魔法少女リリカルなのは -レジェンド・オブ・BraveBattleHEROs-   作:龍牙

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Battle020

無印編隠しラスボスフラグを達成しました。

A‘s編ラスボス変更フラグを達成しました。

A‘s編隠しキャラ(敵)の出現フラグを達成しました。

 

 

無印編真最終決戦《時の庭園の乱》発生します。

 

 

 

「くっ」

 

 苦しげに声を上げる號斗丸と劉備。それと同時に二人の姿は最終決戦使用と龍装の姿から、元の姿に戻っていく。

 

 二つの神器と言える武具の光の波動を受けてのパワーアップ。それは、成功したと言っても號斗丸と劉備へと掛かった負担は大きすぎるものだった様子だ。

 

「劉備殿、しっかりしろ!」

 

「アニキ、大丈夫か!?」

 

「ああ。だけど、流石に疲れたぁ~」

 

 心底疲れたと言う様子で義兄弟達へと答える劉備。

 

「號斗丸!」

 

「司くん!」

 

「ツカサ!」

 

 劉備と同様に落下してくる號斗丸を受け止める鋼丸。そして、鋼丸が受け止めた號斗丸に慌ててなのはとフェイトの二人が駆け寄ってくる。

 

「くっ……。すまない、鋼丸。っ!? それよりも、早くジュエルシードの封印を……」

 

「あっ、それならクロノくんが……」

 

 

―ふっふふふふ……フハハハハ―

 

 

 なのはがクロノが封印していると続けようとした時、彼女の言葉を遮って不気味な笑い声が聞こえてくる。

 

「え? な、なに?」

 

「この笑い声は……」

 

 突然の笑い声に警戒の姿勢を見せるガンダム達となのは達の魔導師組み。そんな中、

 

 

『うわっ!?』

 

 

 ジュエルシードの封印作業を行なっていたクロノが魔法陣の中から出現した巨大な腕に弾かれ、封印しようとしていたジュエルシードはその手の中に収められてしまう。

 

「腕!?」

 

 

―ガンダム共、これは頂いていくぞ―

 

 

「なっ!? お前は!?」

 

「やはり復活していたのか!?」

 

「闇の皇帝……ジークジオン!」

 

 その言葉と共に浮かび上がったエンブレムへと向けて、闘士ダブルゼータ、剣士ゼータ、法術師ニューが……かつて自分達が戦った宿敵の復活に対して叫び声を上げる。

 

 

―フフフフ……六つでは我等の完全復活には足りん。だが、やっと必要な数が揃った……―

 

 

 そう言ったジークジオンのエンブレムの周りに浮かび上がるジュエルシードと新たに奪われた六つのジュエルシードが合流する。

 

「あれって、私達が回収した分」

 

「なに!?」

 

 丁度覚えの有る数だったのだろう、フェイトがそんな言葉を呟くと號斗丸は驚愕の声を上げる。

 

 

―だが、まだ暫くの間復活まで時間が掛かるだろう。我が復活を止めたければ来るが良い-

 

 

 ジークジオンの言葉が響くとジュエルシードを奪った異形の腕と共にジークジオンの姿が消えていく。

 

 

―これが此処にあると言う事がどう言うことか、お前達には分かるだろう―

 

 

「っ!? ジークジオンの元に彼女が集めたジュエルシードがあると言う事は……」

 

「っ!? 時の庭園!? お母さんが!?」

 

「すまない……状況がよく分からないんだが……。出来れば一緒に来て説明して欲しい」

 

「「あ」」

 

 フェイトと號斗丸がそんな言葉を交わしていると会話に着いて行けない様子のクロノが手を上げつつ発言する。主にジークジオンやら時の庭園やらと言う固有名詞の事だろう。実際、なのはもクロノと同意権であると言うのはよく分かる。

 

「そうだな。一度彼等の艦に言った方がいいだろう」

 

「こいつも休ませないとな」

 

 気絶寸前と言う様子のユーノを抱えた剣士ゼータと闘士ダブルゼータがそう告げる。実際、孔明νガンダムの力を使うのは負担が大き過ぎたと言う事だろうか、かなりボロボロだ。

 

「奴についてはオレも良く知らない。あるのは知識程度だな……」

 

 天宮の国……武者ガンダムの世界の出身の號斗丸では、騎士ガンダム世界の最初の闇の化身であるジークジオンの事は知らないのも無理は無い。どちらかと言えばゼロの出身の世界であり、実際に戦ったアルガス騎士団のほうが良く知っているだろう。

 

 號斗丸が知っているのは念の為に対策として聞いておいた彼等の世界の闇の化身についての知識だけだ。

 

 そう思いながら號斗丸はフェイトへと『大丈夫か?』と言う意思を込めた視線を向けると、彼女も頷く事で返事を返す。

 

 どっちにしても流石に時の庭園にジークジオンが居る以上、罠が仕掛けられている可能性が高い。時空管理局……アースラの戦力も貸してもらうに越した事は無い。

 

(司、ゼロ、二人はどう思う?)

 

『賛成だ』

 

『ぼくもそれがいいと思う』

 

 

 

 そう判断した號斗丸の意思の元、ゼロと司が賛成した所でアースラへと向かう事となった。会議室内では真っ先に医務室に運ばれたユーノは兎も角、なのははリンディによるお説教を受けていた。

 

 会議室に大人数は入れそうに無いので、鋼丸と劉備達三人には一度カードに戻ってもらったが。

 

 まあ、あんな危険極まりない状況とは言え命令無視と言うのはいけないだろう。

 

「……と、結果的にかなり得る所が有ったので今回の件は不問とします。但し、二度目は有りませんからね」

 

「ごめんなさい」

 

 実際、休んでいてお説教から逃れられて羨ましいと思われているだろうが、

 

「ユーノくんが目が覚めたら改めてお話しますから」

 

「本当にごめんなさい!」

 

 なのはにはユーノが起きた後での第二ラウンドが約束された様子だった。

 

「……まあ、地球の危機を放置した時点でどうかと思うが……」

 

 結果不完全体とは言え闇皇帝が復活したのだし。ぶっちゃけ、あれでもまだ最弱状態と言えるだろう。

 

「わ、私達もそうならないように準備していました!」

 

 慌てて弁明するリンディだが流石にガンダムチームからは多少疑いの目を向けられている。

 

「それより、今は問題はこれからの事ね。……號斗丸さん、今回の事件の最中に現れた、『闇皇帝』や『ジークジオン』と呼んでいた相手に心当たりがあるんですね?」

 

「ああ。心当たりも何も、オレ達の天宮の国に最初に現れた闇の化身……。かつての頑駄無軍団と三代に渡って戦ってきた相手、それが闇皇帝だ。最初は黒魔神と名乗っていたそうだが」

 

 最強の武者である大将軍とタイマンで勝った上に肉体を滅ぼしても直ぐに復活しそうな相手で有る事は説明が手間取りそうなので今は避けておくが。

 

 號斗丸に続いて法術師ニューが口を開く。

 

「『ジークジオン』は私達の世界、スダ・ドアカワールドに最初に現れた闇の化身。私達三人と此処には居ない私達の騎士団長の騎士アレックス殿や、勇者である騎士ガンダム殿と共に戦ったジオン族の盟主」

 

 法術師ニューの説明を引き継ぐように剣士ゼータが両手をぶつけ合いつつ口を開く。

 

「ラクロアの国への二度に渡る侵攻。そして、私達の故国であるアルガス王国にも、対立するムンゾ帝国に配下のジオン三魔団を送り込み、影から支配しようとした。卑劣な手段でアレックス殿を捕らえたりしたな」

 

「ジオン三魔団……。あいつ等の事か」

 

 一度ジオン三魔団相手に袋叩きにされた経験の有るクロノがそう呟くと、同意するように法術師ニューが頷く。

 

「それから、フェイトさん、貴女のお母さんの事だけど……悪いけど調べさせて貰ったわ。クロノ」

 

「はい。エイミィ、モニターに出して」

 

「はいはい」

 

 目の前に現れたモニターにプレシアが映し出される。……何年前の映像化は不明だが、此処最近の物では無いだろう。……だが、映像では一切変わらない様に見える。

 

「彼女はプレシア・テスタロッサ。偉大な魔導師で有りながら、違法研究に手を出しその事故で放逐された人物です。彼女の名乗った姓で調べる事が出来ました」

 

「彼女が貴女のお母さんで……間違い無さそうね」

 

 母親の事を悪く言われて怒っているフェイトの姿から本人で間違いないだろうと確信するリンディ達。

 

「家族の情報は?」

 

「ごめんねー、それがその辺の情報はまだ見つからなくって……」

 

 エイミィはそう言って謝罪する。家族の情報について調べられていないのならば、ある意味では好都合だ。

 

「確かオレが本人から直接聞いた話では、彼女は管理外世界で出会った養子と言う話だ」

 

「養子、ですか?」

 

「ああ。詳しい事情は聞いていないがな」

 

 ……フェイトの生まれを隠す為にプレシアとの相談の元で作ったカバーストーリー。管理外世界の出身で養子ともなれば管理局に情報が無くても不思議では無く、調べるのも難しいだろうという考えだ。

 

「……会っていたんですね」

 

「ああ。偶然彼女の家に招かれてな」

 

 そう言ってその時にプレシアから聞いた話を……ジュエルシードを集める目的を危険物の隔離と言う理由に置き換えて放しておく。

 

「まあ、彼女が貴女達の事を警戒していたのはプレシアさんからあまり関わらないように言われていたからだ」

 

「それはどうしてかしら、理由とかも聞いていたら教えて貰いたいんだけど」

 

「自分の目の届かない所で危険な目にあわせたくないかららしい。かなり過保護だからな……」

 

 リンディの言葉に號斗丸がそう答える。そう言われては流石に否定は出来ないだろう。……実際危険な仕事である事には間違いないのだし。

 

「今回の事件では無念ですが號斗丸さん、貴方方に解決を任せるしかないようです。改めて私達への協力をお願いしたいのですが」

 

「ああ。ジークジオンが完全復活しようとしている以上、力を貸してもらえるのはありがたい」

 

 そう言って號斗丸もリンディの要請に同意する。その後、ジークジオンに選挙されていると思われる時の庭園の座標をフェイトから伝えられたリンディが、先ずは偵察にアースラの武装隊を送る事に決定した。

 

 そして、號斗丸も力を温存する為に一度変身を解く事となった。流石に闇将軍との決戦ではなった大技は拾うも多く蓄積されているのだ。

 

「司君!」

 

「っ!? ……な、なに?」

 

 司の姿に戻った瞬間なのはが嬉しそうに話しかけるが、心底警戒した様子で司はなのはから距離を取る。そんな二人の様子に対して何が有ったんだろうと疑問にも思うフェイト。

 

「あのね……」

 

 

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

 

 なのはが意を決して何かを言おうとした瞬間、モニターに映し出されている武装隊の悲鳴が響き渡る。

 

 

『ふふふ……お前ら程度の雑兵など、何人いても我等の敵では無いわ!』

 

『まことにその通りですね、兄上』

 

 無数の兵を率いる二人の将『袁紹バウ』と『袁術ズザ』。

 

『だが、我等が直接始末する程の相手でも無いな』

 

『ガンダム共も早く出てくれば良いものを』

 

 忌々しげに言うのは『龍将』と『飛将』。

 

『やれ、押しつぶしてしまえ』

 

『兄者、我等兄弟が力を合わせるほどの相手でも無いな』

 

 嘲笑うように一般兵を指揮するのは『雷火』と『氷破』。共に他の四人よりも地位は下なのだろう、一派兵を指揮している姿からも分かる。

 

 

「あいつ等は……」

 

「司、闇の化身の配下だ。しかも、三璃紗の武将までいるだと」

 

 司の言葉に説明する剣士ゼータだが、三璃紗の武将までいると言うのは彼も驚いている。だが、ジークジオン本来の配下がいないのは幸運と摂るべきかは疑問だ。

 

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