ハイスクールD×D モンスターでクリーチャーな俺   作:misuta

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第14話

 

「ぐぬぬぬ…」

『…あいつ、何やってんの?(;-ω-)』

「さぁ、透視能力でも身に付けたいのでしょうか?」

 

じゃがいも祭りした後は風呂入って一日の疲れを癒す筈だったが、

馬鹿1名が女湯の仕切りの壁に引っ付いて唸っていた。

これだけで通報できるくらい怪しいし、執念を感じる。

と言うのも、飯の最中の事だった。

 

リアスが風呂に入ろうとする際、過剰に反応したイッセーに覗きたいのかと言った。

俺はどうせまたからかう心算だろうと思ってポテサラを食べていた。

すると一緒に入るかという話に発展…あまりからかったら可哀そうだろ?

朱乃は「殿方の背中を流してみたいですわ~」とノリノリだ。

ん?…今、こっちを見たのは気のせいかな?

アーシアも話を振られて顔を真っ赤にしている…聖女様もからかったらアカンで。

これで小猫もOKだったらイッセー夢の混浴だろうけど、

案の定「嫌です」と言われて撃沈w

さらにはジト目と「覗いたら恨みます」の追撃コンボwww

プギャ━━━━━━m9(^Д^)━━━━━━!!!!!!

…小猫もこっちを見ているのは気のせいだ。

あー、明日のポテサラの応用レシピ考えないとなー(棒読み)

拗ねてもダメ(´・ω・`)

 

という事があった。

全く、エロ根性も盛んとは恐れ入るぜ…。

欲望に正直なのが悪魔らしい生き方かもしれないけどな。

でもここは先輩として注意しておくか。

 

「ふんぬー!」

『うるせぇ! (#゚Д゚)ゴルァ!!』

「ぎゃっ!?」

 

風呂で騒ぐな。

とりあえず拳骨で頭をぶっ叩いて風呂に沈めておいた。

こんな広くて良い風呂を楽しめないのは風流じゃない。

心の洗濯だぜ、風呂は。

顔の火傷痕が少し沁みるが、これはもう慣れるしかない。

 

 

 

夜、やけに豪華なベッドで眠るも俺はいつも通りあの世界へ行く。

神器の使い方も研鑽しておかないといけないし、種類も増やさなければ。

遊園地へ辿りつくとロビー君とタイラントが俺を待っていた。

俺の考えを既に読んでいたんだろう。

 

『あ、宿主! そろそろ宿主もステップアップを目指そう!』

『それは俺も考えていた。タイラントもそうだろ?』

『…(コクッ)』

『じゃあ新たに遊ぶ面子を用意しておくね! あのチキン共をぶっ殺せるように!』

 

ロビー君は上機嫌に物騒な事を言いながら人影を呼んできた。

…またデカい奴を呼んできたな。

やっぱりちゃんと挨拶するんだ…こちらこそどうも。

そして奥にはナース達も応急セット用意して待機してた。

相変わらずのセクシースタイル、顔はないけど。

 

『よし、来い。タイラント』

『…(ビシッ)』

 

俺が呼ぶとタイラントは敬礼して覆面となって俺の顔に貼り付く。

変身した俺は拳を固めて人影たちを見据えて向かっていく。

こいつらの力も欲しいけど、まずは俺がやるべきなのは…。

タイラントのリミッターを解除させてあげる事だ。

こいつの本気を俺は知らない。

 

 

 

 

 

 

「おはようございます、先輩!」

『おぅ、おはよう…早速始めるぞ?』

 

剛先輩との特訓プログラムは早朝から始まる。

他の皆が起きる前に俺はこっそり起きて外で先輩と筋トレを行った。

朝が弱いのは少しずつ慣れてきたがまだ怠い…けど泣き言は言っていられない。

本気で強くしてくれると先輩は言ってくれたのなら応えられないのは男が廃る!

…というより反語したら変身した先輩にぶっ殺されるだろう(震え声)

 

筋トレが終わると先輩が持ってきたグローブとミットでひたすら殴る練習。

ブーステッド・ギアが武器なら拳の打ち方を知らないのはおかしいとの事。

小猫ちゃんが教えてくれた正中線に向けて抉りこむように打つ。

時折、ミットでのカウンターが来て避けれずに喰らう。

生身での先輩の攻撃も避けられないならまだまだという事。

焼き鳥野郎の兵士にすら負けてしまう。

悔しい思いを拳に入れて打ち込む!

 

その後は生身の先輩とスパーリングを徹底的に行った。

互いにヘッドギアとグローブを着けてやるも先輩は一切容赦しない。

体格を活かしたインファイトで殴りこんできたと思えば、いきなり足を使ってヒットアンドアウェイをしたり、

キックボクシングのように蹴りを放ったりと色々戦法を変えて俺を完膚なきまで叩きのめした。

アーシアの回復が無かったら全身がボロボロになっていたと思う…。

目を覚ましたら正座した先輩と涙目で説教していたアーシアの姿が見えた。

 

 

 

 

 

 

やぁ、おはよう( -ω-)ノ

ただいま朝の5時、イッセーのガチンコ強化プログラムの時間です。

これはリアスの特訓とは別に俺がイッセーを鍛えるもの。

前日の早朝山登りと一緒で強制ではない。

こいつが望んでやっている事だ。

風呂場のエロ顔が打って変わって真面目な顔でやっている。

本当に面白い奴だな。

 

因みにメニューは筋トレ、ミット打ち、スパーリングのシンプルな内容だ。

ブーステッド・ギアで戦うなら拳で殴る練習はしておいて損はない。

格闘の術は小猫が教えているみたいだが、俺のは格闘とは別だ。

こいつには「どのように相手をぶん殴ればいいか」を叩き込む。

 

小猫のように冷静にカウンターを叩き込めるタイプじゃない。

俺みたいに状況に応じて戦法を変えられるタイプでもない。

どちらかというと一気に相手を畳み掛けるタイプだろう。

分かりやすく言えばミドルレンジで一撃必殺のパンチをガツンガツンと放つ感じか。

 

10日間でどこまで出来るかはわからないがやるだけやってやる。

後悔を残さずにやり尽くした方が良い経験になるだろう。

…あ、やりすぎた。急いでアーシアを呼ばないと。

その後「や、やりすぎですぅ!」と涙目で怒られた事に関しては真摯に受け止めます。

(;´Д`)スンマセン…

 

因みに、朝食はポテサラをアレンジしてオムレツを作った。

味も見た目もは好評!

さすが、俺!!( ̄ー+ ̄)キラーン

昼はカレー風味のポテサラサンドを作っておこう。

 

 

 

今日はリアスは悪魔の現状について話してくれた。

俺は支取から話は聞いていたから知っているけど改めて事情は把握。

寿命が長い代わりに出生率が低い…そりゃあ両家はリアスとライザーを政略結婚させたい訳だな。

けど、俺は反対する…大学卒業までという約束を違えて結婚させようって考えは少し腹立つ。

子供は親の道具じゃない。家繁栄の為の道具でもない。

しかも俺人間だから知った事じゃないしー(棒読み)

 

とりあえず堕天使と天使の陣営の事は俺も覚えておこう。

堕天使はアザゼル率いる神の子を見張る者(グリゴリ)と、

天使は神を筆頭にミカエル率いる熾天使(セラフ)か。

メモしておこう。

c⌒っ゚д゚)っφ メモメモ...

 

んで、アーシアがエクソシストの持ち物として聖水と聖書を紹介してくれた。

ぶっちゃけ聖水は悪魔であるアーシア自身にも危険すぎるから俺が持っておくことにした。

作り方もあとで教えてもらえるみたいだし、覚えて損はない。

聖書は…アーシアがどうしても持ち歩きたいらしいから預からないけど読んだらダメージ喰らうよ?

ほら、言わんこっちゃない…。

(´・ω・`)

 

 

 

そんなこんなでこの合宿も9日目が終わろうとしていた。

この自然の良い夜景を楽しむのも最後だと思うと寂しいな。

まぁ、俺自身も戦いの経験を積めた。もう少しでスキルアップも出来る。

イッセーに関してはブーステッド・ギアを発動させずに修行させていたから実感が湧いていないだろう。

こいつの場合は10日目の最後の仕上げだ。

しかし、拳の打ち方や避け方は最初と大違いなのは断言しておく。

みんなイッセーより強いのは年季が違うからだ。

自信無くしてなければいいがな…。

 

さて…そろそろ向こう(遊園地)で修行するか。

俺は立ち上がって屋敷に戻ろうとすると離れに誰かいる。

リアスとイッセー…?

こんな時間に何やって…ここで邪魔する無粋じゃねぇぜ俺は。

気づかれないように俺はそっと屋敷に戻った。

すると目の前には浴衣姿の朱乃がいた。

 

「あら、剛君」

『朱乃、どうした。眠れないのか?』

「いえ、部長がどこに行ったのか気になっていましたので」

『俺みたいに外の空気でも吸っているんじゃないのか?』

「…そういう事でしたのね。少しお話してもよろしくて?」

『ん、構わんよ』

 

俺は朱乃の誘われるがままにダイニングルームへ行く。

お茶を煎れようとしたら朱乃がやってくれた…紅茶うめぇw

夜だから菓子は出ないけど紅茶だけで楽しむのも乙だ。

すると隣に座っている朱乃が話し始めた。

 

「リアスはグレモリー家の次期当主…これは覚えてますわね?」

『あぁ、名家だからこそ名前だけが独り歩きして個人が見られないって事だろ?』

「そうですわ、リアスがライザー様との婚約を嫌がる理由はそこにあります」

『貴族社会は面倒だよなぁ。まぁ、あいつには良い所があるから大丈夫だろ』

「良い所?」

『懐刀として、親友として王を支える女王もいれば、

 エースとして活躍する騎士、寡黙だけど仲間想いな戦車、妹のように可愛がられる僧侶、

 そしてエロくて無鉄砲だけど本気で王の為に突っ走る兵士と優秀な下僕がいるんだからよ』

「あらあら、恩返しの為に人間を辞めようとした優しい殿方もおりますわ」

『…あの時の台詞は忘れてくれ』

 

全く…こいつも俺が困っている姿を見て楽しいんだろうか。

俺が少し呆れた顔して紅茶を啜る…うめぇ。

しかし、朱乃が俺にそんな話をするなんざ珍しい。

カップを置いて朱乃の目をまっすぐ見て言った。

 

『ライザー戦、不安か?』

「…剛君がみんなのサポートをしてくれたおかげで修行はとても捗りましたわ。

 でも相手はフェニックス、特性はご存じだと思いますが…」

『不死身、だろ? 死なない敵が相手とはどうすればわからねぇな』

「それもレーティングゲームも勝ち星も多いですわ。負け星も懇意にしてもらっている家にわざと負けているだけですわ」

『実質負けなしか…だからどうした?』

「え?」

『本当に死なないなら何故、戦争でフェニックス家も衰退した?』

「!?」

 

これはふと思った疑問だ。

本当に死なない存在なら大戦も関係なく栄え続けて悪魔の世界を支配できているはずだ。

恐らく再生をも上回るデカい一撃か、精神的に潰せば死ぬんじゃないかと考える。

朱乃もリアスも不死身=無敵と考えているから負ける気でいる。

考え方を変えれば少しは違うだろう。

 

『今回のレーティングゲームのキーマンは…言わなくてもわかるだろ?』

「イッセー君の…赤龍帝の力ですわね!」

『これで少しは希望が見えただろ? 明日、あいつがどのくらい成長したかをお披露目だ』

「本当に、剛君がいて助かりましたわ…」

『俺で良ければ協力しようって言っただろ? 俺は』

「うふふ、忘れたかったんじゃなかったんですの?」

『忘れてぇけど約束を忘れる程、無粋な野郎じゃねぇよ。

 ほら、片付けはやっておくからもう寝な。寝不足は体に良くねぇぞ』

「殿方が添い寝してくれたらよく眠れそうですわ♪」

 

全くそういう事を野郎の前に言うなっての。

顔赤くしたのを誤魔化すように俺は急いでティーセットを片付けに行った。

こいつみたいな美人に言われると緊張しすぎて心臓に悪いわ…。

て、照れてないんだからねっ!

(*´∀`*)

 

 

 

「ブーステッド・ギアを使いなさい、イッセー」

 

翌日の最終日、朝食後の特訓の前にリアスがイッセーに命じた。

これは俺とリアスから修行中に使う事を禁じていたのだ。

本題が本人の力を底上げするんだから頼ってしまうだろ?

ここで許可するという事は…成果のお披露目だ。

 

「相手は祐斗でいいわね?」

『いや、俺が行く。神器も使うぞ』

「剛…じゃあ任せるわ」

 

リアスの提案に俺が割り込むと彼女が承諾してくれた。

祐斗にはジェスチャーで謝ると笑顔で許してくれた…イケメンめぇ。

俺とイッセーは離れた場所で相向かいに立つ。

互いに神器を発動させる。

 

「ブーステッド…ギア!」

「ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ!」

 

イッセーの左腕にはブーステッド・ギア、俺は処刑マジニの姿になる。

こいつの全力を引き出すには死を覚悟させるこいつがいい!

俺は斧をイッセーに見せつけるように構える。

…お、怖がるどころか覚悟を決めた面構えしてやがる!

さて、どこまで倍加出来るかな?

 

『Boost!』

「ストップ!」

 

2分…12回か! しっかり成長しているな。

恐らく前までは2、3回くらいが限度だっただろう。

リアスに指摘された驚いているな。

先輩として嬉しいぜ…今度は戦闘面でも試させてもらうぜ?

 

「始め!」

「行くぜ、ブーステッド・ギア!!」

『explosion!』

 

篭手から声が響いた瞬間にイッセーからオーラが見える。

2分間の倍加でここまで強くなるもんか!

やっぱりチートだな、その篭手は。

こいつは手加減無しでやらないと俺がやられる!

 

「ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ!!」

 

俺は斧を振り上げながら地面を砕くような勢いで走り、一気に振り下ろす!

するとイッセーは左に避けて斧を殴って破壊した。

驚いた俺はミショナリーに変身して距離を取るとリアスの指示でイッセーの手から魔力の塊が出る。

そんな小さい魔力では何も出来ない筈だ…そう思った俺は一気に距離を詰めようと走る。

 

「撃ちなさい!」

「こぉぉぉのぉぉぉぉぉっ!!」

『宿主、避けてぇぇぇっ!』

「グルッ!?」

 

リアスの声にイッセーは小さい塊を俺を放とうとする。

そんなのトンファーでガードすればいいと考えていたが、

咄嗟にロビー君の声が聞こえた俺はすぐに右へ転がり込む。

その瞬間、巨大レーザーみたいな一撃が俺の走っていた所を喰らうように放たれ、そのまま後ろの山を消した。

 

 

 

( ゚Д゚)

 

 

 

(゚Д゚)

 

 

 

………何、あれ?

山が削れているんですけど…え、あれさっきので?

さっきまであそこ走っていたよな?

下手したら俺消し飛ばされていたんじゃね?

 

 

……

 

………

 

工工工エエエエエエェェェェェェ(;゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

 

怖っ! 超怖っ!?

ロビー君が警告出してくれなかったら俺消し炭にすらなってなかったわ!?

うわぁぁぁぁぁ!!

ロビー君マジありがとう!

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

と、とりあえずイッセーもこれで自信を持てただろう!

今回の合宿は大成功だと思いたい、俺も良い修行期間になった!

ゲームは参加できないけど、皆の応援はしよう。

ぶっちゃけ俺の手でライザーをボコボコに出来なかったのはすごい残念だが、代わりにイッセーがやってくれるだろう。

リアス、朱乃、祐斗、小猫、アーシア、そしてイッセー!

月並みの言葉しか言えないが…頑張れよ!

 




『ほら、僕も役に立つでしょ!』
『いや、本当に助かったわ…ありがとう』
『もっと褒めて!可愛いとか言ってもいいよ!?』
『調子に乗るな( ゚д゚)、ペッ』
『ひどい!?』
『ぅ゛ぅ゛…(グスン)』
『斧は今タイラントたちが直しているから待ってくれ…ごめんな』

閲覧ありがとうございました!

修行編はあまりクリーチャー達が活躍できていませんので申し訳ないです。
でも必ず活躍する時は来ますので安心して下さい!
そして必ず新たなクリーチャーも出ますのでお楽しみにしてもらえればと思います!
感想欄に出して頂いている奴です←

それでは、また。
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