Another high school of the dead 作:ブロンデル
続きが手詰まりで全然書けないんですorz
まあこれからもちょくちょく書いていくので応援よろしくでふ
この小説にはグロなどが含まれているので注意してくだはい
外は地獄そのものだった。
あちこちから火が出ているらしく煙で視界が悪く、道には乗り捨てられたバイクや車、そして血などが散乱していた。
それだけでなく
「くそ! なんでこんなに数が多いんだ!」
目の前には、十数人のゾンビ。
「.....あ......ああ....」
ハルが道路に座り込んでしまった。
「ハル!?どうし.......」
そこに一体のゾンビが近づいていた。
「危ない!」
だが、俺とハルは2メートル以上はなれていた。
くそっ! 間に合わない。
そのときだった、
「よけて!」
ドゴッ
鈍い音とともにゾンビから血が飛び散る。
「あ.....がぁ......」
小さなうめき声とともに、ゾンビが倒れる。
「大丈夫ですか?」
ユキさんだった
手には、赤い液体がついた入手ルート不明の鉄パイプを持っている
「.......あ.......ありがとう」
ハルはまだ動けないようだった。
だが、そんな俺たちの状況はおかまいなしにゾンビが近寄ってくる。
「ヒロ、ハルを背負って動いてくれ。 ユキさん、俺と一緒に二人を守ってください」
そう言いながら、手近なゾンビにナイフを突き刺した。
ユキさんも鉄パイプで確実にゾンビをつぶしていく。
そしてヒロがハルを背負ったのを確認し、少しづつ前へ移動する。
だが現実は非情だった。
「松原さん! 裏門の方から!」
見ると、制服姿のゾンビがすぐ近くまで追ってきていた。
「やばい! 走......」
無理だった。
ヒロは今ハルを背負っている。
いくらハルが女子だったとしても、それなりの重量がある。
それに、ヒロは運動音痴だ。
もし、走っている途中にこけたりして俺らと距離が離れたら.......
「くそっ!」
「松原さん!?」
気づけば俺はゾンビの集団に向かって突進していた。
闇雲にカッターナイフを振り回し、ゾンビを蹴り飛ばし、奇声をあげながら闇雲に戦った。
そして、
バキンと何かが折れた音が聞こえた。
「っ!?」
見るとカッターナイフの刃の部分が根元から折れていた。
そして、周りにはゾンビの大群。
ここまで.....なのか.........
俺は目の前が真っ暗になった。
そのときだった、目の前をなにか大きな物が横切った。
はねとばされるゾンビ。
いきなり目の前で起きた出来事にフリーズしていた俺は、数メートル先に止まったそれからのメッセージを聞くまで動く事ができなかった。
「君たち! 早く乗りなさい!」
数分後、俺たちは猛スピードで動くバスの中にいた
「はぁ.......はぁ........」
「大丈夫ですか?」
見ると、ユキさんが俺にタオルを差し出していた。
「あ......ありが、ゲホっゲホっ......」
「大丈夫ですか!?」
「おい坊主、これ飲め」
目の前には、水のペットボトル。
俺はそれを受け取ると一気に半分くらい飲み干した。
「.........ぷはぁ.....ありがとうございます」
目の前には、いかつい顔の男。
「いいってことよ、それよりお前! よく女を守った!」
「あ.....あはは......」
バスの中にいるたくさんの人たちの視線を浴びた俺はもう笑うしかなかった。
「松原さん......」
ありがとうございました!
そんな台詞を期待した俺は馬鹿だと思う。
「無茶しないでください!」
出会って、まだ二時間も経ってないが、確実な事が一つある。
この人は今ものすごく怒っているという事だ。
「なんで一人で突っ込んじゃうんですか!」
「い.....いやぁ......気づいたらもう飛び出しちゃってて.......」
「言い訳はいらないです!」
そう言われるのと同時に頭を軽く叩かれた。
「もう! なんで.....そんなこと.....するん.....ですか!」
「ユキさん?.......」
見るとユキさんは泣いていた。
「私......松原さんが......死ぬんじゃないかって.......思った....んで....すか...ら..ね」
「...............」
見ているこっちがつらかった
「わかりました、もう二度とあんな無茶な行動はしません」
「約束........ですよ.......」
「はい........分かってます」
そのとき、俺はまた周りからの視線を感じた。
ほとんどの乗客は俺たちの行動を生暖かい目で見ており、なかには涙を流している人もいた。
瞬間、この俺の言動が他の人にどのように捉えられるかやっと考えた俺は、猛烈な恥ずかしさを感じ、呆然としていた。
そのとき後ろから
「タク! 俺たちの誓いはどうなった!」
「ち......誓いって何だよ?」
「忘れたとは言わせんぞ! 中学二年生の忘れもしない夏の日! 同じ日に互いが好きな人に告白した日だ! 告白に失敗した俺らは、こう誓ったではないか! 『これからどんな事があろうと俺らは彼女を作るチャンスを永久放棄し、一生童貞であり続けr」
限界だった。
俺は持っていたカッターナイフの刃を出し、勢いよくヒロの頭に突き刺した。
ガツン、という鈍い音がしヒロが音もなく倒れ、それっきり動かなくなった。
そこまでしたところで、あぁそういえば刃が折れていたっけと思い出し、ヒロの懐からカッターナイフを抜き俺のやつと交換しておいた。
.......もう何度目だろうか人の視線を感じるのは。
俺は、倒れたままのヒロを放置し席に座った。
ふと横を見ると、隣のユキさんとハルが声を押し殺して笑っていた。
.....................................死にたい
数分後、今後どうするか考えていた俺は、床に赤い液体が流れているのを見つけた。
誰かがけがをし.......た........?.......そのけがは......まさか............
そこまで思考が連想ゲームのようにしてたどりついた俺は、血の発生源を探す。
血は若いカップルの席から流れてきているようだった。
なぜか、男性の方は落ち着きがなく、女性の方は顔色が悪かった。
こいつら!
俺は隣のユキさんに小声でこういった。
「脱出します!」
ユキさんも俺と同じ事に気づいたらしい、すぐに降りる準備を始める。
「ヒロ、起きろ」
顔をぺちぺち叩くが反応がない。
「あ! あんなところに某魔法少女の限定フィギュアが.......」
「どこっ!?!?」
こいつは......
「そんな物はない、脱出する」
「うごふ.......」
ヒロががっくりと肩を落としながらも立ち上がったのを確認し
「運転手さん! 僕の家そこなんで止まって!」
バスが止まる、ドアが開くのと同時に俺たちはバスから降りた。
再びバスが動き出す。
「とりあえず、近くの民家に立て篭ろう」
「都合よくそんなのあるわけ......」
そのとき後ろからドガーンと大きな爆発音が聞こえた。
振り返るとさっきのバスが数台の車を巻き込み道を塞ぐようにひっくり返って燃えていた。
「おいタク! あのバス!」
「やっぱりか.......」
「違う! その隣!」
「!?」
見ると、見慣れたフォントで藤美学園と書かれていた。
「あれは!」
「ちょっと待ってください、何か聞こえます」
-小...君!......ないか!-
「この声は、毒島主将!?」
「! 知り合いか!?」
「現在の剣道部の主将を務めている人です!」
-東署........午後5時.......ー
「なにがあったんだ!?」
「分からないです、でもかなり危険である事は間違いないのです」
「二人とも! 周り見ろ!」
「タッくん!」
ハルとヒロに声をかけられ周りを見るといつの間にかゾンビが周りにたくさんいた。
そして、バスは猛スピードで走り去っていった。
「どうします!?」
「......俺の家はもう少し先です! 走って!」
そうして俺たちは走り始めた。
ゾンビが大量にいたが、俺とユキさんとで一緒に引き寄せながら戦ったので安全に進む事ができた。
しばらく走った後、俺たちはようやく目的の場所にたどり着いた。
一つ謝っておきまふ
前回本編キャラしばらくでない的な事を書いておりましたが
次の話で出てしまいました(汗
それと、前回よりも短くなってしまいました......
次はがんばりまふ!
感想まってます!!!