危険な提督と娘達   作:片栗虎

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秘書艦に相応しい娘は現れるのか!?


秘書艦争奪戦02

俺は加賀さんの猛攻を命からがらくぐり抜け、響の部屋に転がり込んだ。

 

「司令官は今日も騒がしいな?」

 

「男は何時だって女に振り回される生き物なのだよ」

 

最近は物理的な意味で振り回される事が多いので嘘は言っていない。

 

「そんな事より響よ、君を私の秘書艦に任命する!!」

 

「……いや、それは遠慮させて貰う」

 

「ダニィっ!」

 

予想外の出来事に俺の思考回路はショート寸前だ!!

 

「な!なぜなんだ!?君ならば立派に秘書艦を勤めてくれて、この俺すらも使いこなしてくれるものと期待していたものを!」

 

だがっ!今日の俺は、はいそうですかと簡単に引き下がるわけにはいかんのだよ!

 

「理由だ!理由も無しに提督命令を拒否出来ると思うなよ!!!」

 

「……」

 

ふふふ、流石の響も俺が此処まで食い下がるとは思ってもみなかったようだな?その動揺が手に取るように解るぞ?

 

「さあ!さあ!!さあっっ!!理由を述べてみるが良い!!!さあ!!」

 

「私はもっと強くならないといけないんだ、その為には司令官のお守りをしている暇なんて1秒だってありはしないから……」

 

うぐっ!!なんだか俺の心に大きなダメージを負った気がする。

 

「くっ……どうしても……か?」

 

俺は寒さに震える捨て犬のようなつぶらな瞳で響をじっと見つめる。

 

「……司令官、しつこい男は嫌われるよ?」

 

くっ!

 

「コンチクショウォォォーーーー!!!!」

 

俺は響の未発達なバストにダイレクトアタックを仕掛けてやろうと、一気に距離を詰めたつもりだったが……

 

「おそいよ?」

 

響の姿は既に其処にはなく、俺の背後からいつもの口調で言った。

 

「私は強くならなければいけないんだ……прощать」

 

そう言って響は部屋を出ていってしまう、俺は追うことが出来なかった。

 

響はある日を境に人が変わった様に自己鍛練をする様になった。

 

恐らく錬度は50を越えているだろう……。

 

愛する人の為ならばってやつだろうか?ふふっモテる提督は辛いぜ、そんな事せずとも俺は来る者は拒まずの博愛の精神の持ち主だ、愛のある告白は何時だってwelcomeだよ?

 

響の部屋に一人残された訳だが、果たして何をすべきか……いや、別に俺は箪笥や洗濯機の中にある下着に興味が有るわけではない!!脱ぎ捨てられた下着は既にその価値を失っているのだ!!

 

俺は右手に握られた黒のハイソックスをヒラヒラと靡かせてそそくさと退室した。

 

ふふふ、やはり靴下は脱ぎたてに限るぜ!微かに漂う汗の匂いが鼻腔をくすぐる。

 

「これはいい!力を感じるぜ!」

 

俺は次なる標的を求めて多摩の部屋へと歩を進めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回の提督はやや切れが無かったかんじがする。
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