危険な提督と娘達   作:片栗虎

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悲劇の島シリーズ最終話です。


悲劇の島←?編

先行した赤城と大和を後方から見守る俺と暁……。

 

「ふっ、いざとなったら俺がまとめて撃退してやるさ、安心していい」

 

「……アソ……」

 

暁は冷めた目をして返事をした。

 

照れ屋さんかな?ふふふ、いずれ俺の魅力に気付いて向こうの方から迫ってくるだろうから今は気にしない事にした。

 

「ココヲトオシテモラオウ……」

 

「ココラヘンニニンゲンノテイトクガソウナンシタトホウコクガアッタノデス」

 

「ハイ……ソノニンゲンヲトラエタノデ……エートソノ……チンジュフニツレテッテ……ヒトジチニシテヤロウトオモイマシテ……」

 

「…………」

 

相手の駆逐艦棲姫は疑いの眼差しで大和を睨み付けている。

 

「ヒトジチニ?」

 

「え?ア……イヤソノ……ハイ……ヒトジチニシヨウカナト……」

 

「ワレワレハホコリタカイシンカイセイカンデアリ!!ヒトジチナドトヒレツナコウイハシテハナラナイ!!!!」

 

「ッッ!!!」

 

「ワカリマシタ!デハスグニカレヲチンジュフニカエシテキマス!!」

 

「……ヨシオマエタチニマカセタヨ」

 

「リョウカイシマシタ!」

 

「……」

 

ふむ、深海棲艦も捨てたものでは無いようだ……。

 

「ソレデハ……」

 

「う……」

 

良く考えると敵に囲まれたこの状態は……興奮する!!

 

俺ははち切れんばかりに膨張した【マイサン】を押さえ付けて必死に身を屈める。

 

「では行きましょう……」

 

「あ、あぁそうだな?」

 

大和に連れられて深海棲艦の集う海域を通過する。

 

その時俺達の方をじっと見つめる一人の深海棲艦がいた事に気が付いた。

 

その姿は少女の様な容姿に巨大な尻尾の様な物が付いている、その表情は不敵な笑みを浮かべている様に見えた。

 

「………………」

 

「…………」

 

「……」

 

「なんとかなってしまった……」

 

あまりにも順調に成功した作戦に我ながら驚いてしまった。

 

「意外ですね?深海棲艦が人質を取ることを否定するなんて……」

 

赤城が呟く、大和や暁も同意見なのか小さく頷いている。

 

「まぁあれだ、全ては俺の魅力によるものだと言うことだな?」

 

「「「はぁ?」」」

 

「さてと……冗談はさておき、これで驚異はさったわけだな?ではこのまま鎮守府まで全速前進だぁ!!!」

 

やはりな、彼女達はうちの艦娘達よりは礼儀を重んじる様だ。

 

加賀さんや武蔵だったらスルーか鉄拳が飛んで来ている所だ。

 

さて、この先の問題は1つ……この心は艦娘、体は深海棲艦!!その名も名探偵コナン!!な連中を鎮守府の奴らや日本海軍の本部が認めるかどうか……か。

 

遠くに見えてくる鎮守府の上空はどんよりと暗い雲に覆われている、まるでこれから起こる悲劇を予期しているかの様な怪しげな雲行きであった。

 

「早く帰って武蔵のおっぱい揉みたいな……」

 

「「「……こいつ……」」」

 

 

次回!変質者提督が帰還する!!!

 

続けぇ!!

 

 

 

 

 

 




このシリーズはもっと悲劇っぽくなる予定でしたが悲劇っぽいの意味がわからなかったのでマイルドに仕上がりました。
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