利根さんとの演習を終えて、少しばかりのお礼と資源を置いていってくれたので、俺は食堂に向かっている。
資源を保管するため、そしてあの人に会うためだ。
ーー食堂ーー
「加賀さん?居るか?」
「何?」
「あら?提督さん?利根さんとのお話は終りましたか?」
加賀さんと赤城は仲良くご飯を食べていた。
「加賀さん?何故演習をボイコットしたんだね?」
ここは提督として鎮守府の規律を乱した加賀さんにお説教をしてやらねばならないな?ふふふ、加賀さんが俺のお説教で泣きながら許しを請う……くくく悪くないぜ。
「これは重大な軍規違反ではないのかね?」
そして俺の許しを得るためにそのエロい身体を使って……ぐひひっ堪らん!!!
「何か反論はあるかね?加賀さん?」
「……無いわ」
……加賀さんはそれだけ言うと再びご飯を食べ始めてしまった。
「加賀さん!!!いい加減にしないか!!!!」
俺はこれでもかって程に!マークを多用してやった。
「君の行動1つが艦隊を全滅させる事だって十分有り得るんだ!……そうならない為にも!規律を乱さず私の言うことをしっかりと聞いてだな?」
うぐっ……自分で言っていてとりはだが立つのがわかった。
「……言いたい事はそれだけ?だったらもう消えて貰えるかしら?」
ぐっ!!!何と言う言い草っ!!!
「加賀さん!!!!!」
俺は思い切り机を殴り付けた。
「煩い……お説教するなら先ずはその股からぶら下がった、汚ならしいものを閉まってきてからにて貰えないかしら?」
……ふっ、今日の所は引き分けにしておいてやるかな?加賀さんも恐らく反省しているだろうし、これ以上責め立てるのは大人気ないかな……くっ、何故俺は常に丸出しなんだ!?
俺は悔し紛れに加賀さんのサイドテールの匂いを思いっきり嗅いでやった。
加賀さんは鬼の形相で睨み付けて来たが、赤城が宥めてくれて逃げ出すことに成功した。
「ったく……いつか泣かしてやるぞ!」
俺は自らの怒りを鎮めるため自室に向かった。
「あ!司令官!!」
この元気一杯の掛け声は暁だった。
「相変わらず下は丸出しね?レディに対して失礼だと思わないの!?」
「うーん、これには訳があるんだ……とりあえずパンツは履こう……」
俺は本日2度めの女性の前でパンツを履くと言う辱しめを味わう事になった。
「それよりも聞いたわ!響が一対一の演習で負けたらしいじゃないの!!」
「まぁ、確かにそうだが中々いい勝負だったよ、相手も大破してたし、船種の耐久力の差が出ただけだよ」
相手は重巡洋艦を改装した艦娘、流石に正面からの撃ち合いでは部が悪いだろう……。
「そういやぁ司令官さん!どうして響を改装してあげないの?って言うか雷巡以外は誰も改装してないけど……練度は十分改二に出来るレベルなのよ?」
……どうする?どうやって此所を切り抜ける?まさか提督であるこの俺が改装のやり方を知らないなど!口が裂けても言える筈はない!!!
「うーん、改装は最後の手段だよ、俺はなるべく普段通りの皆のままでいて貰いたいんだよ……わかるかな?」
苦しいが……切り抜けたか?
「……ふーん、貴方も前の司令官と同じなのね?司令官になる人は皆そうなのかしら?」
なに?先代様も改装のやり方を知らなかった?確かに……響やもう一人の駆逐艦は俺が来たときから相当練度が高かったが改装はしていなかった……。
「そ!そうなんだ!これは先代から引き継がれた伝統なんだよ、さぁ!わかったら響の所に言って慰めてやってくれないか?アイツはプライドが高そうだからなぁ……頼むぞお姉ちゃん!!」
そういって暁の肩を軽く叩いた。
「ふん、分かっているわ!姉として、一人前のレディとして落ち込む妹を慰めてあげるんだから!!」
慰めてあげる……か、なんか百合百合な香りがしなくもないぜ!!
「そうか、ではまたな!」
俺は暁と別れて自室で【マイサン】を慰める事にした。
続けぇい!!
2章以降は細かく分ける予定です。