ハイスクールD×D モンスターでクリーチャーな俺 作:misuta
本当に皆様には感謝の言葉しかありません。ありがとうございます!
最近、リアスの様子が少し変だ。
少し考えている素振りかと思ったら憂いな表情を浮かべている。
どうしたかと訊いてみても何でもないの一点張り。
…怪しい、実に怪しいぞ。少し情報を集めて見ますか。
壁|-`).。oO(調査、せずにはいられない!)
「で、私に相談ですか。姫島さんとかに相談出来たのでは?」
『悪魔でかつ次期当主という同じ立場である支取の方が何か知っているのではと睨んだのさ。
( -Д-)y─┛』
「学校でパイプ加えて何恰好を付けているんですか?」
『これはハッカパイプですぅー。お菓子だからセーフですぅー。
( ^3^)y─┛』
「お菓子は基本的に持ち込みは禁止です。匙、没収しなさい」
『なん…だと!?』
「門星先輩、ガキじゃないんですから…うわ、力強っ!?」
『匙の馬鹿ー! ヘタレー! スケベー!
ウワァァ--。゚(゚´Д`゚)゚。--ン!!』
「それは兵藤でしょうが! いいから寄越せコラ!!」
放課後に生徒会へ突撃して調査してみたものの、匙にハッカパイプを没収されたorz
いや、調査=探偵=パイプだろ?
雰囲気作りに持ってきたのに失敗だったわ。
やっぱり悪魔の力には勝てなかったよ…神器使えば勝てたのに(負け惜しみ)
あ、呆れた顔した真羅がお茶を淹れてくれた。よし、機嫌直そう!
且⊂(゚∀゚*)ウマー
「もし、悪魔の事情があった所で人間の貴方には関係無い筈よ?」
『確かに関係ないな』
「それでも首を突っ込む心算ですか? 匙にも力で負けた貴方ではどうしようもないと思わないんですか」
『悪魔とか関係ない、友達として助けたいじゃダメか?』
「殺されますよ?」
『そこまで念押しするという事は悪魔の事情か、邪魔したな。
真羅、美味いお茶ご馳走さん。匙、それ明日返せよ』
「あ、門星君!」
支取の反応と言葉で悪魔関係だとわかった俺は生徒会室を出る。
悪魔かー…貴族とか面倒な仕来たりとか多そうだからな。
想像するには地位や財産の相続問題か、政略結婚ってところが妥当かな。
確かに一般人…庶民の人間が口出しできる問題ではない。
難しいね(´・ω・`)
イッセー辺りが結婚式に凸ってリアス攫うとかやりそうだなw
俺? 俺は後を追う奴らを足止めする役だよ?
そんなドラマの主人公みたいなことは出来ないってwww
『どっちかというと宿主は政略結婚を企む側だよねw』
『謝るなら3秒以内だぞ(#^ω^)ビキビキ』
『ごめんなさいっ!』
馬鹿野郎、俺みたいな清い心を持つ俺がそんな事企むか。
え、アーシアの前で俺は清い心を持ってるって言えるのかって?
………ごめんなさい調子こいて自惚れました反省しますorz
聖女様には勝てなかったよ…。
(つД;)
さて、他の皆が悪魔の仕事へ言ったらリアスと話してみますかー。
遅くなっても家まで転移が出来るとか楽だなぁ。
素敵なキッチンでお菓子や料理(材料は自前)も出来て、
ゆったりしたソファで茶を淹れてほっこりして読書して、
旧校舎の外で筋トレして部室のシャワーを借りて家に帰るとか最高だよ。
使えるものは最大限使う…ビバ、オカルト研究部!
ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャ
『ねぇねぇ宿主、もし部室が襲撃されたら?』
『あん? そんなの怒るに決まってるじゃん』
『中から火をつけられてたら?』
『火事で全て失った俺にそれ言うのか? 火をつけた奴に瞬獄殺待った無しだ』
部室に向かって歩いていると嫌な質問をするロビー君にイライラする。
しかし、何か悪魔の気配が強いような気がするな。
みんなの他に誰かいるんだろうな…そのくらいしかわからねぇや。
でも来客がいるから今日は部室に来るなとも言われてないしな。
そんな事考えてたらロビー君がとんでもない事を言ってた。
『だって…部室の中から火が上がってるよ?』
その一言に急いで旧校舎を見ると部室に火が見えた。
みんなぁぁぁぁぁ! 今助けるぞぉぉぉぉぉぉっ!!
廊下に置いてあった消火器を持って突撃と同時に照射ぁぁぁっ!!
ヒャッハー! 汚物(火事)は消毒(消火)だぁぁぁぁっ!!
(#゚∀゚)
「人間界は久しぶりだぁ…逢いに来たぜ、愛しのリアス」
俺達の目の前に炎と共に現れたのは赤いスーツを着た金髪のホストみたいな野郎だった。
誰だこいつは…そう呟くと銀髪のメイドさん、グレイフィアさんが教えてくれた。
ライザー・フェニックス…フェニックス家の三男で部長の婚約者だという。
こんないけ好かねぇ奴が部長の婚約者ぁ!?
ソファに座って部長の髪や腿を撫でる仕草はすげぇ腹が立つ…!
朱乃さんがいつもの口癖が無いくらい冷たい接しているくらいだしな。
すると部長が立ち上がって結婚はしないと言い切った!
だが、ライザーは部長の顎に手を添えて迫った…この野郎!
「俺もなぁ、リアス。フェニックス家の看板を背負っているんだよ。
名前に泥を塗られる訳にはいかないんだっ!」
するとあの野郎、俺らを一瞬睨んでから部長に向けた言葉でこの場に緊張を走らせた。
殺意も籠っているような目つきは少し怯んでしまった…。
剛先輩がこの場にいなくて良かったかもしれない。
そう思えるくらいだった。
「俺は君の下僕を全部焼き尽くしてでも、君を冥界に連れ帰るさ」
その言葉を聞いた部長も目つきが鋭くなり、魔力が溢れてきた。
同時にライザーの魔力も溢れだした瞬間、殺し合いが始まりかねない空気に、
動けたのはグレイフィアさん、一人だけだった。
その場を止めようとするも突然扉の方から凄い音が聞こえた。
次の瞬間には視界が白くなって見えなくなった。
俺でも一瞬だけ見えたのは…。
血眼で消火器を放射しながら突撃した剛先輩だった。
えぇぇぇっ!? 何してんのあの人!?
あれ、火種がない? 消火出来たのか?
やったぜ!(達成感)
本当に火事は怖いからな…毎日が火災予防デーにするべきだ。
天ぷら揚げている時に火をかけたまま鍋から離れるとか狂気の沙汰じゃねぇぞ!?
絶対するなよっ!? m9(#゚Д゚ )
「げほっげほっ…何事だ!?」
「イッセー、窓開けて!」
何か知らない人がいる…どこのチャラいホストだ?
リアス…学校にホスト呼ぶとか何考えてんの?(;・ω・)
馬鹿なの? 貢ぐの? その金でシュークリーム買おうぜ(願望)
あれ、銀髪のメイドさんもいる…どこかで見たことがあるような?
「さっきのは貴様の仕業か!?…ん? 何故人間がここにいる?」
「彼は私達の協力者よ。手は出さないで頂戴」
『え、このチャラホストは悪魔なの?(´・ω・`)』
「誰がチャラホストだ!?」
「彼はライザー・フェニックス、元72柱のフェニックス家の者よ」
俺に気づいたチャラホストが吠えながら俺を睨む。
しかし身長は俺の方がデカいので特に怖くない。
ヤンキー高校の馬鹿どもの方が凄い顔してきたしな。
向こうから殴ろうとしてきたから病院送りにしてやったけど。
立派な正当防衛だから(震え声)
しかし、フェニックスね…確か悪魔の方はフェネクスと呼ばれていたみたいだが、
こいつらはフェニックスの名が正しいみたいだな。
あくまで不死鳥と区別付ける為の物らしいし。
そんなすごいネームがこのチャラホストとか…ねぇわ~。
(´・ω・`)
『お前、部室の中に火をつけるとか何考えてんの? 放火魔か? ここを全焼させる気か?
(#゚Д゚)』
「火…? あぁ、あれは俺の転移魔法だから室内でも燃えねぇよ」
『そうか…こちとら火事で家と両親と顔と声を失っているから過敏になっててな。
いきなり消火器ぶっ掛けたのは謝る。申し訳ない』
「そ、そうか…」
俺も人殺しそうな目つきをライザーに向けて詰め寄るも、
向こうは燃えはしないし燃やす気もないという。
…トラウマは嫌だねぇ。
すぐに過剰な反応してこういう行動を取っちまう。
(´-ω-`)
とりあえず一言だけ謝っておいて隅っこで静かにして居よう。
何かお話の空気を折っちまってすごい居辛い。
メイドさんもじっとこっち見てる…やっぱりあの人だよな?
いや、そうだとしてもここにいる理由が分からないし…。
「…旦那さま方もこうなる事は予想されておりました。
お二人の意見が決裂された場合、最終手段を仰せつかっております」
「最終手段…どういうこと? グレイフィア」
「お嬢様がどうしてもご自身の意志を貫くと仰るのであれば、
ライザーさまとレーティングゲームで決着をつけるようにと」
さっきの話と小猫が俺のボードで事情書いてくれたので事情は把握。
政略結婚説の予想は的中かぁ。
純血の悪魔って少ないらしいからそういう考えも必要なんだろうけど。
今のご時世、悪魔の出生率の低下も問題らしい…厄介だね。
(;・ω・)
そして今レーティングゲームって言ったな?
確か爵位を持った悪魔が下僕とチェスのように戦わせて競うものだったよな。
だから悪魔の駒もチェスに見立てている。
しかし、チャラホストこと、ライザーはそれに対して嘲笑うように言った。
「俺はゲームを何度も経験しているし、勝ち星も多い。
それに対して君は経験がないどころか、公式な参加資格すら無い筈だが?」
『参加資格?(・ω・)』
「本来レーティングゲームに参加出来るのは成熟した悪魔だけですわ」
「そしたら滅茶苦茶不利じゃねぇか!?」
「…それだけじゃないです」
小猫の言う通り、不利なのはゲームの経験だけじゃない。
チェスに見立てて競技をするのなら、必ず必要になるのは駒の数。
言うなれば下僕の数だ。
イッセーや匙のように多数を使用するのは珍しい例と考えなければ、こいつは…。
「リアス、念の為確認しておきたいんだが君の下僕はこの面子で全てなのか?」
「だとしたらどうなの?」
するとライザーは笑いながら指パッチンすると魔法陣が展開された瞬間、火が上がった。
燃えないと頭で理解しているが体が反応して消火器を掛けようとする。
咄嗟に小猫が俺の腕を抑えてくれたので掛ける事はなかった。
ごめんよぅ(´;ω;`)
魔法陣から転移してきたのは15人の女性達…こいつらがライザーの駒か。
やはり揃えてきている…人数上の不利も当然出てくる訳だ。
こちらはリアスを入れても6人(俺は悪魔ではないので除外)…半数以下だ。
さて、どうしたものか…って何でイッセー泣いてんの!?
(;´゚д゚`)エエー
「お、おいリアス…この下僕君、俺を見て号泣しているんだが…」
「その子の夢がハーレムなのよ」
ほら、ライザーも呆れてる…すいませんねぇ、うちの子が。
あ、向こう側もドン引きしている…ごめんなさいねぇ。
ほら、金髪ドリルの子もキモいとか言ってあげないで…。
あとでちゃんと教育(説教)しておきますので。
ヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノ
「なるほどね…ユーベルーナ」
「はい、ライザー様」
とりあえずイッセーの頭を引っ叩いて黙らせるとライザーが一人の名を呼ぶ。
すると女性がライザーの許へ近づくといきなりキスを始めた。
それも深いの。すげぇ情熱的に。
…うん。
馬 鹿 な の っ !?
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
いや、ごめん。馬鹿だわ。うん、馬鹿。
テメェの下僕だからキスしようが何しようが構わないけど場所を考えろや!
後輩と聖女がいるんだからよぉぉぉっ!?
とりあえずアーシアと小猫は見ちゃいけませんよー。
両手で2人に目隠ししておいて安心。
「お前じゃ一生こんな事出来ないだろ? 下級悪魔君?」
「うっせぇ! どうせ部長と結婚しても他の女とイチャイチャしてんだろ! この種まき焼き鳥野郎っ!」
やべぇ、馬鹿が二人いる…もうこいつら殴って黙らせた方がいいのかと思ってしまう。
でも下手な行動したらあのメイドさんにすげぇ怒られそうな予感がする。
何でだろ、すげぇ冷や汗がする…行動起こしていないのにこっち見てるもん…。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そしてイッセー上手い事言ったなwフェニックスだから焼き鳥www
これは座布団あげざるを得ない!
10枚貯めたらフルコース料理作ってやろう…ってアイツ熱くなりすぎてないか?
神器…赤龍帝の篭手まで出しやがった…ここを戦場にするつもりか!?
「レーティングゲームなんて必要ねぇ! ここで全員ぶっ倒してやるっ!」
「ミラ」
イッセーが飛び出すと同時にミラと呼ばれた木製の棍を持った少女が飛び出してきた。
馬鹿、少女だからって油断するな!
俺は咄嗟に持っていた消火器を投げる。
すると消火器に気づいたミラは棍で消火器を弾き飛ばしてから鋭い突きを放つ。
その瞬間に俺はイッセーを突き飛ばして退かした瞬間に腹にその突きが刺さる。
突かれる寸前、棍を両手で受け止めたにも関わらず勢いは止まらずに天井へ投げ飛ばされる。
天井へ叩き付けられた瞬間、意識を失った…。
「剛! 剛!!」
「先輩、しっかりしてくれ!」
「アーシアちゃん、すぐに剛君に回復を!」
「は、はい!」
「剛先輩…目を開けてっ!」
「小猫さん、揺らしちゃ駄目だ!」
剛先輩が俺を庇って攻撃を受けた…俺も悪魔で神器を持っているというのに!
あの少女に油断して動きも何も見えなかった。
俺が弱いから先輩が…ちくしょうっ!
すると焼き鳥野郎のムカつく声が響く。
「ふん、あの赤龍帝の篭手の持ち主がこんな人間に庇われるとは、実に下らんな!?
そこのミイラも馬鹿だな、弱い人間の癖に悪魔を庇うとは笑えてくる!」
「…テメェッ!!」
「やめなさい、イッセー!
わかったわ、レーティングゲームで決着をつけましょう」
先輩の事を馬鹿にされた事で頭に血が上った俺はあいつをぶん殴ってやろうとすると、
部長は怒った口調で俺を止めるとレーティングゲームを受けた。
不利だとわかっていても、俺だけじゃなくて剛先輩を馬鹿にしたアイツをブッ飛ばしてやる…!
あんな焼き鳥に部長は渡さないし、先輩の事も謝ってもらう!
「承知いたしました」
「ライザー…必ずあなたを消し飛ばしてあげる!」
「楽しみにしているよ、愛しのリアス。次はゲームで会おう!」
『宿主! 宿主! 起きてよぉ!』
やけに喧しい声と揺さぶられる感覚に目を覚ますといつもの遊園地…じゃないな。
病室…ナース達がいる病院か。
何故か遊園地の中に病院があるんだよな。
錆はないけど血痕だらけで汚い…掃除しろよ。
そしてベッドの周りでお前ら囲むな、怖い。
『うるせぇ(;゚Д゚)』
『良かった! 生きてた!!』
『あのくらいで死んでたまるか』
うるさいのでゆっくり起き上がるとロビー君達が喜んでいる。
全く、イッセーを庇って受け止めるつもりが失敗したとは…人間じゃ無理か。
覆面被る時間もなかったとはいえ無茶は駄目だな。
そういえば怪我はないな。
あれだけの衝撃だから体に穴が開いたかと思ったが…精神世界には関係ないのか。
『心配かけて悪かったな。さて、そろそろ起きないと』
『宿主! 死んだら駄目だよ!』
『わかってる。俺だって死にたくないんだ』
俺が生身で悪魔に喧嘩を売るには脆弱過ぎたってのはよくわかった。
次からは過信せずに神器に頼らないとな。
目標は覆面を即座に付けられるようにする事だ。
さて、起きますか…あれ何か聞き覚えのある声が聞こえる?
あ、そしてすげぇ嫌な予感がする(戦慄)
「すいません、先輩…俺のせいでっ!」
「心配はいりません。彼は生きています」
「どういう事、グレイフィア?」
「少々御待ち下さい…」
俺は涙を流して先輩に謝るとグレイフィアさんがそう言って先輩に近づく。
アーシアのおかげで傷はないのに目を覚まさないのは深刻な状態だと思うけど。
何か蘇生の術でも知っているのか?
でも部長も知らなそうだし…一体何を?
グレイフィアさんがそっと先輩の耳元で囁いた。
「剛君、そろそろ起きないと
怒 り ま す よ ? 」
『はい麗さん、只今起きましたぁぁぁぁぁっ!!
オハヨウゴザイマス━━━(゚Д゚|||)━━━!!』
「「「「「「………えっ?」」」」」」
俺が目にしたのは顔面真っ青で飛び上がるように起きた剛先輩だった。
麗さんって誰?
もしかして先輩とグレイフィアさんって知り合い?
えぇぇぇぇぇぇぇっ!?
『という訳でフェニックス達をどうしたい?』
『…(リミッター解除+滅殺)』
『…(四肢を切り落として嬲り殺し)』
『…(くびきりしょけい)』
『じゃあ蹂躙するで満場一致だね!』
『怖い会議だな!?Σ(゚Д゚;)』
閲覧ありがとうございました!
ようやく2巻に突入しました。
さて、今回は誰が蹂躙されるのでしょうか←
そこも楽しみにしてもらえればと思います。
次回も早めに更新できるように頑張ります!
それでは、また。