ハイスクールD×D モンスターでクリーチャーな俺   作:misuta

7 / 33
※軽めな処刑シーンがありますので苦手な方はご注意ください。


第7話

「悪魔祓い…エクソシストね。怪我は無かった?」

『ミショナリーのおかげでな』

「ミショナリー?…宣教師って意味よね?」

『名前の由来は知らないが悪魔祓いの相手には有利な事は確かだ』

 

朝、教室でリアスとは隣の席の為、昨日の事を教えた。

当初はクラスメイトから羨望と嫉妬の視線が突き刺さったけど慣れた。

今は互いの情報交換ですごい役に立っている。

因みにリアスは小声、俺は密談用のメモ帳で会話している。

 

「イッセーの事だけど…」

『悪魔の仕事やらせたんだろ?ちゃんと出来ているのか?』

「神器が発現したわ」

『ほほぅ…それは良かったな』

「同時に堕天使側にもバレたわ」

『/(^o^)\ナンテコッタイ』

 

イッセーの堕天使エンカウント率やばくね?

死んで、悪魔になって、襲われて、襲われての災難続きとか笑えないな…。

お祓いしてもらった方がいいんじゃね?

あ、駄目だ。悪魔だからお祓いしたら多分死んじまうわ。

というより俺も結構襲われてる?…うそ、私のエンカウント率高すぎ…!?

 

「そこでハッとした顔の門星、答えをわかっているようだから黒板の問題解いてみろ」

 

先生にツッコまれた…授業聞いてないからわからねぇや。

リアス、答えを教えてくれ~…な、なに…無視しやがった、だと!?

しかも微妙に笑い堪えてやがるとかこいつ、確信犯かぁっ!?

これも計算のうちかぁ!?リアスゥゥゥゥゥッ!

ん、メモ帳に何か書いてある…?

 

『貴方はこれも計算の内かリアスと考える!』

『当然、このリアス・グレモリーは何から何まで、計算尽くよ?』

 

ち、チクショォォォォォォォォォォォッッ!!

ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

 

※このあとめちゃくちゃ怒られた。

 

 

 

 

 

 

「剛先輩、何で隅っこで体育座りして落ち込んでいるんだろう?」

「授業を聞いてなくて先生に怒られたそうです」

「あらあら、意外と繊細なんですわねぇ♪」

 

おのれリアス…この恨み晴らさないでおくべきか~!

と言う程恨んではいないけど普通の学生としてショックだわぁ。

小猫も淡々と傷口を抉らないで…心の傷がぁ。

そして朱乃からは嗜虐的な何かを感じて怖いんですけどぉ…。

 

当の本人はイッセーの説教中だ。

何でも悪魔なのに教会の間近まで行こうとしたらしい。

自殺願望か?…何か理由があるとは思うがまぁ良くない事だ。

また殺されるとかシャレにならないしな。

 

俺よりもあいつが落ち込んでいなければいいけどな。

大方、リアスに怒られたから挽回したいなとか考えて無茶しなければいいが。

確かに俺も喧嘩っ早いけどあいつも行動的な所があるだろう。

先輩として些か心配ではある。

 

「剛先輩、落ち込んだ時はプリンを食べましょう。先輩のお勧めの店で」

 

小猫が俺の制服の襟を掴んで引っ張っていく。

プリンはお前が食べたいんだろ…俺も食べたいけどさぁ。

佑斗も朱乃もニコニコしないで止めてくれよぉ…。

俺ちゃんと歩けるよぉ(´・ω・`)

 

俺が旧校舎の廊下まで引き摺られていくと朱乃に呼び戻された。

何でも大公からはぐれ悪魔討伐の依頼が来たらしい。

え、俺も行くの?…悪魔の戦い方とか教えたいし俺の能力もきちんと見たい?

あぁ、筆談での説明だけだったからな。

時間があればパラパラ漫画描いてあげたかったけどねぇ。

 

どうやら全員、この魔法陣ではぐれ悪魔の住処へ転移するらしい。

人間でも魔方陣に入れば大丈夫らしい。

やべぇ、こんな魔法体験できるとか…オラ、ワクワクすっぞ!

空飛んだり魔法に憧れたっていいじゃない、にんげんだもの byごう

 

 

 

 

 

 

転移したのは町から外れた廃屋みたいな所…俺を襲った奴も廃倉庫にいたんだよな。

やっぱり人間喰うんだな、こいつら…被害者のご冥福を祈っておこう。

しかし無断で廃屋とかに棲みやがって、ちゃんと家賃を払えや。

俺だってきちんとアパートの家賃払っているんだからな。

謎の怒りを燃やしていると全員廃屋へと進み始めた。

ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ マッテー!

 

中は如何にも廃墟な感じ、そしてあの時と同じ嫌~な感覚がある。

いつ襲い掛かってくるかわからないし覆面を出しておこう。

奇襲に対応できるようにミショナリーを選択。

頑丈な奴ならタイラントで肉塊になるまで殴る。

 

リアスがイッセーに説明している間、佑斗はいつの間にか剣を装備している。

小猫と朱乃は辺りの気配を察知している。

二人とも武器は無くても戦えるからな…と考えているとロビー君から連絡が来た。

はぐれ悪魔が来たと。

 

「不味そうな匂いがするわ、でも美味そうな匂いもする…甘いのかしら、それとも苦いのかしら?」

 

柱の陰から出てきたのは黒髪の美人さん、しかも全裸かよ。

イッセー、鼻の下伸ばしている場合じゃねーぞ。

下半身見てみろ、化物そのものだぜ?

俺を襲った奴より巨大だな…スピードはなさそうだがどう出るか?

 

「はぐれ悪魔バイサー。主の許を離れ己の欲望満たす為だけに暴れまわる不逞の輩、万死に値するわ。

 グレモリー公爵の名に於いて貴女を吹き飛ばしてあげるっ!」

 

リアスかっこいいー!ヾ(*´∀`*)ノ

俺もそういう決め台詞言いたいわー(´・ω・`)

厨二? 何の事ですかねぇ?

変身しても咆哮と鳴き声しか上げられないから憧れるんだい!

ヽ(`Д´)ノウワァァァン

 

「小賢しい小娘ね、その髪の色と同様に肌を血の色で染めてやるわ!」

 

バイサーがそう叫ぶと同時に胸からレーザーみたいなのを出してきた。

俺はイッセーの頭を掴んで一緒に地面に伏せて避ける。

後ろの壁が溶けている…何つー攻撃だ。

てか元主は何でこんな下品な攻撃をする奴を下僕にしようとした?

悪趣味過ぎんだろ。

 

じゃあ、今度はこっちのターンだ!ドロー…はしないか。

佑斗が騎士特有のスピードでバイサーの下半身にある巨大な両腕を斬り飛ばす。

しかしすごいな、ミショナリーと良い勝負が出来る速さだ。

今度機会があればやってみたいな。

 

次に小猫が出た瞬間に下半身の巨大な口が小猫に迫るがカウンターで殴り飛ばす。

これは気持ちいいくらい吹き飛ばすなー。

タイラントと腕相撲でもしてみたい…サイズが違いすぎるから無理や。

(´・ω・`)ソンナー

 

そして朱乃が雷撃を一気に浴びせる。

やっぱりすごいな。これで即死しないなんて余程硬いのか…あれ、何か朱乃の頬が赤くね?

あの時の嗜虐的な目線、今の朱乃の高潮した表情…あっ(察し)

この人…Sだ、それも究極のドが付くタイプ。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

「朱乃、もういいわよ」

「もうお終いなんて…ちょっと残念ですわね♪」

 

俺、今まであの人にお茶煎れてとか頼んでたの…?

怒らせたら怖いんだろうな…気を付けよう。

朱乃が離れてリアスが止めを刺そうと歩み寄っていく。

既に手には赤黒いオーラみたいなのを出してバチバチ鳴らす。

さて、ここまで弱らせたのなら俺の出番はないかな。

…ん? 斬られた腕がまだモゾモゾとしている?

 

「…ふふっ」

「何が可笑しいの?」

「貴様も…道連れだぁ!」

「なっ!?」

 

斬り飛ばしたはずの2本の巨大な腕が突然リアスに襲い掛かる。

他の奴らは気付くのに遅れて行動が遅い。

リアスも油断していたのか気づいた時には腕が迫っていた。

けど、既に2つの影が動いていた!

 

「部長ぉぉぉっ!」

 

咄嗟に気づいたイッセーが左手に赤い篭手を発現して1本の腕を殴り飛ばす。

腕は吹き飛んで柱に叩き付けられた。

あれがイッセーの神器か、効果は知らないけどナイスだ。

もう1本はどうしたかって?

 

「グルルルルルッ…!」

 

俺が既にバラバラにしたよ。

全く、ミショナリーじゃなかったら間に合わなかった。

リアスも油断するようじゃまだまだだな。

俺もあの時気付かなかったら手遅れだったけどな…。

さて、ちょっとイライラしてきたから【遊ばせて】もらうぜ?

今度の新しい覆面でなぁ…?

 

俺の左手には黒くてボロボロな覆面が現れた。

そのまま被ると俺の体は変化する。

全身の筋肉が増大して、上半身には無数の針が突き出ている。

血塗れのボロイ布きれを身に纏って手にはギロチンの刃を鎖で括り付けたような巨大な斧。

 

こいつは【処刑マジニ】

体型はタイラントみたいだが、こいつのパワーは全て斧を振るう為だけのパワー。

殴り殺すという生易しい事はしない…こいつの得意な事はもちろん。

処刑だ、慈悲はない。

 

「ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛…」

「く、来るな!」

 

バイサーは引き攣った顔で叫ぶが俺のクラスメイトに危ない目に遭わせたのはどこのどいつだ?

今回は止めは部長が刺すだろうから…これで我慢してやるかな。

バイサーの足の前に立ち止まって斧を振り上げる。

お仕置きの時間だよ、ベイビー。

 

「ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!」

「ギャアアアアアッ!!」

 

一撃で足を断つとバイサーは悲痛の叫びを上げる。

あまりにうるせぇからもう一度斧を振り上げて違う足を断つ。

お前に喰われた人間の痛みはこんなもんじゃねぇぞ?

本当ならもっと思い知らせてやりたいがお前を裁くのは俺じゃない。

ここの当主であるリアスだ。

少し気が晴れた俺は覆面を外しながらリアスの許へ向う。

 

『勝手な行動をしてすまなかった。後は任せる』

「助けてくれてありがとう。わかっているなら何も言わないわ」

 

それだけ言葉を交わすとリアスはバイサーの許へと向かう。

もう既に殺してくれと叫んでいる…悪魔がこんな事言っているなんて情けないと思う。

リアスが赤黒いオーラ…滅びの魔力を解き放つとバイサーを一瞬で打ち消した。

はぐれ悪魔討伐はこれで終わった。

 

 

 

 

 

 

ちょっとやりすぎたかと思っていたが皆不思議と平然としていた。

あのくらいは問題ないとかメンタル強すぎぃっ!

イッセーは大丈夫か…なんか落ち込んでいた。

どうやら自分が兵士だと教えられた事がショックの様だ。

確か兵士の特性ってあった気がしたが?

まぁ、地道に頑張れ…俺には応援しか出来ないけど。

 

処刑マジニも無事に使えたし、今後もこういう時もあるだろう。

弱い精神だと力に喰われる…ロビー君が言っていた事は本当だろうな。

力に溺れたらはぐれ悪魔みたいになるんだろう。

普通に暮らしたい俺が絶対になってはいけない。

そう心に誓った。

 

「あの時の剛君…すごく激しかったですわぁ」

 

朱乃さんそんなうっとりとした表情でこちらを見ないでくださいお願いします…。

(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル




『処刑マジニ、これからもよろしくな( ・ω・)ノ』
『ぅ゛ぅ゛っ!(プンプン)』
『え、何か不機嫌だぞ…?(;・ω・)』
『暴れ足りないんだって~』
『あー…遊んでやるから我慢してくれ(;-ω-)』
『ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ(コクンッ)』


閲覧ありがとうございました。

今回登場したクリーチャーは【処刑マジニ】
バイオハザード5の1面ボスです。
こいつも自分のお気に入りクリーチャーなので出しました。

バイサーは犠牲になりました←
いつになったら1巻が終わるんだろw
ちまちま書いていきますのでこれからもよろしくお願いします。

それでは、また。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。