なんやかんやで深海棲艦化してしまったらしい、艦娘達を我が鎮守府に迎え入れてから早2週間が経とうとしている。
「北上さん?大和達は異常はないかね?」
秘書艦の北上さんは大井っちと一緒に提督室に暮らしている、因みに俺の寝室は廊下だ。
「ん~?特に異常は無いみたいだけどぉ~それぞれ姉妹艦の所で暮らしてるみたいだしね」
「北上さん、そんな童貞の相手なんかしてると妊娠させられますよ?」
朝っぱらからきっついぜ!大井っち!!
「いや、流石にそれは提督に失礼だよ~まぁ、どうでも良いけどねぇ~」
本当にどうでも良さそうに一応フォローを入れてくれる北上さんの優しさに涙がでるぜ!!
「君達は姉妹艦なのにまるで恋人同士のようだな?お似合いではあるが恋人とか欲しいと思わないのか?」
どうと言うことも無い何となく出てきた疑問を口にする。
「はぁ?愛し合う二人に続柄なんて関係ないわ!ねえ?北上さん?」
「んぁ?そうだねぇ?今は大井っちが居れば十分かなぁ?」
「北上さん!!」
大井っちは本当に今死んでも良いと言わんばかりに、涙ながらに北上さんの胸に顔を沈めている。
正直羨ましいが北上さんの言葉には裏があるぞ?
北上さんが「今は」と言ったのを俺は聞き逃さなかった。
「ふふん?提督ぅ?余計な事は命に関わるから言わない方が身のためだかんねぇ~?」
北上さんの忠告を素直に受け止めて俺は退室した。
廊下
しかしまぁ、姉妹丼を食わんとする俺の計画には1つだけ重大な欠点がある……。
「武蔵の部屋に行こう!!!」
俺は姉妹と言うものをただのレズビアンの事だと思い込んでいたのだ!!この姉妹丼を実現させるには姉妹と言う物の本質を知る必要があるのだ!!
「武蔵と大和……おてんばな妹に手を焼いてるのが目に浮かぶぜ?」
俺は武蔵の部屋の隣の部屋に設置されているマジックミラーのスイッチを入れる、武蔵の部屋は西面の壁が全てマジックミラーに改造されているのだ。
「さてと、どんな様子かな?」
二人はベットに腰掛けて談笑している様だ。
「ふふっ、武蔵は本当に筋トレが好キネ?」
「お姉ちゃんは筋トレとかしないのか?」
お姉ちゃん!?姉妹なら……まぁ、当然だよな?俺達の前では大和って呼んでいたが……いやぁ、お姉ちゃんかぁ……。
「私は戦闘とかしないから、艤装が運べれば特に筋トレはいらないかな」
戦闘しないとか断言しとるな?
「そうだな?お姉ちゃんは私が守るから筋トレは要らないな?ふふふ」
武蔵の心からの笑顔を始めてみたぞ?コレが姉妹か!?互いが気を使うことなく心からリラックス出来る……成る程な。
この二人は北上さん達とは違って良き姉妹なわけか
「あ、お腹が空いてきたわね?」
そういうと大和はおもむろに内線電話で食堂に連絡をとるのであった。
その後我が鎮守府の資源が大幅に減ったことは言うまでもなかった。
続く!!
3000文字も書ける人を尊敬します。