ふぅ、M作戦までおよそ1ヶ月か……正直言うと俺はこの作戦への参加には否定的だ、最近の深海棲艦は日増しに凶暴性や戦闘能力が高まってきている……。
俺の
でもなー、作戦への不参加なんて……許しちゃ貰えんだろうし、最悪
何か良い作戦は無いだろうか?
俺は脳細胞をフルに稼働させて考えに考え抜いた。
「そうだっっ!!!!」
その時の俺の脳内に一筋の閃光が走る!!
あまりの衝撃につい声に出してしまったが、ここは冷静に作戦を整理しておこう……。
作戦は至って単純明解である。
我が艦隊の娘達が作戦に参加出来ない状況を意図的に作り上げれば良いのである!!
艦娘によるストライキ作戦だ!!
彼女達だって自ら進んで死地に赴く事なんて本意ではない筈だ、そこを突いて説得すれば……。
本当か?果たして彼女達は戦いを拒むのだろうか?
戦うために生み出された艦娘達は本能的に深海棲艦との戦いを望んでいるのかも知れない……くっ!もしそうだとしたら……。
ええぃっ!ならばっ!別の作戦だ!!
艦娘達を
こっちは比較的楽に遂行可能なミッションである。
全ての艦娘と
ふぅ……こんな安易な
こいつは最後の手段だったが仕方がない……。
艦娘達を作戦直前に大破させて、作戦参加を回避せざるを得ない状況を作り出すのだ!!
ふっ、正直この手は使いたくなかったが、いざって時は手段など選んではいられないのである。
「…………」
朝からずっと考えていたがもうすぐ日が暮れそうだ。
「……はぁ……」
俺は溜め息を吐きながら机に項垂れる。
「おーい提督ぅ~?」
秘書艦となった重雷裝艦の北上さんがやって来た。
「なんかさー、色々考え込んでるみたいだけどさ~、くだらない事を考えるよりも他に考えなくちゃいけない事、あるんじゃないの~?まぁ、いいけどねぇ~?」
それだけ言うと北上さんは寝室に戻っていった。
北上さんは秘書艦になったものの普段は何もせずに
「………………」
日が完全に沈んで部屋が真っ暗になる。
「……やっぱレベル上げして無傷で勝利するしかないか……今度ちゃんと言わないとなぁ……はぁ」
俺がこの後考えるのは、どうやったら彼女達が真面目にレベル上げをしてくれるのか?という事である。
今回はここで終わる事にする……。
今日も鎮守府は平和でした。