 

大潮の大きな瞳にも、勝利を確信した自信が溢れ出ているのが容易に見て取れる。

 

「はい!!全力で行っきますよー!!」

 

ふっ、頼もしい限りだ……普段の乳臭さを微塵も感じさせず、ただ勝利という頂きにのみ照準を向けている。

 

ストイックなまでの勝利への渇望……いや、むしろ飢餓状態か?

 

勝つ事だけを求められ、死ぬ事すらも許容する艦娘の本懐を垣間見た気がするぜ。

 

「はいそこまで、大輔&花子さん10問中6正解です!」

 

大輔と花子は不完全燃焼といった感じの表情をしている。

 

恐らくこの大舞台で極度に緊張し、本来の力の半分も出なかったと言った所か?

 

「やっぱり……ずっと別居中だったブランクのせいです、悔しいです!!」

 

「アンタぁ、帰ったら仲直りfuckだからね?」

 

まぁ、別居期間が長かったのなら仕方ないか、悪いがこの小さな踏み台……容易く越えさせてもらうぜ?

 

「それでは気を取り直しましてぇ、提督&大潮ペア!行きましょう!」

 

司会の合図と共に俺と大潮は、別々の席へと通される。

 

【 提督さんに問題です!大潮さんは朝潮型駆逐艦の何番艦でしょうか!? 】

 

「……は?」

 

まさか、全艦娘の司令塔をしていた事もあるこの俺に、全艦娘の憧れだった俺に対して……。

 

「ふふふ、下らない時を過ごしたな大潮?すぐにこの下らない問題を解いて帰るぞ?」

 

「おおっとぉ!提督さん自信満々だァ!!流石にこれは簡単すぎたかぁ!?」

 

ふん、馬鹿なヤツと話すとコチラも馬鹿になりそうだ、簡単すぎるを通り越して、もはや失礼に値する事にすら気が付いていないとは、むしろこの司会者に同情を禁じ得ない……。

 

「それでは正解をどうぞ!!」

 

「よし!三番艦だ!!」

 

「「…………」」

 

会場が静まり返る、司会者は青ざめている。

 

成程、クソ真面目に答えてしまい、面白味がなかったか……?

 

「え、えーとぉ……本当にそれでいいんですね?」

 

「煩いぞこの馬鹿!無駄口を叩く暇があったらさっさと賞金をもって来やがれ!愚図は嫌いだよ!!」

 

俺が心の内に秘めたる苛立ちを思い切りぶちまける。

 

「司令官さん……」

 

「どうした?大潮?マイハニーよ?朝潮型三番艦のマイハニー!!」

 

俺が余裕の笑みで大潮の肩に手を回そうとした刹那……。

 

「司令官さんのバカぁー!!不能ー!!」

 

大潮は俺に罵詈雑言をぶつけ、ついでに物理的にも鳩尾に強烈な正拳突きを放ち、泣きながら何処かへ走り去ってしまった。

 

くそ……訳が分からんぞ……ぐふっ……。

 

俺は薄れゆく意識の中、何故か満潮の膨れっ面を思い浮かべていた。

 

待て次回!!




そろそろ例のイベントの時期が近付いてまいりました。
翔鶴と瑞鶴のクリアファイルのうち、翔鶴だけが何処も売り切れでした。

あの翔鶴は天使の様な可愛さなので仕方ないですね?
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