ハイスクールD×D モンスターでクリーチャーな俺   作:misuta

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第18話

 

【更生】

 

 

よぉ、門星だ…悪いな今日は少し機嫌が悪い。

別に神器を使うような事態でも処刑や蹂躙する訳でもない。

いや、もしかしたらするかもしれん。

目の前の正座している馬鹿3人組をどうするか考えているんだからよぉ…。

(#^ω^)ビキビキ

 

『てめぇら、何でここに正座させられているかわかっているか?』

「わかりますけど剛先輩! 膝の上に置いてある重石は何ですか!?」

「重いし痛ぇぇぇぇ!」

「地面の上だから石が脚に食い込むぅぅぅ!?」

 

馬鹿3人組を地面に正座させて膝の上に重石を乗せた。

イッセーはツッコむ元気がありそうだし…もう少し追加しておこう。

あ、そんな叫び声上げるなよ。

まるでぼくがいじめているみたいじゃないかー(棒読み)

 

『何で正座させられて重石載せられているかわかるか? わからないなら追加するぞ?』

「はい、女子生徒の更衣室覗いていました!」

「はい、教室で秘蔵のコレクション広げていました!」

「はい、1年生の3サイズを見抜いてノートに纏めていました!」

『バッカモォォォン!(#゚Д゚)ゴルァ!!』

「あっ!」

「べっ!」

「しっ!」

 

それぞれの悪行を白状させて一人一人に拳骨を入れる。

暴力? いいえ、愛の鞭です。

生徒会の会長であるソーナから許可は貰っている。

え、何で名前呼びか? あの騒動の後、名前で呼んで欲しいと言われたんだよ。

それを聞いた匙からすげぇ血眼で何があったんだと問い詰めたられたわ…。

説明したら納得してくれる辺り良い奴だわ。

さてと、そんな事より…。

 

『次やったら本気で怒るって言ったよなぁ? だからその腐った根性を叩き直してやる!!

 ゴラァァァァァ!!!!! ヽ(#゚Д゚)ノ ゴラアァァァァ!!!!!』

「やべぇ!? 先輩が鬼教官モードになってる!?」

「知ってるのか、イッセー!?」

「とりあえず前後に『サー』をつけて素直に従うんだ!」

「どこの軍曹だよ…!?」

 

俺は大きいボードを取り出して書いて3人に提示した。

門星と生徒会全員で考えた制裁メニューだ、終わらせるまで帰さん!

リアスには特訓と称して許可を得たから夜までには終わらせんとな。

まぁ、こいつら次第だな。

 

「制裁用の特別鍛錬メニュー!?」

「え、球技大会用のグラウンド整備ぃぃぃ!?」

「新校舎の窓拭きを全部…だと?」

『わかったら返事しろぉ!!(#゚Д゚)』

「「「Sir,Yes Sir!」」」

『ふざけるな! 大声だせ! タマ落としたか!』

「「「Sir,Yes Sir!!」」」

『生徒会の面子が監視しているからサボったら全力でタイキックだからな!!』

「「「Sir,Yes Sir!!」」」

 

それぞれの重石を退かしてから生徒会の皆に松田と元浜を任せておく。

イッセーはその場で早朝トレーニングの筋トレをしようとしたが俺はそれを止めた。

ふと気になった事がある。

 

『何となく、あの二人に合わせていないか?』

「え、何の事ですか?」

『悪魔になった事で人間と友達付き合いが続けられないのを不安になっているんじゃねぇかって事だよ』

 

俺の指摘にイッセーはハッとした顔になる。

何でわかったって?

ぼっち歴は俺の方がはるかに長いんだぞ?

人との付き合い方を合わせてしまう雰囲気が何となくわかるんだよ。

昔の俺を見ているようだわ。

 

『悪魔だとはバラせない…けどお前らはそんな簡単に切れる縁か?』

「いや…松田も元浜も俺と同じ馬鹿でエロいけどいい奴なんだ。簡単に切れやしない」

『ならそれでいいんじゃねぇか、お前が不安になる心配はないだろ。

 何かあればあいつらはガンガン言える仲だろ?』

「…はい」

『そしたらまた馬鹿みたいに騒げばいいんだよ、そう言う奴らがいるのは羨ましい事だ』

「剛先輩…」

『さて、制裁メニューはしてもらうぞ? 俺とガチスパーリングだ…覚悟は良いな?』

「…あぁ! 今度こそ先輩からKO勝ち狙うぜ!!」

『やってみろ、ひよっこ!』

 

さて、合宿以来のガチスパーリング…少しは成長したかな?

 

 

 

「終わり…」

「ました…」

『はい、お疲れさん。ちゃんとサボらずに出来たようだな』

「うわ、イッセーが死んでる!?」

「何があったし…」

 

二人が終わって戻る頃にはイッセーとのスパーリングも終わった。

結果としては生身での戦いはまだまだ負けねぇよ?

最後は奴の渾身の拳に合わせて左のカウンターで沈めた。

にしても俺の攻撃も避けられるようになってるし拳のキレが上がってるしで成長してるな。

先輩として嬉しいよ、うん。

 

とりあえず二人に帰りの支度をするように言って先に行かせよう。

イッセーはオカ研の部室のソファに寝かしておけばリアス達がどうにかしてくれるだろう。

やべぇ、またアーシアに怒られそう(;゚Д゚)

聖女様に怒られるとか俺のヘタレ精神にダイレクトアタックなんですけど。

 

イッセーを部室へ運んで軽く手当してから寝かしておく。

丁度アーシアが来たから治癒をお願いしておいた。

流れるように言って帰れば何事も無い筈…え、何?

何でこんなボロボロなんだ? またやりすぎたのかって?

HAHAHA! そんな事………すいません、涙目で怒らないでください(最敬礼)

 

 

 

帰りに松田と元浜を連れて俺のお勧めのラーメン屋に連れて行った。

無論、2人とも頑張ったから俺の奢りだよ。

後でイッセーも連れて行かないとな。

ここのラーメンは美味いぞ~。

 

「え、何でもいいんですか!?」

『おぅ、好きなだけ喰え』

「さすが先輩! そこに痺れる憧れる!」

『全く調子いいな…ほら、メニューから選べ』

 

こうやって接してると本当にこいつらは悪い奴らじゃないんだよなぁ。

エロい事さえしなければ変わってくると思うんだけど…禁止とか抑えつけは逆効果か?

どうにかならんかな?

 

『宿主、宿主! いい方法があるよ~』

『何だ? 俺が変身して脅すのは駄目だぞ?』

『そんな事しないよ~! まずねぇ………という事だけど』

『…大丈夫かそれ?』

『うん、平気だよ…多分♪』

『多分!? 今多分って言ったよ、この血塗れウサギ!?』

『大丈夫大丈夫~ロビーを信じて~♪』

 

という事でロビー君の発案に乗る事にしたけどすげぇ不安。

でも打開策が無い以上やるしかないかな…。

先に言っておこう、すまない二人とも。

俺の神器の実験台となってくれ←

餃子も付けていいから…。

。・゚・(ノД`)・゚・。

 

『お前らに良い物を渡そう』

「え、何ですか?」

「これは…アイマスク?」

『良い夢が見られるアイマスクだ』

 

俺は鞄から出す振りをしてアイマスクを具現させて二人に渡す。

ん? 今奥の席にいる銀髪のイケメンと目が合ったような…気のせいか。

俺が渡したのは普通の黒いアイマスク…小さくMoC(モンスター・オブ・クリーチャー)ってロゴが入ってる。

どうやら変身能力はないらしく、これをつけて寝る事で発動するとの事。

その効果とは…。

 

 

 

 

 

 

「ぎゃあぁぁぁ!?」

「許してぇぇぇ!!」

『あ、宿主来たね』

『…なぁにこれぇ(;´゚д゚`)』

 

深夜、いつも通り遊園地で修行しようとしたら松田と元浜がいた。

その後ろにはナース達が二人を追いかけてる。

どういう状況なんだとロビー君に聞いてみた。

とりあえず簡単にまとめると、

 

①あのアイマスクは遊園地への招待券みたいな物(寝ると強制的に連れてかれる)

 

②松田と元浜はアイマスクしたままナースの耳かきやマッサージを提供してもらっていた。

 

③エロ欲を出した二人はアイマスクを外してナースの姿を見て絶叫しながら逃走。

 

④真面目な性格のナース達は仕事を全うしようと増援を呼んで追いかけっこ開始。

 

⑤現在に至る。

 

優しいナース達に甘えさせて少しでもエロ欲を抑えさせる作戦だったんだがな。

さすがにトラウマ植え付けちまったかな?

とりあえず止めに行くか…おーい、ナース達全員ストップー!

もう大丈夫だから戻っていいぞー。お疲れ様ー!

 

『松田、元浜、大丈夫か?』

「か、門星…」

「先輩…?」

『大丈夫か、怖かったろ?』

 

ナース達が引き上げていくのを見ると二人はその場で腰を落とした。

俺は二人の前に立って大丈夫か聞きに行くと俺の足元に縋り付いた。

うわ、涙と鼻水がズボンにかかる!?

まぁ現実世界に影響はないけど気分的にちょっと嫌だわ。

とりあえず屈んで二人を慰めるべきか。

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

「もうエロい事はやりませんから許してくださいぃぃぃ!」

『あー…( ̄Д ̄ ;)』

 

ちらっと物陰に隠れているロビー君達を見るとそのまま説教に入れと合図している。

処刑マジニ、こいつらは処刑しないから斧を仕舞いなさい。

ザ・キーパー、もし娘さん(美人で病院の受付をしている)が口説かれてたら俺が出てた? こいつらが死ぬからダメ。

本当は俺が悪いだろうけどここは最大のチャンスかな。

 

『性欲は誰にでもあるし興味を持つのは悪い事じゃない。でもTPOを弁えないとだよな?』

「はい、もう学校では覗きもセクハラとかエロい事しません!」

「心を入れ替えて真面目に学業やって役に立てる人間になります!」

『本当にそれを約束出来るか?』

「「はいっ!」」

『じゃあ明日から頑張れ、今はゆっくり休みな』

 

両手を二人の前に差し出して指を鳴らすと二人は遊園地から姿を消した。

これで意識が途絶えて朝までぐっすりの筈だ。

何か色々ありすぎて疲れたわ…けど折角来たんだ。

処刑マジニ、覆面になれ。ザ・キーパーは俺と遊べ。

 

 

 

 

 

 

朝、いつも通り登校するとやけに学校が騒がしい。

何があったと思いきや原因が分かった。

あの二人が真面目に勉強を始めているのだ。

これにはイッセーも唖然としていた。

 

「先輩、一体何をしたんですか? 洗脳?」

『出来る訳ねぇだろ(;゚Д゚)』

「おい、イッセー! お前も勉強しようぜ!」

「まずは成績上げて今までの汚名を返上しようぜ!」

「お、おぅ…」

 

二人の熱意に押されたイッセーは渋々自主勉強を始めた。

更生には成功した…でいいのか?

まぁ、これでこいつらの評価が上がればいずれ彼女もできるだろ。

ん? ソーナとリアス…どうした?

え、洗脳魔法は冥界でも違法?

だから出来ねぇって言ってんだろうが!

(#゚Д゚) プンスコ!

 

 

 

 

 

 

【出会い】

 

 

「部長って剛先輩とクラスメイトなんですよね?」

「えぇ、三年間も一緒のクラスだったわね」

「初めて剛先輩と会った時ってどうでした?」

「剛と出会った時?」

 

ふとイッセーから訊かれた質問に対して私は思い返してみた。

彼、門星 剛との初めて会った時の事。

今では私達の協力者として積極的に動いてくれる頼もしい味方。

でも当時は流石に少し警戒したわ。

あの風貌で内面も知らなかったからというのもあった。

 

 

 

駒王学園に入学して間もない頃だった。

私はグレモリーの次期当主として学園はもちろん周辺の事をしっかり把握しようと色々歩いていた。

その時はたまたまソーナも一緒に来てくれて視察がてら買い物もしていた。

少し裏道を使って近道をしようとしたら隣町の不良高校の学生に絡まれてしまった。

 

「おい、姉ちゃん達美人だな。俺らと遊ばねぇ?」

「赤髪の方はおっぱいでけぇ!」

「黒髪の方が俺の好みだなw」

「やべぇ、養豚所の豚を見る様な目とか…///」

 

染めた金髪やピアス、如何にもな感じの不良達に私とソーナはどうしようか少し悩む。

さすがに人間相手に悪魔が本気出すのは問題だ。

お兄様やソーナの姉にこの事が知られれば…色々と危ないわ。

何か一人だけ明らかに被虐嗜好の人がいるけど無視した方が良さそうね。

魔法で眠らせようとしたその時だった…彼が現われた。

 

「あぁん? 何だテメェ?」

「ザッケンナオラー!」

「スッゾオラー!」

「やべぇ、殴られたら痛そう…///」

 

目の前に立っていたのは真新しい駒王学園の制服…サイズは明らかに特注の大きさ。

手には学校指定の鞄とホワイトボード。

顔には包帯が巻かれている巨漢…クラスで後ろの席で静かに座っていた剛だった。

彼は不良達の前に立ち塞がりながら書かれたボードを後ろの私たちに見せた。

 

『ここは俺に任せて、すぐに逃げて m9(・∀・)』

 

それを見た私達は急いで引き返して逃げたわ。

 

「あ、逃げられた!?」

「テメッコラー!」

「ナンコラー!」

「やべぇ、興奮してきた…///」

 

急がないと彼が大変な事になってしまう。

すぐに交番へ駆けつけた私達は警察官と一緒に路地裏へ戻ると彼はいなかった。

そこにいたのは顔面を殴られて気絶している不良が三人と顔面にビンタされて悶えていた不良だけだった。

そして落ちていたのは…新作メロンパン発売のチラシだった。

 

 

 

「うわー…やっぱり先輩強かったんですね」

「翌日には買ったメロンパンを食べていたわ」

「ところであの不良の中にドが付くMがいたような…」

「気にしなくていいわ」

「アッハイ」

「本当は続きがあるんだけどまた後でね」

「あ、もう部活の時間ですね」

『お疲れ様ー。メロンパンうめぇw(^q^Ξ^p^)』

 

イッセーがそう言った瞬間に剛がメロンパンを食べながら入ってきた。

パン屑を部室に落とさないようにしなさいよ?

みんなの分も買ってあるらしくて私も思わず食べてしまった。

うん、美味しいわ。

最近剛のお菓子を食べる機会が増えたから…色々と気をつけないと(戒め)

 

 




『何であのドMにはビンタなの?』
『…殴ってくれなければ通さないとかしつこかったから』
『殴ればよかったのに』
『何となく嫌だった(;-ω-)』
『………(ビシッ)』
『次はタイラントがビンタするってw』
『首が吹っ飛んじゃうから駄目(;-ω-)』



閲覧ありがとうございます。


次回から第3巻へ突入します。
次の被害者は既に決まっています(ゲス顔)
聖剣問題に剛がどう絡んで動くのか?
新たなクリーチャーも出しますのでご期待ください←


それでは、また。
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