魔法少女リリカルなのは -レジェンド・オブ・BraveBattleHEROs-   作:龍牙

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Battle007

「ジ、ジオン……三魔団」

 

ジオン三魔団から叩きつけられる殺気に震えながら、フェイトは彼等の名乗った名前を呟く。

 

「小娘共、一思いに始末してやろう」

 

槍を構え騎士バウは闘士ドライセンと呪術師キュベレイよりも前に出る。

 

「バウ、勝手な真似を!」

 

「ふん、お前はあのモンスターを始末して石を取り出せ。オレよりもお前の方が向いているだろう」

 

「ほほ、迂闊に発動しないように私が封印してあげるから安心しなさい」

 

騎士バウに不平を漏らす闘士ドライセンだが騎士バウと呪術師キュベレイの言葉に渋々と言った様子でしたがって、黒い『獅子の斧』を構えながらジュエルシードの影響で巨大化したことでモンスター扱いされている子猫へと向かっていく。

 

「っ!? させない」

 

「それはこっちの台詞だ」

 

闘士ドライセンの行動を阻もうとするフェイトだが、割って入ってきた騎士バウにその動きを阻まれる。

 

「ダ、ダメェ!」

 

「あら、貴女達も邪魔はさせないわよ。バウ、その娘の持っている武器は壊さないようにね。この世界の魔法は武器が特徴になっている様子なのよ」

 

同じ様に闘士ドライセンを止めようとするなのは達の前に黒い『梟の杖』を翳しながら立ち塞がるのは呪術師キュベレイ。嘗てはムンゾ帝国に於いて魔法部隊長と言う地位に居ただけはあり、全く違う世界の異質な魔法と言う物に興味があるのだろう。

 

「ふん、さっさと始末して……」

 

「させるか!」

 

闘士ドライセンが巨大子猫に向けて黒い獅子の斧を振り下ろそうとした時、そんな叫び声と共に現れたゼロがファルコソードを一閃させる。

 

「っ!? ガンダムだと!?」

 

「ジオン三魔団か、それにあの武器は……」

 

『知っているのか?』

 

「ああ。ジオン三魔団。アルガス騎士団に倒された奴らと聞いている。だが、あの武器は今はアルガス騎士団の元に有る筈だ……」

 

現れたゼロの姿に驚きを露にする闘士ドライセンだが、ゼロもまたジオン三魔団の持っている武器に驚きの感情を向けている。

本来は彼等の物では無い『魔獣ジオダンテ』の武器である獅子の斧、龍の盾、梟の杖。それぞれが力、技、魔法を増幅させる能力を持った強力な武具で、ジオン三魔団、ジオダンテが共にアルガス騎士団に倒されてからは彼等の物となっている。

後の世ではアルガス騎士団の騎士団長『騎士アレックス』の持っていた『導きのハーブ』と共に新たな主達の専用の形へと進化している。

嘗てはそれぞれが己の弱点を補うように持っていたのだが……百歩譲って闘士に盾、呪術師に斧は良いとして、騎士である騎士バウに“杖”を持たせた所でどう考えても意味が無いと思う、騎士も魔法は使えるだろうが。

 

「始めてみるガンダム族だな」

 

「私達が倒された後の時代のガンダム族と言う事ね」

 

スダ・ドアカワールドの最も古い物語の中でアルガスの地での戦いで倒されたのがジオン三魔団だ。それに対してゼロの活躍したのは円卓の騎士、聖騎兵、機甲神の物語の後の時代のガンダム族であり、呪術師キュベレイの推測は正しい。

 

「オレの名は「司君!」……今のオレの名は魔龍剣士ゼロガンダム」

 

己の名を名乗る最中になのはに名前を呼ばれて水を注された所に訂正を入れつつ、改めて己の名を名乗る。矢張り呪いの影響か、なのはの存在で司の意識が乱れているせいで力を大きく削がれている。

 

「なっ!? 剣士だと!? キュベレイ、オレと変われ」

 

「仕方ないわね、相手が剣士である以上は私の方が良さそうね」

 

なのはと対峙していた呪術師キュベレイが杖を振るうと、光球が一斉にゼロへと向かう。

 

「『ビット』!」

 

「っ!?」

 

後ろに跳びながら呪術師キュベレイの放つ光球を剣で切り払う。

 

「技には魔法よ、如何なる剣士の技も魔法には通じない」

 

「なるほど、そう言う事か」

 

闘士ドライセンが呪術師キュベレイと交代した理由もよく分かる。だが……一つだけ大きな勘違いが有る。

そもそも、圧倒的な実力差がある相手では魔法も技に負ける。何より、今のゼロは剣士だがただの剣士では無い。雷龍剣(サンダーソード)の伝承者である“魔龍剣士”だ。

 

「『ムービガン』」

 

呪術師キュベレイの持つ黒い梟の杖から放たれる魔力の光を剣を振って切り払う。

 

(拙い……)

 

相手が気付いているかは疑問だが、ゼロの居る位置は丁度巨大子猫を背負っている形になっている。下手に呪術師キュベレイの魔法を回避してしまえば、あとは後ろに居る子猫に直撃してしまう。

 

(……仕方ない……)

 

『変わるか、ゼロ?』

 

(いや、こいつ等の戦い方ならオレ方が有利だ)

 

心の中でそう呟いてフェイトと戦っている騎士バウへと視線を向ける。技には魔法……本来魔法を使う彼女達なら騎士バウはある程度は有利に戦える相手なのだろうが、一つだけ問題がある。フェイトの戦闘スタイルはスピードを活かした近接戦、騎士や剣士のそれに近い。騎士バウの愛馬の存在こそ無いものの近接戦は得意分野だ。

 

相手にオレの不利な点を悟られない内にそれを行わせる事、ならば呪術師キュベレイや警戒しているであろう闘士ドライセンと違いゼロに対して一番警戒していないであろう騎士バウへと狙いを向ける。

 

呪術師キュベレイへと向かって駆けるゼロだが、呪術師キュベレイは余裕そうな表情を浮かべながら、ゼロを迎え撃とうとするが

 

「なっ!?」

 

その横をすり抜けて一直線に騎士バウへと向かっていき背中に納められた雷龍剣を抜き放つ。

 

雷鳴斬(サンダーバリアント)!!!」

 

「なっ!?」

 

フェイトに気を取られていた騎士バウに向けて必殺の雷鳴斬(サンダーバリアント)を放つ。不意打ちのようなものだが、司の枷が原因で力が発揮できない以上は少しでも相手の数を減らすべきと言う判断だ。

 

「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神よ、今導きの元撃ちかかれ。……フォトンランサー・ファランクスシフト!!」

 

続けてゼロの狙いを理解したのかフェイトの放つ魔法が雷鳴の中に飲み込まれた騎士バウを襲う。だが、

 

「ぐっ……貴様……」

 

二人の攻撃を黒い龍の盾を構えて耐え切っていた。かすり傷程度はあるかもしれないが、殆ど無傷で耐えた騎士バウの姿に驚きを隠せない。

 

「そんな……効いてない」

 

「流石は高名な龍の盾と言う所か」

 

ぶっちゃけ、ゼロにとってはスペリオルドラゴンと共に戦った伝説のアルガス騎士団の一人『剣士ゼータ』の持つ盾として有名なのだが、相手の名誉の為に黙っていた方がいいだろう。一応、元々は(借り物とは言え)向こうの武器だったんだし。

 

「ドライセン、キュベレイ、小娘共やそのモンスターは後だ! このガンダムから先に倒すぞ!」

 

「おお!」

 

「確かに……今の技は魔法に近い物、確実に始末しましょう」

 

騎士バウの言葉に闘士ドライセンと呪術師キュベレイも集まってくる。少なくとも、これでなのはやフェイトから注意は逸れた。

 

「今の内にあの子猫のジュエルシードを封印するんだ」

 

「え? でも、それじゃあゼロさん一人で……」

 

「一人で十分だ」

 

少なくとも雷鳴斬(サンダーバリアント)で騎士バウを倒せなかったのは完全に痛手だ。司の枷による能力の低下を考えても十分に倒せると考えていたが、黒い龍の盾の防御力はゼロの予想以上だった様子だ。

 

一人で十分と言うよりもなのはとフェイトを守りながらでは、枷を着けられた状態では不利だと考えたから他ならない。

 

「一人で十分だと? オレ達を舐めるな!!!」

 

「くっ!」

 

闘士ドライセンの振り下ろした黒い獅子の斧をゼロは雷龍剣で受け止める。

 

「隙だらけだぞ!」

 

「がっ!」

 

だが、その隙を逃さずに騎士バウが横に回りこみ槍を一閃させる。何とか体制を立て直すゼロだが、突然体が重くなったのを感じる。見れば周囲の木々も折れ地面も少しずつ沈んでいく。

 

「これで自由に動けないでしょう?」

 

「……お前の重力魔法か?」

 

「その通りよ。長々と時間を掛けて押しつぶすのも良いけど、私達が用が有るのはあの娘達なのよ」

 

身動きが出来なくなったゼロを嘲笑う様に呪術師キュベレイは笑みを浮かべる。己や騎士バウも動けない重力魔法の影響下だが、唯一それに対抗できる者が存在する。

 

「そう言う事だ。あの大マヌケ(闘士ダブルゼータ)が動けたのに、オレが動けない訳が無いだろう!」

 

元々アルガス騎士団とジオン三魔団はライバル関係にあった。より細かく言うと闘士ドライセンと闘士ダブルゼータと言った様に、得意分野が似ている者同士がライバル関係になっていた。

ならば、闘士ドライセンにとって闘士ダブルゼータが動けた物よりも弱い重力魔法の影響下で動けない等、どう考えても屈辱と言う他無いだろう。

 

そう叫びながらゼロへと黒い獅子の斧を向けてそれを振り上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???SIDE

 

 

「ここは?」

 

上下の感覚も無い真っ白な空間、司の意識は其処に存在していた。其処に蒼いマントを翻した純白の鎧の騎士が存在していた。その騎士は司へとゆっくりと近づいてくる。

 

「初めまして」

 

「あ、えーと……初めまして」

 

ユニコーンを象った純白の仮面の騎士はゆっくりと言葉を続ける。

 

「時間が無いので、手短に伝えよう。私は『騎士ユニコーン』、ガンダム達をこの世界に送った者の一人だ。スペリオルドラゴン達が君に自らの力の一部を託したように、私も君に私の力を託そう」

 

「っ!?」

 

司の手元に一冊の本が現れる。それと同時に知識と言うべきそれが司の中に流れ込んでくる。それは、二つで一つの一対となっている“魔法”。

 

「唱えるんだ、君の声に答えてくれるガンダム達の力を信じて……」

 

そう言って騎士ユニコーンは剣を取り出し、それを一閃する。

 

「っ!?」

 

突然の行動に驚く司だが、それは黒い鎖を切り裂いていた。

 

「完全には無理だろう……。だが、これで意識だけは保ち易くなった筈だ」

 

騎士ユニコーンの声を聞きながら司の意識は何処かへと消えていく。

 

 

 

―……べ……達を―

―……な……い!―

―……げ……―

 

 

 

誰かの声が聞こえた気がした。そして、自分が何をすべきなのか直ぐに理解する。

 

「コール!」

 

 

 

SIDE OUT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何だこれは!?」

 

「司!?」

 

突然の光に驚愕する闘士ドライセン、そして同時にそれが誰による物なのか理解しているゼロは驚愕を浮べる。

 

「コール!」

 

ゼロでは無く司の声が響く。同時にゼロの元に現れた三枚のカードが光に包まれる。

 

「させるか!」

 

それよりも早くトドメを刺そうと闘士ドライセンが振り下ろした黒い獅子の斧をもう一つの獅子の斧が受け止めている。

 

「な、お前は!」

 

「久しぶりじゃねぇか、闘士ドライセン」

 

赤い鎧に身を包んだかつての勇者と共に戦った力ならば並ぶもの無き闘士、『闘士ダブルゼータ』。

 

闘士ダブルゼータが現れると同時に呪術師キュベレイを雷が襲う。

 

「なっ!?」

 

突然の雷撃に慌てて障壁で防ごうとするが、それを貫き呪術師キュベレイを雷撃が襲う。術者のキュベレイの意識が逸れた事が理由か、ゼロを襲っていた重力が消える。

 

 

 

 

 

 

 

 

「凄い、今のは私よりも……」

 

フェイトも電撃は得意だが今の物は明らかに自分よりも上回っている。

 

「あ、あれ!?」

 

「飛行魔法? デバイスも無いのにあそこまで自由に魔法を操れるなんて」

 

なのはが指差した先にいるガンダムを見てユーノが驚きの声を上げる。根本的に違う魔法だが、明らかにデバイスも無く使っているのに、デバイスを持った高ランクの魔導師以上の魔法の使い手だと言うのは直ぐに理解できる。

 

 

 

 

 

 

 

「悪いがこれ以上お前達の好きにはさせない!」

 

「『法術師ニュー』!? 馬鹿な、お前達はスペリオルドラゴンと……」

 

梟の杖を構えて空中から己を見下ろしている、元々剣士の一族だったガンダム族初の魔法使い、『法術師ニュー』の姿に驚愕を浮かべる。

 

 

 

 

 

 

 

「くっ、ならば……」

 

思わぬ援軍に驚愕しながらもせめてと思い、騎士バウはなのは達へと槍を投擲する。

 

「っ!? きゃあ!」

 

そのスピードはなのはでは回避できない速度で彼女に迫っていた。BJの強度や障壁さえも貫くであろう事は理解できる。だが、

 

「卑劣な真似をするな、騎士バウ」

 

蒼い鎧をまとったガンダムの持つ龍の盾により弾かれていた。

 

「お前は、『剣士ゼータ』!」

 

かつての騎士ガンダムのパーティーにおけるガンダム族最高の剣士の一人、『剣士ゼータ』

 

「闘士ダブルゼータ!」

 

「法術師ニュー!」

 

「剣士ゼータ!」

 

「「「我等、アルガス騎士団! 義によって助太刀する!」」」

 

スダ・ドアカワールドの伝説に刻まれし伝説の戦士の一角がかつての勇姿のままに此処に蘇った。

 

「ア、アルガス騎士団……? 何故、彼らが?」

 

ゼロも彼らがどうなったかは知っている。ジークジオンとの最終決戦で命を落とし、騎士ガンダムと共にスペリオルドラゴンの魂と融合し、そして……再び転生したはずだと。カードの中に存在している事は知っていた。それでも、

 

『コールの魔法の影響らしい』

 

「司!? 大丈夫なのか?」

 

『少しだけ楽になった』

 

「言われてみれば、前よりも力が……」

 

『何が起こったんだ?』

 

僅かに以前よりも力が発揮できると言うのを自覚する。司自身もまたなのはの前でも意識を保てている。自分達に起こった異変に號斗丸が疑問の声を上げる。

 

『多分、騎士ユニコーンのお蔭だと思う』

 

「『騎士ユニコーンが!?』」

 

司の口から出た名前に思わず驚愕の声を上げるゼロと號斗丸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オレ達の声に気付いてくれたあいつに答えるためにもな」

 

「私達の因縁……再び此処で決着を着ける」

 

「覚悟!」

 

闘士ダブルゼータ、法術師ニュー、剣士ゼータが動く。

 

 

 

 

 

 

「ダブル猛襲弾!」

 

「ぐわぁぁぁぁああ!!!」

 

闘士ダブルゼータの必殺技が闘士ドライセンに叩きつけられる。

 

 

 

 

 

「フェーン爆風陣!」

 

「ア……アァァァァァァァァアアア!!!」

 

法術師ニューの魔法が呪術師キュベレイを飲み込む。

 

 

 

 

 

「ゼータ、乱れ彗星!」

 

「がぁぁぁぁぁあ!!!」

 

剣士ゼータの剣技が騎士バウを切り裂く。

 

 

 

 

 

「が……ガハァ! クソ、こうなったら……」

 

「待ちなさい、ドライセン。此処は退くわよ。あれを見せるには早すぎる」

 

罅が入った体を押さえながら立ち上がる闘士ドライセンを呪術師キュベレイが制する。

 

「確かに。あれを使うにはまだまだ力が足りない。だが……」

 

切り裂かれた傷を押して立ち上がる騎士バウが封印作業を終えたフェイトへと向かう。

 

「えっ?」

 

「危ない!」

 

フェイトを庇おうと動くゼロだが、そんなゼロやフェイトを無視し、騎士バウは封印を終えたジュエルシードを手に取る。

 

「こいつだけは頂いていくぞ」

 

そんな叫びと共にジオン三魔団の姿が掻き消えていく。ジュエルシードを奪ったままで。

 

「そんな……え?」

 

慌てて消えていく騎士バウに手を伸ばすが既に手遅れだった。それと同時にゼロへの変身が解けて司の体が崩れ落ちる。

 

慌てて司に駆け寄ろうとするフェイトとなのはだが、剣士ゼータがそれよりも早く彼の体を受け止める。

 

「すまない、お嬢さん方。聞きたいこともあるだろうが、許してもらいたい。ニュー」

 

「ああ。司の消耗が思ったよりも激しい、私達は彼を連れて失礼する。ターン!」

 

「じゃあな」

 

そう言ってアルガス騎士団を魔法陣が包むと彼等の姿が一瞬で掻き消えていく。

 

「消えた、転移魔法なのか……。あんな凄い魔導師は時空管理局にも……何者なんだ?」

 

そんな姿を呆然と呟くユーノの呟きだけが響くのだった。

 




今回登場のSDガンダム

・剣士ゼータ
 モチーフ:Ζガンダム
出展:SDガンダム外伝 ジークジオン編
 愛馬アーガマを駆るアルガス騎士団騎馬隊隊長。アルガス一の剣術の使い手とされている。闘士ドライセンとの戦いで龍の盾を得る。法術士のニュー(元騎士)は兄弟子。本作ではコールの魔法によってカードから召喚された。

・闘士ダブルゼータ
 モチーフ:ΖΖガンダム
出展:SDガンダム外伝 ジークジオン編
 アルガス騎士団戦士隊隊長。アルガス一の怪力の持ち主。呪術士キュベレイとの戦いで獅子の斧を得る。レイク山で騎士の修行をしていた所をアレックスによってスカウトされる。ブリティス王国に遠縁がいる。本作ではコールの魔法によってカードから召喚される。

・法術士ニュー
 モチーフ:νガンダム
出展:SDガンダム外伝 ジークジオン編
 アルガス騎士団法術隊隊長。騎士バウとの戦いで梟の杖を得る。アルガス一の法力の持ち主。 実家が騎士の家系である為元々はアレックス直属の騎士団に所属していたが、僧侶ガンタンクIIに実力を見出されて以降法術士としての道を歩く。騎馬隊のゼータとリ・ガズィは弟弟子で従兄弟。

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