危険な提督と娘達   作:片栗虎

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サブタイトルは特にストーリーに関係ないのであしからず。


気がつけば原始?

「うわぁっ!?」

 

……?

 

俺は真っ暗な船室の中で目を覚ました。

 

どうやら再生は完了したらしい、しかしなぜ真っ暗なのか?

 

俺はヨロヨロと立ち上がり、壁伝いに電気のスイッチを探し歩く。

 

「おーい?」

 

探しながらも声をかける。

 

「……」

 

俺の声は虚しく船内に響き渡る。

 

「おーい?神通ー?響?」

 

「……」

 

全く反応はなかったが、よく良く考えてみたら普段から俺は無視されていた事に気が付いた。

 

数分後、電気のスイッチを見つけ出し明かりをつける。

 

閑散としている……船の中に人の気配は全くしなかった。

 

飯でも買いに行ったのか?

 

俺は窓に映る港町を眺める。

 

船は港町からだいぶ離れたところに停泊されていた。

 

と言うか……ここは何処なんだ?

 

俺はその謎を解くべく甲板から飛び出した。

 

右足が沈む前に左足を出す、左足が沈む前に右足をだす……俺が港に着いたのは、1時間後であった。

 

やはり……普通に水面に浮く方法を考えないと辛いか……。

 

港町は深海棲艦で賑わっていた。

 

飲み屋でわいわい騒ぐ者、コンビニの前で缶ビール片手にだべっている集団……。

 

深海棲艦が普通に街中に存在していると言うとは……。

 

俺の頭脳がフル回転の末に導き出した答え……。

 

成る程な、どうやら此処がフランスで間違い無い様だな?

 

一見平和な世界の様にも思えるが、コイツらは皆深海棲艦であり、フランス海軍と川内率いる三水戦を轟沈させた連中だ……油断せずに行こう

 

こんな敵だらけの中を神通達は突破したと言うのか?

 

幸いにも深海提督である俺に対して、この街の深海棲艦は敵対してこなかった。

 

「艦娘?あぁ、確か昨日数人の艦娘がレ級に連行されて本部に連れて行かれたわ」

 

戦艦ル級姉さんから有力な情報を得た俺は、本部と呼ばれるローソンフランス支店へと向かった。

 

しかし、レ級の奴俺の予想通り裏切りやがったか……やっぱりあの時強引にでも孕ませて於けば良かったか?

 

全く興奮しない妄想しながら歩いていると、青い看板の本部が見えてきた。

 

「ここが本部かぁ……」

 

本部に近付こうとした時、いきなり轟音が俺の鼓膜を激しく震わせた!!

 

そしてその直後、鳴り響く警報……。

 

「敵襲だぁ!!日本の鎮守府の奴等だ!!迎撃体制をとれぇ!!」

 

日本の?まさか武蔵達か?

 

俺はローソンに背を向け、待ち侘びた増援部隊のいる方へ向き直り走った。

 

これがホントの渡りに船だ!?

 

等としょうもない事を考えながら武蔵達を迎えに行く。

 

これで助かる!!日本へ帰れる!!

 

「うぉおぉぉおぉぉおおお!!!!」

 

俺は限界まで叫んだ!喉が潰れたっていい!もう話せなくなったって構わない!!

 

「うおぉぉおおお!!!!!」

 

人の波をかき分けて轟音と硝煙が犇めく戦場へと身を投じた!!

 

「武蔵!!」

 

「き、貴様は!?」

 

待て次回!!

 




勢いに任せて書いております
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