Road to ポケモンマスター ~逆襲のポケモン編~ 作:鍋奉行Lv5
オーキド
「すまなかったな、イエローよ。儂らが不甲斐ないばかりにミュウツーの暴走を止めることができなかった。」
イエロー
「そんなこと…。
でも、もう大丈夫ですよ!あの3人なら必ず倒してくれます!!」
フジ
「ワシがあの時実験などしていなければ、このような事が起きることはなかった。
全ての原因はワシにある…。謝っても謝りきれん。」
イエロー
「それは違いますよ!!」
フジ
「!?」
イエロー
「これは誰のせいとかじゃないって思うんです。
たまたま研究が上手くいかなかった…、博士の下で働いてるから分かるんですけど、化学者にとって研究ミスの1つや2つ当たり前ですからっ!!」
フジ
「イエロー君…ありがとう。」
その時、研究所のドアが開く
そこには懐かしい面影が…
レッド
「イエロー、これは一体どういう事なんだ!?説明してくれっ!!
どうしてオーキド博士達がベッドで寝込んでだよ…!」
イエロー
「レッドさんっ、とにかく冷静になって聞いてください。
いや、それよりも…ついてきてください!!」
レッドとイエローはピジョットに跨がりハナダの洞窟を目指す
レッド
「そうか…ミュウツーが。
俺もグレン島である程度のことは知っていたけど、どうして今になって。」
イエロー
「恐らくは力を蓄えていたんだと思います。どんな強いトレーナーにも屈することのない強大なパワーを…。
現に目の当たりにしましたが、ワタルさんや炎児さん、グリーンさんがまるで子供扱い…全く歯が立たなかった。」
レッド
「それなら尚更皆が心配だ!
博士達の事は歌美に任せてあるから、俺達は心置きなく打倒ミュウツーに専念できるっ!!
いくぞ、イエロー!」
イエロー
「はいっ!!」
その頃、ハナダの洞窟では…
グリーン
「俺達とどんな遊びをしようってんだっ!?」
ミュウツーはテレパシーの能力で3つのビジョンをグリーン達の脳内に映し出す
そこには行方不明となっているカンナ、シバ、キクコの3人の姿が映し出されていた
ワタル
「こ、これは!?」
ミュウツー
「彼等カ?ソウダナァ…言ウナレバ私ノ忠実ナ駒カナ。
シカモ、ソンジョソコラノ雑兵ナドトハ比ベ物ニナラナイ優秀ナ手駒サ!」
ワタル
「3人が?冗談はよしたまえ、彼等が簡単に君なんかの駒になる筈がない!」
ミュウツー
「アァ、苦労シタサ。ドイツモコイツモ最後ノ最後マデ抵抗シ続ケテナ、君モコンナ面倒ナ同業者ト仕事シテテ苦労スルダロウ?」
ワタル
「…生憎、同業者と呼ばれる程の短い付き合いはしてないんでねっ!
僕達は毎日しのぎを削り合ってきた戦友さ!!」
ミュウツー
「コレデモ戦友ト呼ベルダロウカ。」
ミュウツーは【念力】で3人を傀儡のように操り、野生のポケモンを傷つけさせる
炎児
「こいつ…!!好き放題やりやがってっっ!!」
ミュウツー
「君達ノ声ハ彼等ニハ届カナイ。例エ聞コエタトシテモ、体ガ思ウヨウニ動カセナケレバ意味ナイガナ。」
ワタル
「非道だな…待っててくれ皆、今助けるからね!!さぁ、そのゲームの内容を教えてくれよ。」
ミュウツー
「デハ、熱クナッテキタトコロデ、ゲームノルールヲ…ト、ドウヤラ参加者ガ増エタヨウダナ?」
レッドとイエローが到着する
ミュウツーという初めてのポケモンを凝視するレッド
レッド
「お前がミュウツーか、いかにも悪役って感じだな。(あいつの周りだけ空気が濁ってる感じがする…。)
人語を喋れる時点でポケモンの類から外れてる気もするが、お前を見てると確かにゾッとするぜ!
そんならまずは挨拶替わりに…」
炎児
「早まるんじゃねぇっ、レッド!!
こいつはここにいる全員が束になっても勝てるかどうか分からねぇ、そんな未知の領域にいる奴だ!
1人突っ走ってやられちまったら、それこそ大事な戦力を失うことになる!!」
レッド
「(親父…。)」
グリーン
「何を企んでるか不明だが、ゲームをしようってんだ。
勝ち目の無い戦いよりも、ここはあいつの誘いにのるのが無難じゃないかって話してた所だ。」
ワタル
「それに今、僕以外の四天王3人は彼の支配下にある…。
下手な反逆は控えた方がいいかもね。」
レッド
「カンナさん達がっ!?」
イエロー
「成る程、これでもう1つの失踪事件と繋がった訳ですね?」
ミュウツー
「ソレデハ、ルールヲ説明シヨウ。
私ノ手元ニハ"阿"ト呼バレル羽ガ3種類アル。
ソシテモウ1ツ、コレラト対トナル"吽"ナル羽ガアル訳ダガ、コレヲ君達ノ中カラ3名取リニ行ッテモライタイ。」
イエロー
「僕達の中から、3人…。
でも、どこにその"吽"の羽はあるっていうんだ?」
ミュウツー
「ソレハ…私ノ駒デアル四天王3人ダ!!」
一同
「!!!」
グリーン
「俺達が四天王を相手にしなければならないってのか!?
…そんな事って。」
ミュウツー
「ソシテ持ッテキタ羽ヲ照ラシ合ワセ、"阿吽"ノ羽ヲ完成サセル事ガ出来レバ、ソノ者ノ洗脳ヲ解イテヤロウ。
サァ、地獄ヲ見タイ3名ヲ選出シロ!!」
全ての事件は1つに繋がった
しかし、四天王を相手にしなければならないという今までになく高いレベルが要求される非情なゲームにレッド達はどう立ち向かうのか!?