危険な提督と娘達   作:片栗虎

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訓練開始だっっ!


特別訓練略して特訓 後編

グランドに集合した面々は普段通りの格好に艤装を外しているだけだ。

 

ふっ、やはりブルマ文明は既に絶滅していると言うわけか……

 

「いやー何だか開放的だねー」

 

おや?

 

新入りの北上さんののんびりボイスが聞こえる方を見ると……

 

「うおっ!!!」

 

ご、後光が射しておられるっっ!!!

 

何と北上さんは上下共に完璧なまでの田舎の女子高生と化していた!!

 

「北上さん!」

 

「はい?」

 

「niceブルマ!!」

 

俺は感激のあまり人目を憚らず感動の涙を滝のように流していた。

 

「はぁ?すごい気持ち悪いよこの人……」

 

これで俄然やる気が出てくると言うものだ!、

本当は適当にマラソンでもやって後は勝手にやってろって思ってたのだがこれは指導にも熱が入るってもんだぜ!!

 

「提督さっきからなに泣きながら鼻血を垂れ流しているのだ?さっさと特訓とやらを始めようではないか!」

 

頭の悪い男子生徒が体育の時間だけ妙なリーダーシップを発揮する、今の武蔵はまさにそんな感じだ。

 

「よしっ!正直北上さんだけで特訓をしたいところだがまぁいい、まず始めに軽くマラソンで体を暖めるとしよう」

 

「ふっ、貴様等全員私についてこい!遅れることは許さんぞ!!」

 

おおっ?意外にも武蔵が教師魂を開花させてしまったぞ?ここは一先ず武蔵に任せるとするか……

 

 

5分後……

 

「ぜぇっ……はぁ……くっ!!」

 

武蔵は初めの一分は先頭で全力疾走していたがすぐに燃料が切れたのか汗だくでフラフラと最後尾を死に物狂いで歩いている。

 

これはこれで中々のエロい絵面ではあるな……

 

俺は膨張を始める【もう一人の僕】を周りに悟られない様に刺激しながらその光景を眺めていた。

 

「武蔵さーん、無理しないでねー?無駄な脂肪が多すぎるからすぐへたれるんだよなー」

 

いや、北上さんよ!無駄ではないのだよ?無駄ではっっ!あの脂肪が有るからこその超弩級戦艦なのだよ!!

 

ふむ、他の連中もとりあえず文句も言わずに走ってくれてるみたい……おや?

 

「加賀さん?どうしたんだ?君も走らないと……」

 

「今日生理なんで見学します」

 

「ははは、そうか……」

 

弩畜生!!加賀さんのミニスカがひらひらと舞い踊る様を見ることが出来ないなんて……

 

「なるほど!だから怒りっぽくなっているのか?」

 

「嘘ですけどね?」

 

……ふっ、悲しくなんかないよ……俺にはエロメガネ筆頭のむさ……

 

「にゃー!武蔵が倒れたにゃ!」

 

「これは、かなり危険な状態だ……早く医務室にゃ運ばないと!」

 

「それじゃあ私が武蔵さんを連れていくねー、特訓はもう疲れたからさ」

 

北上さんが武蔵を連れて行ってしまったぞ?

 

「はぁ、今日の特訓はおわりぃ!!本番まで各自勝手にしてろや!!」

 

その晩俺はかつて無いほどの悔し涙で枕を濡らした。

 

 

本番まであと2日!!!!

 

 

 




訓練など我らには不用だ!
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