ハイスクールD×D モンスターでクリーチャーな俺   作:misuta

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第9話

転移したのはどこかの地下室みたいな所、祭壇みたいなのと磔みたいな十字架がある。

ハッキリ言って趣味が悪い! 堕天使にも悪趣味な奴らがいるのか!?

周囲には覆面被った如何にも悪趣味なオッサン共が佑斗と小猫相手に戦っている。

さすがに2人とも強いとはいえずっと戦っているのはまずい!

俺とリアスはすぐに援護を開始した!

 

「佑斗、小猫、助けに来たわ」

「部長!」

「剛先輩も…」

 

リアスが周囲の銃を持った敵を消滅させて、俺は二人の死角にいる剣を持ったオッサン共を殴り倒す。

ドーナシークやフリードよりも弱いから片付けるのは容易かった。

俺に殴られた奴は…「見せられないよ!」状態になっているけど気にしない気にしない。

せーとーぼーえーって奴です(暴論)

 

『宿主の暴力性って怖いね~』

『9割5分テメェらのせいだよ』

『神器だから宿主の性格です~。僕の可愛さはノーカンです~』

『(∩゚д゚)アーアーきこえなーい』

『今度はそう来た!?』

 

血塗れウサギの戯言は聞こえないふりして神父を全員ジェノサイドした。

死体は全てリアスが消したので証拠隠滅!やったね!

尤も、こいつらも非公式な存在だろうから誰にも心配されない、認知されない可哀そうな奴らかもな。

心の中で冥福を祈ってやろう(-人-)

3秒だけな(ゲス顔)

 

 

 

俺達が地上へ上がった時にはどうやら決着が着こうとしていた所だった。

イッセーが左手の篭手で思いきりレイナーレをぶん殴ってステンドガラスごと外へぶっ飛ばした。

あの一撃の力、とてつもない力を感じた…形状も変わっているし、あれが本当の姿なのか?

とにかく、言っておこう…よくやったイッセー!!

 

倒れそうになったイッセーを佑斗が支えた。

こいつ、大腿部に槍を貫かれたのに倒したのか…とんだ根性だな。

あの長椅子で倒れている少女、アーシアの為にここまで戦えるなんてな。

正義のヒーローみたいな奴だよ、全く。

 

「部長!? 先輩まで!?」

「用事を済ませてきたから彼と地下室まで転移してきたわ」

『そしたら2人が神父共と大立ち回りしていた』

「お二人のおかげで助かりましたよ」

「何だ、心配して損したぜ…」

「部長、持ってきました」

 

するといつの間にか小猫がぶっ飛ばしたレイナーレを引き摺ってきた。

まぁこんな奴はこのくらい雑な扱いしても構わないだろう。

リアスの前まで引き出されたレイナーレは動けずに睨む事しか出来なかった。

一応リアスの傍に立って攻撃してこないか警戒はしておこう。

 

「初めまして、堕天使レイナーレ。私はリアス・グレモリー、グレモリー家の次期当主よ」

「グレモリー一族の娘か!」

「以後、お見知りおきを…短い間でしょうけど。

 あと、それから貴女のお友達は私と彼の手で消し飛ばしたわ」

「貴様はあの時の…!」

『また会ったな。もう会う気は無いが』

 

俺がそれぞれの翼の羽をレイナーレの前に落とす。

1枚だけ血塗れなのは…ドーナシークのだな。

次に逢ったら殺してやるとか言っていた癖にこの様とは情けないな。

自業自得って言う言葉がお似合いだ。

 

消し飛ばしたという言葉にイッセーは唖然としていた。

佑斗が言うにはリアスは紅髪の滅殺姫(べにがみのルイン・プリンセス)という異名持つ程。

やべぇ、異名がカッコいい件について(厨二心)

そしてリアスはドーナシークの件で堕天使が何かを企てていたのを察していたらしい。

チェスは先読みが大事とは言うがここまでとはな…俺の頭じゃ無理だわ。

(ヾノ・ω・`)ムリムリ

 

そしてイッセーの篭手が変化している件では予想外だった。

使い手の力を2倍にする龍の手(トゥワイス・クリティカル)だと思われていたが、それは仮の姿。

本当は13種類しかない神滅具(ロンギヌス)が1つで、

10秒毎に力を倍加させる赤龍帝の篭手(ブーステッド・ギア)だという事。

え、何その連続パワーアップ…チートやん。

後輩の神器がとんでもない件について(´・ω・`)

 

「さて、消えてもらうわよ?」

「イッセー君、助けて!」

「夕麻ちゃん…!?」

 

リアスがとどめを刺そうとしたした瞬間、レイナーレはとある女の子の姿に変えた。

それはイッセーが付き合っていた天野 夕麻という姿。

こいつ、どこまで腐ってやがるんだ…!

俺が怒りのボルテージを上げながらもイッセーを見守る。

佑斗と小猫が駆けつけようとするもリアスが制止した。

 

「私を助けて!」

「お前…どこまで…っ!

 

 

 

 ………部長、頼みます」

 

そう言ってイッセーは後ろを向くと静かにそう言った。

俺は通り間際にイッセーの頭を優しく撫でた。

もしかしたら恋愛がトラウマになっただろうし、女が怖くなったかもしれない。

こんな、こんな腐った性根の阿婆擦れのせいでなぁ!

 

「そんな、イッセーく「剛、1回だけ殴っていいわ」

「お゛お゛お゛っ!」

「ぐぇっ!」

 

リアスが俺の心情を察したのか、醜く縋ろうとする奴を殴っていいと許可をくれた。

その瞬間に俺は右の拳で思いきり顔面を殴って床に叩き付けた。

本当ならこのまま死ぬまで殴り続けたいがリアスが俺を呼び捨てするくらい怒っているんだ。

部長命令は守らないとな。

 

「う、ぐ…ぇ?」

「私の可愛い下僕に言い寄るな…吹き飛べ」

「あ、あぁぁぁぁぁっ!」

 

ほんの一瞬のやり取りで奴は消し飛ばされた。

黒い羽根が舞い散る中、緑色の光がゆっくり落ちてきた。

あれは…2つの指輪?

どうやら、アーシアの神器がこれらしい。

リアスが受け取ると彼女に返そうとイッセーに言う。

本来の持ち主に返してあげないとな。

 

 

 

変身を解いた俺は壁を背にして静かに事を見守る。

アーシアを守る事が出来なかった自分自身に泣くイッセー。

その気持ちは俺も痛い程よくわかる…お前を守れなかった時、俺もがむしゃらになっていた。

今でも強くなりたい気持ちはあるから自分を鍛えている。

お前にもその気持ちがあれば絶対強くなれる。

 

「前代未聞だけど、やってみる価値はありそうね」

 

そう言ってリアスがポケットから取り出したのはチェスの駒…形状は僧侶。

なるほど、悪魔の駒で転生させるのか!

彼女は人間や悪魔なども回復させる事が出来る神器の持ち主。

仲間としても頼れる存在になるな。

 

丁度タイミングよく朱乃が転移してイッセーに説明している間、

俺はリアスの指示で彼女をそっと抱えて床に寝かせる。

シスターが悪魔に転生か…考えてみるととんでもない組み合わせだな。

けど、それもまた面白いかもな。

 

結果は成功、無事に悪魔へと転生したアシーア・アルジェントは生を得た。

さて、お邪魔になるだろうから俺もリアスと一緒に転移しますわ。

門星 剛はクールに去るぜ…。

 

 

 

「剛君、ちょっといいかしら?」

 

部室へ戻ってそろそろ帰ろうとするとリアスに呼ばれた。

また何か頼み毎かと思ったら魔法陣が描かれた紙と指輪が付いたペンダントをくれた。

眷属でもないのに今回の件で色々働いてくれたお礼らしい。

この紙を自宅に貼っておくと、この指輪の魔力で部室から自宅まで転移できるらしい。

これは便利!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

 

「人間のままなのに色々とやらせて助かったけど申し訳なくて」

『部員で且つ協力者なんだ。色々やるのは当たり前だろ?』

「あと、少し屈んで目を瞑って」

 

そう言われて屈んでから目を瞑ると額に温かい感触…え?

今、何が起きた?

目を開けるとリアスの綺麗な顔が目の前にあった。

額の感触…そういう事かぁぁぁ!(*ノノ)

 

「部員を可愛がってあげるのも部長の務めよ♪って顔がすごい赤いけど大丈夫!?」

『…気にするな(*ノノ)』

「そ、そう? とにかくこれからもよろしくね、剛君」

『俺も皆のように呼び捨てでいい。同じ部の仲間として揃えようぜ』

「それもそうね…よろしくね、剛」

『こちらこそ、リアス』

 

そう言って俺らは握手して互いの絆を深めた。

これからも騒動が舞い込んでくるだろうが、俺は戦うぞ。

恩人や友人を守る為に、成長していく後輩を守る為に、

そして…俺の愛するこの生活を守る為に!

 

 

【旧校舎のディアボロス編 完】

 




『………(ゴマンエツー)』
『何でタイラントもご満悦なんだよ(;゚Д゚)』
『あの堕天使の顔を殴れてスッキリしたんだって』
『こいつが一番怒っていたのか!?Σ(゚Д゚;)』
『無表情だけど感情豊かだよ?』
『お、おぅ…(゚∀゚;)』


閲覧ありがとうございます。

ようやく第1巻終わりました!
次回は日常編と簡単なキャラ紹介をしてから第2巻へ突入します。
次に剛の処刑や蹂躙を喰らうのは誰でしょうね?←
新たなクリーチャーも出てきますのでご期待ください!

それでは、また。
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