「ふっ、提督よ?今の我々の力を持ってすれば例え大和達が裏切ったとしても容易に鎮圧出来るとは思わんか?」
武蔵は豪快に胸を張り、下から胸を持ち上げる様に腕を組んで豪快に言い放った。
「例え敵に鎮守府が丸裸にされたとしても、我等の力にとっては大したハンデにすらならないと思うぞ?で、あるならば大和達がこのまま鎮守府に居座るのは別段問題ではあるまい?」
「な!何を言っているんだ……」
響が武蔵に突っかかろうとするが、武蔵が右腕一本で制する。
「私には大和や赤城が嘘をついている様にはどうしても思えんのだ、もし何かしらの問題が起こったならそこにいる加賀と私で全責任を負う覚悟だ!響、北上、ここは私と加賀に免じて穏便に済ませて貰いたい!!」
武蔵はその大きな体を暁よりも低くして頭を下げた。
加賀さんはぎょっとしている、まさか自分も責任を持たされるとは思ってもいなかったのだろうか?
「わ、私からもお願いするわ!赤城さんは無罪です」
「響?どうする?俺の気持ちは彼女達を此処に連れてきた時から変わらんぞ?」
「んぁ?まぁ私はどっちでも良いけどねぇ?駆逐艦が決めなよぉ?」
北上さんは艤装を解除して踵を返して軍港を後にした。
大井っちも付属しているのは言うまでもなかった。
「……私だって暁姉さんを攻撃なんて出来るはず無かったよ……姉さんと私と大潮は最強の駆逐艦トリオだ……わかった、もし姉さん達に何かあっても私が何とかする!!不死鳥の異名は伊達じゃないさ……」
「と、言うわけだ赤城さん?改めて我が鎮守府にようこそ!歓迎するぞ?」
さあ!俺の胸に飛び込んでおいで!!遠慮はいらんぞ!!!
「赤城さん!!流石に気持ちが高陽します!!私の部屋で暮らしましょう!!」
「や、大和……飯でもどうだ?」
「姉さん!一度は疑った私を許して欲しい」
ふっ、最高の功労者である俺は既に蚊帳の外のそのまた向こう側に追いやられてしまったようだった。
「にゃ!今夜は歓迎会にゃ!!呑めや歌えやドンチャン騒ぎにゃ!!!」
「……おーい……」
俺は涙を堪えて声をかけてみるが誰一人として反応が無かった。
その後彼女達の歓迎会が夜通し盛大に開かれた、俺はと言うと終始配膳係りに従事させられていた。
まだ、諦める訳にはいかないぜ!!こうやって少しずつ存在感と好感度をアピールすることで後々の姉妹丼につながるはずだ!今はまだ時期早尚なので、この酔っぱらいどものはだけた衣服を眺めるだけで我慢しておこう、と膨らむ夢と股間を抑えつつ今回を終わるのであった。
歓!!!
今後の展開が全く思い付かないのは秘密だ!