ハイスクールD×D モンスターでクリーチャーな俺   作:misuta

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※オリジナル敵が出ます。
※拷問に近い蹂躙シーンがありますので苦手な方はご注意ください。


第16話

 

レーティングゲームから2日間、イッセーはまだ目を覚ましていない。

アーシアが付きっきりで看病していて俺はメールで状況を聞く事しかできない。

誰もいないオカルト研究部の部室で独りでソファーに座って時間を持て余していた。

朱乃達はリアスとライザーの婚約パーティーに行った…眷属として付き添わなければならない。

人間の俺には招待状も来やしない…ケチだな。

さぞかし美味い飯が…悪魔って何食べるんだろう?

トカゲとか蛙とかゲテモノ料理しか出なかったら嫌だな。

 

そんなこんなで色々と考えていたら腹が減った…あれからあんまり食っていなかったな。

全く困った…家に帰っても買い物していないから冷蔵庫には碌な物が無い。

コンビニでカップ麺でも食べようかと考えていたら突然魔法陣が現われた。

出てきたのはグレイフィアさんだった。

 

「家にもいないと思ったらこんな所にいたの」

『…何となく、ですよ』

「イライラすると家にも帰らない癖は変わらないわね、食事も摂っていないでしょ?」

 

流石グレイフィアさん、俺の癖は全部覚えているんだろうな。

手に持っているバスケットを俺に渡してくれた。

開けてみると握り飯と卵焼きが入っていた…これも俺の好物だ。

 

『ありがとうございます』

「それを食べたらサーゼクス・ルシファー様からお手紙を預かっているの。ちゃんと読んでおきなさい?」

『はい』

 

そう言ってグレイフィアさんは転移して消えた。

とりあえず食べよう…空きっ腹でイライラになっているのもあるだろう。

相変わらずあの人の料理は優しくて懐かしい味だった。

少し涙も出てきたのは何でだろう…。

 

食べ終わった俺はサーゼクスさんからの手紙とやらを開封してみる。

中に入っていたのは魔法陣が描いてある紙が2枚と手紙…。

もしかしてパーティの招待状か?

そう思った俺はとりあえず読んでみる。

 

…

 

……

 

………

 

そういう事か。

妹の、皆の力になりたいなら直接会場に殴りこんで来い、か。

悪魔達のホームグラウンドに人間が独りで殴り込み…最悪の場合は八つ裂きにされるだろうな。

人間が無関係なのにわざわざこんな事を書いてくるなんて何を考えているんだ?

こんなの…。

 

 

 

 

 

 

ゲームが終わってから2日…イッセー先輩は目を覚ましていない。

剛先輩も普段通りに振る舞っているつもりだけど、明らかにイラついていた。

最初は私が不甲斐無かったので怒っていたのかと勇気を出して言っても首を横に振るだけ。

朱乃先輩や祐斗先輩が声を掛けても何も変わらなかった。

考え付いたのは、ゲームに対して納得していないのだと。

けれどもこれに関してはもう抗議する事は出来ない…先輩は人間だから。

悪魔の問題に首を突っ込む事すら出来ない。

 

パーティ会場ではライザー・フェニックスが部長を連れて姿を現した。

ライザーは高らかに声を上げて会場にいる悪魔貴族達に挨拶をしていた。

ここで終わるとは思えない…私達がそう思っていた瞬間、背後から凄い音と共に扉が派手に吹き飛んだ。

見張りをしていた悪魔が倒れていて、立っていたのは…。

 

「やっとですか…」

「ようやく、お出ましだね」

「あらあら、元気そうで何よりですわ」

 

駒王学園の制服とダークグリーンのロングコート。

左手の赤い篭手と両手に嵌められた金属製のグローブ。

2人が揃ってくるのはさすがに予想していませんでしたが、必ず来るとは思っていました。

 

「き、貴様らは!?」

「イッセー!? 剛!?」

「部長ぉぉぉぉぉっ!」

「う゛う゛う゛う゛う゛!」

 

 

 

 

 

 

手紙を読み終えた俺はロビー君に声を掛けた。

殴り込みに行くことを伝えた瞬間、タイラント達も張り切っていると言われた。

俺のイライラはこいつらも共有していたらしく、心配していたとの事。

吹っ切れた俺を見て全員張り切って殴り込みに行く気だ。

心配かけてすまないと謝ると皆は許してくれた。

 

タイラントは両方の拳をガツンッとぶつけて気合を入れて、

ミショナリーはお辞儀をしてどこまでも着いていくと意志を伝え、

処刑マジニは嬉しそうに斧の手入れをしていた。

…怖っ!

 

タイラントに変身した俺は手紙の中にある魔方陣を展開した。

そして入るとやけに豪華な建物の前に飛ばされた。

庭もすげぇ広いし貴族半端ねぇなオイ。

さて、乗り込もうかとしたら誰かが転移してきた。

イッセー…!

 

「剛先輩!」

『イッセー…お前大丈夫なのか?』

「アーシアが看病してくれたおかげでバッチリです! もしかして先輩も?」

『あんなアンフェアなゲーム、納得できるか。イラつくからぶっ壊しに来た』

「俺もッスよ! 部長をあんな奴に渡したくない!」

『なら、行くぞ…ドラゴンとクリーチャーで殴り込みだ!』

「おぅ!」

 

互いに戦う事を決めた俺達は拳をぶつける。

まさかイッセーも復帰出来たとは思ってもいなかったからありがたい。

1人でも仲間がいるだけで違う。

尤も…俺の中には多くの仲間(クリーチャー達)がいるけどな。

 

入口から入ろうとしたら見張り役の悪魔に招待状があるのか訊かれた。

押し退けて行こうとしたら邪魔してきたので頭を掴んで壁に叩き付ける。

悪魔って頑丈なんだな、悪魔祓いにやったらグロテスクな事になったのに気絶しただけだ。

イッセーも他の見張り悪魔を殴り飛ばしている。

下級の悪魔程度が怒り狂った俺達を止められるか!

大広間っぽい扉に向けて見張り悪魔を同時に殴り飛ばすと扉が吹っ飛んだ。

 

「き、貴様らは!?」

「イッセー!? 剛!?」

 

大広間には大勢の悪魔がいて、奥にはリアスとライザーがいた。

あ、朱乃たちもいる…黒い和服も似合うな。

祐斗もタキシードと髪型が決まってる…イケメンめぇ。

小猫はピンクのパーティドレス…可愛すぎぃ!

支取もいるな。さすが貴族の令嬢と言うだけあって気品があるわ。

さて、まずは周りをビビらせるか。

 

「部長ぉぉぉぉぉっ!」

「う゛う゛う゛う゛う゛!」

 

イッセーが叫ぶと同時に俺も唸り声を上げると周りの悪魔たちが凍りついたかのように動かない。

ライザーの命令で見張り悪魔が動いたが朱乃、祐斗、小猫が片付けてくれた。

その行動力が素敵すぎぃ!

キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

周りの悪魔達がどういうことだと騒いでいると「私が彼らを呼んだのだよ」と言って現れたのは…。

魔王サーゼクス・ルシファー。

相変わらず重厚そうなマントで威厳があるなぁ。

俺も欲しい(厨二)

サーゼクスさんの言葉にリアスもライザーも驚いていた。

 

「どういう事ですか、サーゼクス様!?」

「何、余興の一環だよ。可愛い妹の婚約パーティを派手にしたいからね」

「赤龍帝のガキはわかりますが、あの隣の化け物は?」

「正体が見たいのかね? では、手は出させないから見せて貰えないかな?」

 

敵地で変身解きたくないけど魔王からのお願いは断れないよなぁ。

仕方ない…見せますか。

両手を後ろに回して覆面を外して元の姿に戻る。

するとライザーは俺を見て驚く。

 

「貴様は…あの時のミイラ人間!?」

『ミイラとは失礼だな(#゚Д゚)』

「彼は神器を有していて、はぐれ悪魔や堕天使を仕留める程の力を持っている」

「つまり余興と言うのは…」

「フェニックス対ドラゴン…伝説の力を持つ者同士の戦いというのはどうだろうか?」

「いいでしょう! このライザー。身を固める前の最後の炎をお見せしましょう!」

 

おー話がどんどん進んでいるねー。

とりあえずはイッセーとライザーの一騎打ちか。

俺は殴りこんできたのはいいけどすることが無いよね?

自分その辺の料理食べてていいすか?

ってKYな事言ったらみんなに怒られそうだから我慢しとこ。

(´・ω・`)

 

「魔王様、差し出がましいとは思いますがよろしいでしょうか?」

「君はフェニックス卿の弟の…」

「ブラッド・フェニックスでございます。是非私にあの人間との勝負をさせて頂きたいのです」

 

何か偉そうな金髪のオッサンが人間だとわかった俺を睨みながら出てきた。

聞いた感じだとライザーの叔父か…って俺指名かよ!?

えーこんなオッサンに指名されても嬉しくもなんともねぇや…。

(´・д・`)ヤダ―

 

「可愛い甥の婚約パーティを盛り上げる為にも一役買おうかと思いまして」

「君もそれでいいかね?」

『私は一向に構いません』

「ふん、一瞬で死ぬ覚悟くらいはしておき給え…人間風情が」

 

オッサンが吐き捨てるように臭い台詞を言って睨んでくるが、

そんなので俺がビビると思うのか?

よし、そっちも覚悟してもらおうか!

プライドが高すぎる貴族が恥を掻いたらどうなるか見てみたいんだよなぁ…!

( ゚言゚ )

 

 

 

サーゼクスさんが用意してくれたのはレーティングゲームのような異空間。

所々に駒に見立てた石柱が特徴的だな。

俺は左手に出した覆面を持って待っていると炎の中からオッサンが出てきた。

スーツを脱いでYシャツとズボンだけと言うラフな格好だ。

格好つけてあの一張羅で来てくれたら笑ったのにw

 

「さて、灰になる覚悟は出来たかな?」

『その前にお願いがあります』

「今更命乞いか?」

『もう戦いたくなくなったら【降参】して下さいねwww』

「このクソガキぃっ!!」

 

ふと思ったけどフェニックス家はみんな沸点低いのかな?

少し煽っただけで炎が溢れているんだけど。

そんなにカリカリしてたらストレスで禿げるぞ?

でもあのオッサンの生え際が何か怪しいわ。

あっ(察し)

 

さて、そろそろ変身しますか。

俺はタイラントの覆面を被って変身した瞬間、いきなり炎が周囲に燃え盛る。

ジャンプして逃げるにもまるで檻のように囲まれる、さらに少しずつ近づいてくる。

おいおい、ドネルケバブの肉じゃねぇぞ俺は。

 

「フェニックスを愚弄した罰だ、このままゆっくり焼け死ね! フハハハハハハッ!」

 

炎の壁で見えないけど余裕そうな声が聞こえる。

これで勝ったつもりとか…嘗めんじゃねぇぞ?

俺はそのまま炎へ向かって走って突っ込んだ。

すると異空間外からイッセーやリアス、オカ研の面子の声が響く。

 

確かに炎は怖い。過去のトラウマだって未だにあるし火傷が疼くような気がする。

けどな、友達や後輩が立派に戦っているのに何も出来なかったあの歯痒さと悔しさに比べたら…。

こんな炎より怒りの方が燃えているんだよ!

炎の檻を突破した俺は高笑いしてたオッサンに向かって走る。

近づいたら後は簡単、思いきり…殴るんだよぉぉぉっ!!

 

「う゛お゛お゛お゛お゛っ!!」

「馬鹿な…っ!?」

 

顔面を殴られたオッサンはふっ飛んでいくがここで油断はしない。

ミショナリーにチェンジして走って追いかける。

立ち上がろうとした瞬間に両手にトンファーの刃を突き刺す。

そして痛みで歪めた顔面を右足でシュート! 超! エキサイティング!!

流石に悪魔は頑丈だ、まだまだ元気があるからまだまだ攻撃は緩めない!

 

突き刺したトンファーを無理矢理抜いて今度は足に突き刺す!

動けない所で処刑マジニにチェンジして斧で胴体ごと刎ね飛ばす!

フェニックスだから死なないだろ、ライザーも腕がふっ飛んでも再生したし。

再生しても戦意喪失するまで繰り返すだけだな!

 

今度は生えたばかりの胴体をボッコボコに殴ろうとタイラントにチェンジした瞬間、

俺の真下に魔法陣が現われて大爆発が起きた。

咄嗟に後ろへ跳んで直撃を免れるも爆風に巻き込まれて石柱まで叩き付けられた。

爆発した周囲は炎で激しく燃えている…ただの爆発じゃないな。

するとオッサンが笑いだした。

 

「くそ、人間如きが調子に乗りやがって…さすがに私の焼夷魔法には耐えれなかったようだな!

 言っておくが、まだこれは序の口だ。灰になるまで燃やしてやる!!」

 

焼夷魔法…兵器で言うナパーム弾みたいな魔法かよ!?

爆発と炎上のコンボはさすがにタイラントでも何度も直撃するのはまずい。

しかし俺の危惧に関係なく魔法陣はあちこちに現れた…無差別爆撃かよ!

異空間といえどサーゼクスさんが用意してくれた場所だぞ!?

 

地面、壁、空中からと魔法陣が展開される中俺は直撃だけ避けるように走って避ける。

だが爆風と炎によってタイラントの頑丈なコートとグローブやブーツはボロボロになっていく。

変身してもダメージは当然俺自身も受けている…今まで平気なのはタイラント自身の力だろう。

そして、俺のやせ我慢のおかげだ。

痛いとか辛いで戦いを逃げる様なヘタレた根性は持ち合わせていねぇ!!

 

もう少しで奴に届きそうな距離まで走るが…しまった。

周囲は炎で囲まれて逃げ場所が無い。俺を誘導しやがったな。

 

「チェックメイトだ、人間! 言っておくが私は降参など認めん!

 名家であるフェニックスを侮辱した貴様を殺して、この婚約パーティーを飾らせて貰う!」

 

名家とか貴族とかまだそんな事言ってやがる…下らねぇ。

俺のいる地面と真上と同時に魔法陣が現われた逃げられねぇなコレ。

 

「爆ぜろ!!」

 

 

 

 

 

 

「剛先輩!?」

「剛!」

「ははは、叔父上の焼夷魔法はやはり凄まじいな! あれでは骨も残らないだろうな」

 

映像を通して先輩とブラッドの試合を見てた俺と部長は思わず叫んだ。

あいつ本気で先輩を殺そうとしやがる…駆けつけたい気持ちがあるが手出しは禁止されている。

すると画面からブラッドの声が聞こえる。

 

『如何でしたか皆様、この爆発は悪魔の未来を願う祝砲としてさせて頂きます。

 赤龍帝、爆発で仲間を失うなんてレーティングゲームでも体験しただろう?

 リアス嬢の戦車も騎士も女王も惨めに炎の力に敗れた光景をな!』

「うるせぇ、先輩は死んでいない!」

『ふん、死んださ…貴様も自慢の甥であるライザーが片付けるだろう。

 貴様らは不死であるフェニックスには勝てないんだよ!』

「てめぇ…!」

 

我慢できなくなった俺が飛び出そうとした瞬間に聞こえたのは…。

 

『 う゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ ! ! 』

 

地獄から来たと言われたら納得せざるを得ないような叫びだった。

そして燃え盛る炎から出てきたのは…タイラント。

いや、タイラントに似た何かだった。

 

 

 

 

 

 

あー…あの爆発でコートもグローブもブーツも全部駄目になったわ。

ごめんなタイラント…全裸だぜ俺達。

パーティ会場のど真ん中で全裸公開とか何の処刑だよコレ。

腹立ってきたのにオッサンの声が聞こえて余計に腹立つ。

そして奴の言葉は…。

 

「赤龍帝、爆発で仲間を失うなんてレーティングゲームでも体験しただろう?

 

 リアス嬢の戦車も騎士も女王も惨めに炎の力に敗れた光景をな!」

 

引いてはいけない引き金を引いた。

 

「貴様らは不死であるフェニックスには勝てないんだよ!」

 

 

…あ゛?

この言葉を聞いて俺は当然ブチ切れた。

小猫や祐斗、朱乃が惨めだと?

どれだけあいつらが頑張って、戦って、傷ついて、悔しくて、泣いてたのを知らない癖に…。

 も う ゆ る せ ね ぇ っ ! ! 

 

タイラント、お前の最大の力と恐怖…見せてやろうぜ。

そう頭の中で思った瞬間に体に変化が起きた。

ドクンドクンと心臓が激しい鼓動を刻む。

すると全身の筋肉が肥大して上半身の肌が金属みたいに硬化した。

これにより露出している心臓が覆われて弱点が無くなったと言ってもいいだろう。

そして最大の変化は両腕だ。

人間の手ではなく、巨大な爪が片手に4本ずつ付いている。

 

タイラント…いや、【スーパータイラント】!

ブラッドを処刑…いや、蹂躙してやるぞっ!!

まずはお前の声を聞かせてやれ!

 

「 う゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ ! ! 」

 

叫んだ俺はゆっくり炎の中を歩くと体が軽く感じる。

新たな姿を見たオッサンは驚いた顔をしていた。

そりゃあ殺したと思った敵が生きててパワーアップしていればな。

知ってるか? 勝ったと思いこんだ瞬間に油断していると負けるんだ。

人、それをフラグという!

 

「貴様、生きて…っ!?」

「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!」

 

オッサンが何を言おうとしていたが構わずに走って近づいてから左の爪を胸に突き刺した。

悠長にお喋りをしている暇はないだろ?

俺は忙しいんだ、てめぇを蹂躙するのにな!

魔法を発動させる余裕なんて与えないほど苦痛を与えてやるからな?

 

突き刺したオッサンをそのまま地面に叩き付けると俺は顔面を蹴っ飛ばす。2点目!

そのまま馬乗りになって顔と胸、腕をひたすら爪で引っ掻いたり突き刺し続けた。

さっきからやめろとか言っているけど気にしない。

不死身なんだろ?

だったら人間の攻撃なんかにビビるなよコラ!

元気が無くなってきたから立ち上がってまた顔面を蹴っ飛ばす!ハットトリックぅぅぅ!!

 

どうやらこのオッサンは魔法中心で戦うタイプか。

マウントポジションを取られても対処する方法なんざいくらであるのにしない。

てめぇの魔法とフェニックスの特性に慢心したのが仇となったなぁ?

 

おっと飛んで逃げるなんて真似はさせねぇよ!

そのまま腹や顔面を何度も踏み潰していたら、もううめき声くらいしか聞こえなくなった。

言ったよなぁ? 戦いたくないなら降参しろってよぉ!!

さらに爪で突き刺して無理矢理四肢を引き千切っていく。

再生する前に首も落とすか。

右手を手刀のように揃えて突き刺そうとした。

 

『そこまでだ、もう決着は着いた』

 

サーゼクスさんの声に俺はピタッと止めた。

流石に魔王様の言葉は無視できないな…とりあえず顔面蹴っ飛ばして終わりにした。

あっこれで4点目ね。

顔をよく見たら白目で涙流して気絶していた。汚い面だな。

そして異空間の空を見るとみんなドン引きしている…え、やりすぎた?

仕方ない、蹂躙だもの←

 

左の掌で顔を触れると俺は元の姿に戻る。

やはりズボンと顔の包帯以外は燃えてボロボロだった…ズボンも燃えてたらやばかった。

どうやったら戻れるんだろうと思ったら朱乃が転移してやってきた。

 

「お疲れ様ですわ、剛君」

 

そう言って俺に新しいボードとペンを用意してくれたのか渡してくれた。

 

『ありがとう、朱乃( ^ω^)』

「最後のは私達の為に怒ってくれたのですか?」

『さて、どうだろうな( -ω-)』

「うふふ、態度で出やすいのは小猫ちゃんの言う通りですわね」

 

朱乃が手を差し出してくれたので掴まるとそのまま飛んで異空間を出た。

すれ違う様にオッサンの眷属らしき悪魔たちがオッサンの許へ飛んで行った。

これで少しはイッセーが戦いやすくなればいいけどな。

オッサンの敗因は言わないでおくか、油断したまま負けろ焼き鳥野郎。

 

 

 

パーティ会場を出るとやはりドン引きされているじゃないですかーやだー。

てっきり逆上して俺に掛かってくるのかと思ったけどそうでないならいいや。

するとサーゼクスさんが拍手しながら俺を出迎えてくれた。

 

「凄まじい戦いだったね。さて、せっかく勝ったのだから褒美を与えよう」

 

え、マジで?

周りの悪魔がざわついて一部の悪魔が「人間などに褒美を!?」と反対していた。

俺的に無事に帰れれば御の字くらいの事したと思っただがなー。

じゃあ叶えてもらおうかな、俺の我が侭を。

 

「何が欲しいのかな? 巨額のお金かな? それとも絶世の美女かい?」

『レーティングゲームのやり直しを希望します』

「ほぅ、この場でそれを言うのかい?」

『はい、イッセーとライザーの一騎打ちをゲームの再戦として希望します』

「ほぅ…ライザー君、ドラゴン使い君もどうかな?」

 

俺が希望を伝えると周りがさらに騒がしくなる。

おい、何を考えているんだ人間とか言った奴は俺の前で言えや。

(#´・ω・`)

あまりうるさいので覆面を取り出して睨んだら周りが黙った。

サーゼクスさんがイッセーとライザーに意見を求めた。

 

「えぇ、いいでしょう。私がまた勝てば問題はありませんですし」

「その方が手っ取り早いから俺もやります!」

「ちょ、イッセー!?」

「なら、話は纏まったね」

 

リアスの心配を他所にイッセーとライザーは二つ返事で認めた。

本当なら俺がリアスを奪還してもいいけど、イッセーの手で取り返した方がいいだろう。

男ならリベンジで勝ってから奪い返してこい!

勝てる確証があるのかって?

そんなの戦ってみないとわからないし、俺の後輩は同じ敵に二度負ける奴じゃない。

 

『イッセー、俺が言いたい事はわかるな?』

「はい、必ず勝ってきます!」

『なら良し、ほら交代だ』

「はいっ!」

 

俺とイッセーは思いきりハイタッチを交わして選手交代した。

イッセーの目を見た俺は安心した、俺の特訓をやり通した時よりも目が輝いてる。

心配するのが野暮なくらいだ。

見せて貰うぜ、ドラゴンの本当の力を!

そしてリアスと一緒に俺達の許へ帰って来い!!

 

 




『スーパータイラントの力はどうだった?』
『怖いくらいの力だけど暴走しなくてよかったわ…』
『宿主が鍛えられている証拠だよ!』
『因みに最初の時にスーパー化したら?』
『目につくもの全て壊したり殺すくらいかな♪』
『(; ゚Д゚)』

閲覧ありがとうございました!
少し空けてしまって申し訳ないです…。
色々書いてたら時間かけ過ぎてしまいました、そして新しいクリーチャーは次回になります←
ヒントとして「ある意味主人公」とだけ教えておきます←
次回も少し早めに更新できるように頑張ります!

それでは、また!
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