Another high school of the dead   作:ブロンデル

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こんにちは!
ブロンデルことくろゆきでふ。

今日はうれしい事があったんだよー!
身内以外からの初コメントだよ! やったね!
本当にありがとうございます!
そしてこれからもよろしくです!

なおこの作品には、グロ、下手な文章などが入っております。
注意してください!

また、エアガンの改造はいけません!
改造は小説の中でやってください!


Predecessors Teachings 

 

「クリア」

コンバットナイフを逆手に構えた俺はそう告げる。

「こっちは.....その逆だ.....」

ヒロは改造エアガンのmp7a1を構えている。

こいつは俺がガスの圧力を変え、パチンコ玉を撃てるようにしてある。

アルミ缶を10m離れて撃ったら穴があくぐらいの威力を持っている。

「何体だ?」

「十五体、撃つか? この人数なら余裕だが.....」

「.......やるか」

「おk」

「カウント3で、突撃する」

「了解、オーバー」

軍の無線通信風に会話を終え

3.......2......1......GO!

瞬間俺は門の陰から音もなく飛び出し

ズシャッ    ゴロ

目の前にいたゾンビに抱きつき、コンバットナイフで首を切り落とした

アサシンキルに成功した俺は次の獲物を探す

左隣にいたゾンビをコンバットナイフで切り裂いた後、膝蹴りを食らわせ飛ばし

そこにカッターナイフを投げた

真っすぐ飛んだカッターナイフは吸い込まれるようにゾンビの頭に当たり、ゾンビは動かなくなった

だが、ナイフを正確に当てる事だけに意識を集中していた俺は、右隣から来るゾンビに気がつかなかった

すでにゾンビは組み付きのモーションを起こしていた

これまでか..........そのとき

ポスッと音がしたかと思うと、ゾンビの頭から鮮血が舞い上がった

「うひょー.......これ威力あり過ぎでしょ」

信じられなかった

俺でもあの銃で正確に的に当てれる距離は10Mが限界だった

しかしヒロはろくに試し撃ちもせず15Mからの距離で正確にHSしやがった

ヒロ......恐ろしい子!

「す......すまん助かった」

「タクそれは後だ、先にこっちを....」

「ああ、分かってる」

そして俺たちは再び獲物に襲いかかった

5分後

道に立っている者は二人だけだった

「ふいー..........終わったな」

俺がナイフをホルスターにおさめながらつぶやく

「まったくだよ」

ヒロも疲労困憊のようだった

「しかし........あの距離でよく当てられたな」

その俺の言葉に

「これくらいの距離は余裕っしょwwお前とのサバゲーの時はもっと早いアタッカー狙ってんだからwww」

そうなんだが.......まあ、ヒロが余裕ならいいか。

そんな会話をしていた俺は完全に油断していた

「がぅ〜〜」

「んな!?」

誰かに抱きつかれた

「くそっ」

しまった! まだ残っていたか!

俺は咄嗟にナイフをとろうとするが届かない

「ひ.......ヒロ、help me.......」

だがヒロは驚いて一瞬こちらを見た後、なぜかにやにやし始めた

ん〜?

こいつは俺がゾンビに食われようとしてるのがそんなに楽しいのだろうか

そのとき気づいた

こんなことするのは.........あいつか.........

「........ハルか?」

「あらら.......もうばれちゃったよ」

後ろから完璧なスニーキングで近づいてきた暗殺者は照れたようにそう言いながら

俺から離れた

「びっくりさせんなよ.........もうちょいでナイフ抜いてたぞ......」

「アハハ、ごめんねー」

「ってゆうかユキさんは? 後荷物は?」

ハルとユキさんには荷物を持ってもらっている。

「ここです」

突然後ろから声が聞こえた

「うわああああああ!?............ユキさんまで..........」

「ごめんなさい.......ちょっと.........面白そうだったので.....つい.......」

「...................」

「あ.....荷物はここです」

そう言ってユキさんは持ってきていたリュックを足下に置く。

そして金属バットを担ぎまた腹がよじれたように笑っていた。

「........もういいです! 出発しましょう!」

俺は、一人で歩き出した。

 

数十分後

物陰から飛び出す。

「クリア」

「こっちもクリアだ.......いいぞ!」

こうして俺らは、商店街についた。

「なあ、おかしくないか?」

「なにが?」

「静かすぎるんだよ、ゾンビもさっきからみかけなくなったし」

「ふーむ.......」

たしかに、人は逃げるからいなくなるのはわかるが.........

「逃げる人に付いていったのではないでしょうか?」

その発想はなかった。

「気になりますけど、とりあえず武器の回収に行きましょう」

全員から賛同の意思をいただいたところで出発。

 

その数分後

「ここです」

目の前にひっそりと影松屋と書かれた看板。

「うわぁ.......こりゃまた」

「古いね〜.......」

「ここに人がいた事自体驚きwww」

そんな三人の感想を聞きながら店舗のチェックをする。

えーと、今の所出火はないようだ。目立った傷も、侵入された形跡もない。

ただ、この店のオーナー影松茂(俺はしげさんと呼んでいる)の姿がない。

いつもは窓際のカウンターに座って昔行った戦争の話を一緒に住む奥さん(影松京子さん)に話しているのに.......、あの人は震度5強の地震が来ても「それでな! こっちの持ってた単発式は........」みたいな感じで続ける人なのに.......

「.........俺とヒロで中をクリアリングしてくるんで、ハル頼みます。」

「了解しました」

 

「結構中きれいだな」

mp7a1を構えながらヒロがつぶやく。

「ああ、オーナーの奥さんが掃除好きだからね」

「ふーん.......おっ! おい! タク! これ!」

「どした? ......!!」

そこには二つの死体が転がっていた。

その顔には見覚えがあった........

「..........しげさん........京子さん.......」

京子さんの死体には頭に何か棒状のものが刺さった状態で

しげさんにも同じ物が刺さっていた。

「............知り合いか?」

「ああ.......この店のオーナーだ」

「げげっ........マジですか」

「ん.....?」

よくみるとしげさんは何かを持っていた

最近出たばかりのピストルタイプのクロスボウ

それと、

「........手紙?」

宛名は松原.........俺!?

「お前への手紙じゃん」

「...........読むか」

中にはきれいな文字で書かれた手紙が一枚入っていた。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜松原へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これを読んでいる時には、私はもうここにはいないだろう。

なぜなら私はもうすぐ自ら命を終えるのだから。

お前に今日何があったのかを書く、聞いてくれ。

 

朝、ちょうど九時頃だったかな、俺と京さんは朝ご飯を食べていた

すると、店の方から悲鳴が聞こえて騒がしくなったんだ。

シャッターを開けると若いカップルが血相を変えて立っていた。

カウンターで話を聞くとどうやらこの町に化け物が現れたらしい。

そして、自分たちも襲われそうになり怖かったと言っていた。

そうして、しばらく話を聞いていると、突然裏口から人が入り込んできた。

この人もか、と思って話をこうとしたところで、若い女が小さく

「ば........化け物.....」

と言ったんだ。

それに気づいた京子がそいつに飛びかかってなあ.........

倒したんだが..........足をかまれてしまったんだよ。

それを見た若い女が青ざめて

「化け物!」

そう言った。

京子はそう言って駆け出そうとした女の足を噛んでしまってねえ。

結局そのカップルは店を出てすぐのところに止まっていたバスに乗り込んで行ってしまったんだよ。

それだけならよかった。

.........京子は俺にも襲いかかってきた........

幸い動きは遅かったので攻撃をなんとかよけていった。

そして気づけばロッカーから出したクロスボウを京子の頭に向け

 

 

引き金を引いていた。

 

 

松原.......戦場で生き残るこつを教えておく。

 

情で動くべからず、利で動け。

 

これは捉え方によっては人を見捨てろという事になる。

酷かもしれん、人の道に反するものかもしれん。

しかし、生き残るとはそういう事なのだ。

誰かを守って死んだって、お前は何も得をしない、死んだ後では地位や名誉も手に入らない。

だから生きろ! 常に、自分だけを考え行動しろ。

お前が生存する前提での行動をしろ。

それが、戦争だ。

 

 

...........だが、その生き方はつらい。

まだまだ幼い悪ガキのお前には無理だ。

だから、さっき書いた事と矛盾するかもしれないが、

お前は常に信頼できる仲間と行動しろ。

人が増えると視野が広がる。

困難に立ち向かう力が増える

勇気をもらえる。

その事を忘れるな!

 

長々と書いてしまったな。

 

.................お前に二つプレゼントがある。

一つは倉庫の鍵。

お前に教えた鍵は嘘だ。

悪ガキのお前に本物を教える訳がないだろう、考えろ馬鹿。

正しくは寝室の机の引き出しだ。

好きなのを持っていけ。

 

もう一つは、私の持っているであろう、クロスボウだ。

こいつは軽いからお前でも引きやすいだろう。

俺の形見だと思って持っていってくれ。

 

んじゃあな松原、

先に上で待ってるからな

                        茂

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

なんだ.......これ.......

..........何なんだこれは!

この絶望と不幸で綴られた手紙は!

何が死ぬなだよ! お前は自分で死んでいるじゃないか!

それに何が悪ガキだよ! しかも倉庫の鍵が嘘だったとか、なめてんのかこら!

なんとか言えよ!

 

「.........裏の方で10体くらいのゾンビが頭に同じ物が刺さった状態で死んでた」

「..........その近くにそいつらとは全く関係のない血だまりができていた」

「...........つまり、誰かがそこで噛まれた可能性が高い」

「.........その人が自殺したのはお前に被害が.....」

 

「それ以上言うな!」

いつ以来だろう、こんなに感情的になって怒鳴ったのは。

ヒロはごめん、と言った後何もしゃべらなかった。

しばらくの沈黙の後、

「とりあえず.........外に出よう」

「おう.......」

俺とヒロで二人の遺体を近くの和室に運び、扉を閉めておいた。

手紙通りにしげさんのクロスボウを貰って。

 

外に出ると二人はすぐに気づき

「あ、タッくん!」

「どうでした?」

と声をかけた。

しかし、俺の表情が暗い事を察したのか二人とも何も言わなかった。

 

情で動くべからず、利で動け

 

信頼できる仲間

 

手紙に書かれていたその二つの言葉はどこか俺に重くのしかかっているような気がした。

 




なんかシリアスになっちまいました........
でも次は武器泥棒し放題ターイム!
いえーい!
ってなると思います。
これからもよろしくです。

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