今回から、ちょっとだけ小説の形式が変わっています。
ハクが頷くときに「」のあとにコクリと付けることにしました。以上です。
ではゆっくり読んで行ってください。
「おらぁ、起きなさぁい。」
私の心地よい眠りを妨げるのは誰だ?なんて、こんな風に私を起こすのはアイツしか居ないか。
「おはようまこっちゃん。今日って打合せですたっけ?」
「そうよ。今日は打合せ。全く・・・しっかりしてくださいな、先生。」
雑魚寝していた私を覗き込んでいる女性。名前を中光 真琴(なかみつ まこと)25歳。出版社で働いている。単的に言えば私の担当編集さん。若くて優秀。二人揃って『金の卵コンビ』なんて呼ばれているらしい。彼女もパズドラ大好きなもんでかなり気が合う。それで、私はすっかり忘れていたけれども今日は10時半からの打合せだった。そして、現在時刻は10時55分。完全に寝すぎちゃっている。とりあえず急いで下に降りて洗顔と歯磨き。二階にあるPC部屋で原稿を印刷してからリビングに向かった。真琴さんは勝手に紅茶を二人分入れて待ち構えていた。
「さて、先生。コラムの締め切りは今日ですけれども・・・。」
「もちろん用意してますとも。これが小説で、こっちがコラム・・・」
こんな感じで大体1時間弱の打合せが終わるころに和樹お兄ちゃんから提案があった。
「真琴さん、時間も時間ですし、良かったらお昼食べていってください。今日はパスタなんです。好きでしたよね?パスタ。」
「あら、覚えていたんですか。じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます。」
って訳でただでさえ8人と人数が多いお昼ご飯に真琴さんが参加することに。リビングが狭い・・・。
「なんだか人数が凄く増えてますね?」
「色々と事情があったのよ。色々とね。」
「そう。まぁ、聞かないでおいてあげます。」
お昼を食べた後、真琴さんは仕事に戻っていった。あの人は簡単に人の秘密はしっかり守り通す人だ。ハク達のことを言いふらすようなことはないと思うけど、今は事実を伏せておくことにした。
「さてっとぉ、今日のお仕事終わり-っと。」
「まさか、作家さんだったなんて。すごいですね。」
「いやー・・・そうでもないですよ。まだまだ下っ端ですからねぇ。」
ソニアさんは読書が好きなようで、私の部屋の本棚の本の大体3割くらいを知っていた。残り7割のうちの数冊は辞書だったんだけど、それでも漫画は一冊も無かったからか、みんなが少し不思議そうにしていた。
それはそうとして、ここのメンバーは本当に個性強すぎると思っていたけど、よくよく観察してみたらマスターと性格がよく似ているってことに気付いた。といってもまだそこまで長く一緒にいたわけじゃないからこうだって言いきれないけど、それでも似ていることは確かだと思う。
まず、ソニアさんはとても真面目。いつもまとめ役の和樹お兄ちゃんに似てしっかりしている。実際彼女もまとめ役のようだ。
次はバステトさん。なんていうか・・・一歩後ろでみんなのことを観察してて、時々ツッコミを入れてくるあたりが似ているような気がする。茂吉さんは輪の中にいてツッコミを入れるけど・・・でも、なんとなく似ている。
ラクシュミーさんは気まぐれで好奇心旺盛なところがルーペさんそっくりだと思う。
でも・・・ハクだけは・・・ハクだけが似ていない。私と少しも似ていない。だらしない私に似なくて嬉しいような、共通点が無くて寂しいような・・・凄く複雑な気分だ。
部屋であれやこれや考えていたら、ノックがあってからルーペさんが入ってきた。
「ほーちゃん。ちょっとお願いがあるんだけどいいかな?」
「なんです?」
「みんなの服を買いに行きたいんだけど、僕らはそういうの詳しくないから、ついてきてほしいんだ。それに僕らじゃ女性服の店には入りにくいから。」
「そうですね。確かにサイズの合わない服で過ごしてもらうのは申し訳ないし・・・。わかりましたよ。私のよく行くお店がありますからそこに行きましょうか。」
そういう訳で、みんなで服を買いに行くことになった。向かうのは私の行きつけのお店『ソメイヨシノ」だ。有名な全国チェーンではないが、店長のセンスが抜群で、オーダーメイドもかなり安くで引き受けてくれるのでしょっちゅうお世話になっている。家からも歩いていけるほど近いので一人でも行けるのも魅力の一つかもしれない。
「本当にいいんですか?わざわざ私たちの為に服を買っていただいても。」
「いいのいいの。穂積のつてで安くしてもらえると思うし、それにやっぱ女の子には好きな服を着ていて欲しいからね。」
私たちは軽い雑談をしながら歩いて行った。10分くらい歩いたところで周りとは少し雰囲気の違うおしゃれな建物が見えてきた。庭付きの一戸建てを改装したという店は、さながら絵本の中の羊館を少し縮めたような、そんな建物。入ってすぐに店内を回っていた店長がこちらに気付いて近づいてきた。
「やあ、不知火ちゃん。この前言っていた服の仕立て直しは終わっているよ。おや?お連れさんは新規のお客さんかな?」
「店長。そうなんですよ。彼女たちの服を買いに来たんです。ついでに仕立て直しの服も受け取りにきました。」
「そうかい。お得意様の紹介だ。少しは安くしますよ。ゆっくり見ていってください。仕立て直しのは会計の時に一緒に渡すよ。」
「ありがとうございます。」
店長が奥に行った後にみんなは各自で服を選ぶことにした。私はみんなのとこを順々に回ってみることにした。あわよくばいい服が手に入ったらいいな~。なんて。
そんな感じでみんながどんな服を見ているのかとか、その辺の好みを観察しつつまわってみる。
ソニアさんのとこには和樹お兄ちゃんが一緒にいて、二人で話しつつ服を見ていた。この二人・・・結構仲いいな。でもって、見てる服はおとなしめのシンプルなワンピース。色合い的には赤系。全体的にレースが少なめでシンプルなデザインが多く、丈はそこまで長くなくて動きやすさを重視している感じ。しっかりとスパッツを買うのを忘れないあたり・・・流石です。
次はラクシュミーさん。居る場所はソニアさんの近くだけど、選んでいる服はフリフリの感じで、パステルカラーが多い。でも、ソニアさんと同じように動きやすさとスパッツは忘れない。薄いピンクの服が髪の毛とよく合っている。オシャレっていうよりも可愛いっていう感じで、割と典型的なロリータファッションかな。でも、この服ならサイズはぴったりだし、いろいろと安心。
ちょっと遠くに茂吉さんとバステトさんがいた。暗い色が多いようだが、デザインは派手目。と思ったけど、選んでいるものの中にパンツスタイルが数着見えた。確かに猫っていうと活発なイメージではあったけど、まさかパンツスタイルを選ぶなんて思わなかった。
そんな感じで回っていたら、かなりいい服が目に入った。白地にポケットのところや袖・襟、それからウェスト部分は白黒の虎柄のワンピース。可愛いだけじゃなくクールなデザイン。ルーペさんにでも買ってもらおうと服に手を伸ばしたら、横から伸びていた別の手に触れた。手を伸ばした人物の方向を見たら、そこにいたのはハクだった。普通に目が合って、慌ててその場を離れてしまった。恥ずかしくてドキドキしてしまった。棚の影からハクの方を見たらさっきの服を手に持ってこっちに近づいてきていた。ハクは、私の前まできて立ち止まった。びっくりして立ち尽くしている私を見てハクがこういった。
「・・・同じの・・・二着あった。」
そういってハクは私に服を差し出した。確かに同じものだ。
「ありがとうございます。お揃いになっちゃいますけど・・・いいんですか?」
「・・・。」コクリ
ハクは頷いて、また服選びに戻っていった。
筆者「今回からここで座談会しようとおもいます。」
ソニア「今回のお相手は私、絶世の紅龍喚士・ソニアと」
筆者「筆者ことぷに丸がお送りしまーす。」
ソニア「今回は特に質問等はきていませんが、何をするんですか?」
筆者「今回は、私がソニアさんのことを裏で『ソニア姉さん』って呼んでる的なお話です」
ソニア「つまり私たちのことを筆者さんがどう呼んでいるかっていう話ですか。」
筆者「そうです。それによって私が皆さんをどういうふうに見ているかっていうのが分かり易いかなって思いました。」
ソニア「なるほど。私を『姉さん』と呼んでいる理由は?」
筆者「パッと見で「これは姉さんって呼ぶしかない!」ってなりました。」
ソニア「そうなんですか。」
筆者「次、ラクシュミーさんは割と長いので、『ラクちゃん』って呼んでます。」
ソニア「妹属性ですか?」
筆者「うーん・・・私が元々妹属性なんで・・・微妙なあたりですが、大体そんな感じです。」
ソニア「それじゃあ、バステトさんは?」
筆者「猫とか、バステトさんとかよんでます。私の中で何故か木属性ってみんな印象が薄いんですよ。」
ソニア「木属性劉備さんしか持ってないんでしたら仕方ないですよ。」
筆者「そうですね。一応私闇勢ですからね。えっと、最後はハクですか。うん。ハクですね。進化の段階にもよりますけど。山田さん(和樹お兄ちゃんのモデル)はハクちゃんって呼んでました。」
ソニア「じゃあ、何故呼び捨てに?」
筆者「さん付けじゃ押しキャラにしては他人行儀ですし、ちゃん付けするほど幼くないかなって思ったので。」
ソニア「なるほど。っと、そろそろ尺がアレですね。」
筆者「はい。それでは、感想やアドバイス・座談会での質問等を募集しています。これがあるのと無いのとでは、私のモチべーションが全く違います。」
ソニア「また、当サークルではyoutubeとニコニコ動画でも活動していますので、よければそちらもよろしくお願いします。」
二人「それでは次回もゆっくりしていってね!!」