危険な提督と娘達   作:片栗虎

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孤独な提督の愉快な冒険譚


悲劇の島

今俺は猛烈な寂しさと切なさと暇で気が狂いそうだ。

 

俺は中学生の頃に書いた黒歴史ノートを何となく手に取り16年振りに目を通す。

 

「ドッキリで女の子を騙してスケベなサービスしてもらおう大作戦!?こいつは……」

 

中学生の俺!グッジョブ!!!

 

そのノートによると内容はこうだ。

 

1:まずは何かしらの理由で入院ないしは保健室で休憩出来る状況を作り出す。

なお、動けない程の大病を患っていないことが最低条件である。

 

成る程、今は動けない程ではないな

 

2:女医か女子生徒が来るまでひたすら待つ。

 

3:女がやって来たらエロい事を考えて最大出力で全勃起する。

なお、勃起しない時は自分で優しく撫で回して勃たせること。

 

この辺りは問題ないな、俺は女を見ただけで女(にょ)・即・勃つのお題目の元にフルパワーでエレクトすることができる。

 

自慢ではないがね?ふふふ

 

4:病気を装い女にズボンの上からさすって貰う。

 

5:発射!!!!!

 

素晴らしい!最高のショーだとは思わんかね?

 

これを考え付いた当時の俺を良くやったと褒めてやりたいくらいだ。

 

俺は早速準備に取り掛かる!!

準備と言ってもいつでもおったてる事が出来るように気持ちを整理しておくだけである。

 

「………………」

 

「…………」

 

「……」

 

3時間が経過して俺はこの計画の致命的とも言えるある重大な欠陥に気が付いた。

常人であれば誰しもが見落として仕舞うであろうその欠陥とは……

 

「女の子が来ないと何も起こらないだと!!!!」

 

しかし俺は己の不甲斐なさを反省する暇さえ無く、直ぐ様この解決不可能と思われた欠陥の解決方法を神がかり的、いや、悪魔的と言った方が適当だろうか?とにかくそんな発想が閃いたのである。

 

そう、なんて事はない極々普通の流れ……。

 

「超々弩級鋼鉄艦!煉獄(イカダ)!推して参る!!!」

 

俺は直ぐ様ずいぶん前に轟沈した煉獄を回収改良した手漕ぎ式のイカダに乗り込み、我が艦隊が実戦訓練を行っているであろう海域に進軍を開始した。

 

そう、待って来ないなら此方から出向いてサービスさせてやれば良いだけのこと、要は発想の転換だな?

 

イカダを漕ぐオールも心なしか軽やかで俺の心に呼応しているかの様だった。

 

 

 

そして、丸一日が経った……。

 

「腹がへったな……」

 

日も沈み辺りは月明かりも無い完全なる暗闇が支配する漆黒の海の上、既に俺の精魂は尽き果てていた。

 

「なんで……」

 

段々と不安が募り、俺は自分自身の浅はかさに今頃ながら後悔した……航海して後悔チンポ勃たず等と洒落にもなっていない……

 

「なんであんなこと思い付いたんだろう」

 

俺は中学生の頃の自分が何処までも愚かであると小一時間罵ってやりたい衝動に駆られていた。

 

そして、更に夜は更けていくのであった。

 

続いてください……




まぬけな提督の運命とは!?
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