ふぃー、ひどい目に合ったぜ……しかしあの連装砲さばき、大分鍛え上げているようだし、取りあえずはひと安心と言ったところか……。
お次は加賀さんか、この順番はどうやら変更出来ない
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加賀さんの部屋のドアにメモ書きが貼り付け合った。
【提督以外で私に用のある方は、
ふっ、最初の部分は漢字が難しくて
加賀さんめ資源を無駄遣いするなと言っておいたのに、まさか艦載機を飛ばしてるわけではあるまいな?
俺は加賀さんに対するやらし過ぎるお仕置きを考えながら
「失礼しまーす!」
「…………」
加賀さんは座禅を組んで精神統一をしている様だ。
「……………………」
これはチャンスではないのか?加賀さんは俺の存在に気が付いていない!こっそりと
「……」
抜き足差し足忍び足と、加賀さんの背後に立ってみる。
「……」
気が付いていない、だが俺はまだ油断はしない慢心は身を滅ぼすのだ。
俺は加賀さんの自慢のサイドテールを軽く触る……。
「……zzz」
なんと!!
あの一見、本当に一見ではあるが、真面目そうな加賀さんがまさかの居眠りだと!!最近変な研究に没頭して寝不足と聞いていたが……アタックチャーンス!!!
俺は警戒心を更に高めつつも、加賀さんのプルんとした頬に触れてみる……。
「ん……」
加賀さんが声を出したがまだ起きてはいない様だ。
俺の
「zzz」
くっ!!こ、これは……き、キスしてぇ!!
俺の中に黒い何かが渦巻いていく、今までに感じたことのない背徳感と好奇心が俺を突き動かす。
ここは一気に行くべきだ!!
俺は加賀さんの顔を両手で掴み一気に顔を近付ける!!
「にゃわわ!!!提督!!!!何加賀に無理矢理キスをしようとしてるにゃっ!!!!」
突然
しまった!!戸を閉めるのを忘れていた!!何という失策っ!!
「んむ?」
加賀さんは目を覚ました。
「提督?」
加賀さんは未だに俺の両手で顔を掴まれてるこの状況に理解が追い付いていない様であった。
「ぐほっ!!」
多摩のタックルが俺の腹に直撃し、内蔵に大きな損傷を与える。
「多摩さん?」
ぐっ、ここは早いとこ退散したいのだが、加賀さんの柔らかほっぺから手が離せない……いや、離すことを本能が拒否しているのか!?
「提督……いえ、これから死ぬ人に肩書き等必要無いですね?」
加賀さんの振り上げた右手には艦載機が握られていた。
そのボディには【ボックスカー】と書かれている!!
恐らく搭載されているのは
これは洒落にならんし鎮守府ごとぶっ飛ぶかも……。
俺は恐怖のあまり目を閉じた。
「…………」
コツンっと額に軽い衝撃が当たる。
「か、加賀さん?」
「提督も大概ですが、此処までの接近を許してしまった私にも落ち度はあります……今回は不問にしますので手を離して下さい」
おっと……。
俺は直ぐ様、掴んでいた手を離し立ち上がろうとしたが腰に力が入らず座り込んでしまった。
「あれ?腰が抜けた……?」
「成る程、腰が抜けたから失禁しているのですか?理解しました。それでは私はこれで……」
加賀さんは憐れみの表情を浮かべて退室してしまった。
「多摩……」
既に居なくなっていた。
悔しい!!
続けていいのか!?
こんな加賀さんもたまには良いものです