あと、今回は三人にスポットを当てていますがこの話の一つ一つは特につながっていませんのであしからず。
--------ディエチの場合--------
「ISインヒューレントスキル・ヘヴィバレル、発動」
構えた砲身の先に巨大な魔力の塊を浮かべ、ヘリに狙いを定めながらディエチが呟く。
それを、先ほどまで座っていた屋上入り口から降り、ディエチの後ろに立って眺めながら、クアットロは楽しそうに相手が最も逆上しそうな言葉を選びルーテシアへの伝言を口にする。
『「逮捕は、いいけど」』
「『大事なヘリは、放っておいていいの?』」
「なっ!?」
その言葉に全員が驚愕し、ヴィータは怒りを露わにする。
そして、発射へのカウントダウンを続けるディエチを見守るクアットロから、止めとばかりにルーテシアに更に言葉がく。
ルーテシアはそれに何の疑問も持たず、ヴィータに対して、彼女を言葉を一字一句違わず告げる。
「『貴女は、また』」
『「守れないかもね」』
「……発射!」
クアットロが言い終わり、ヴィータが目を見開いたのと同時に、ディエチの構えた砲身から“ソレ”は放
れた。
殺傷設定の砲撃魔法。
純粋に人を殺すことだけを目的とした砲撃が・・・・・・・・・・・
「くしゅん!!」
とっさに出てしまったディエチのくしゃみによって砲身がそのまま下を向き・・・・
「「ぎゃあああああああああああああ!!!!!」」
自分たちの足場にむかって全力で放たれた。
この後瓦礫となったビルの下からボロボロで出てきた二人はあっさりと逮捕されました。
------セインの場合------
「ふ、副隊長、落ち着いて」
「うるっせぇ!おい、仲間がいんのか!? どこに居る!? 言え!!」
ディエチの砲撃があたった直後にヴィータはルーテシアに掴みかかり仲間の有無を聞き出そうとする。
それをスバルがどうにかなだめようとしていると・・・・・
「エリオ君!?足元に何か!?」
ギンガの鋭い声が響く。
それに反応し、エリオが後ろを向いた瞬間地面を“透過”して人影が飛び出してきた。
「うわっ!?」
「いただきっ!」
エリオからケースを奪いとったセインは、そのまま半円の軌跡を描いて、逆側の地面へと沈・・・・
「ぐえっ!!」
・・・・・まずに地面に激突した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
辺りが静寂につつまれる。
この時全員がどこからか強い風が吹いたような感じがしたという。
------トーレの場合------
ディエチとクアットロの二人はなのはに砲撃を阻止され、さらに応援に駆けつけたフェイトによって上空に追い詰められていた。
なのはとフェイトの二人がディエチとクアットロの二人を捕らえるため砲撃を放とうとした瞬間
「ディエチ、クアットロじっとしていろ!!」
「「っ!?」」
「IS発動!ライドインパルス!!」
トーレが二人を助け出すためにライドインパルスを発動させる。そして二人を砲撃から救い出し地面に着地しようとして
「いかん!!スピードを出しすぎた・・・・」
自身のスピードを殺しきれずに地面に大激突した。
この後大激突したことで出来たクレーターの真ん中で目を回している三人はあっさり捕まったという
はい、そんなわけでここまでの作品を一気に投稿しました。
ほかにもいろんな”もしも”のお話を書いていくつもりではいますがなにかご希望などがあったら是非とも感想などにご希望を書いてください、作者の頭でかける限り書かせて頂きたいと思います。
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