幻想郷の少年用心棒   作:風蘭人形

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本当に毎回遅れてしまって申し訳ございません
それではどうぞ↓


縁斗と取材と過去

文「遅いですよ!どれだけ長い時間朝ごはん食べてるんですか!」

縁「すいません、ちょっと私用でゴタゴタしてて。」

朝食を済ませたのは8時半頃であったがなんだかんだで妖怪の山に着いたのは10時を少し過ぎたころだった。スキマで移動出来るため、移動に時間がかからなかったのが幸いだった。

文「まぁ、明日の朝刊に間に合えば良いから問題はないんですけどね。という訳で早速取材を始めますね。」

縁「了解で〜す。」

文「じゃあまず始めに趣味嗜好を教えて下さい」

縁「趣味は音楽を聞く事、カラオケで歌う事、作詞をする事、後は漫画とかを見る事ぐらいですね。」

文「カラオケとは?」

縁「あ、幻想郷には無いですよね。カラオケっていうのは、空のオーケストラの略で音楽を流してそれに合わせて歌うっていう、娯楽、機械、またはそれを設置している施設の事です。」

文「外の世界にはそんなものまであるんですねぇ。私としては普通に歌うだけでも充分楽しめると思いますが。」

縁「まぁ、色んな楽しみ方がありますから。歌を採点したり、色々なオプションで盛り上がれますよ。賑やかな幻想郷の住人には受けそうな気がします。」

文「あったら1度くらいやってみたいですね。というか作詞してるんですね。」

縁「趣味ですけどね。」

文「好きな物とかはなんですか?」

縁「食べ物だったら漬け物とかですね。」

文「これまた、意外ですね。」

縁「あんまり肉とかをガッツリ食う様なタイプじゃありませんから。例外的に鶏肉なら結構いけます。地元が焼き鳥有名だったんで。」

文「それ、わざと言ってませんか?」

縁「ナンノコトカワカラナイナー」

文「では、嫌いな物はなんですか?」

縁「蕎麦って言ったらご馳走してくれるんですね。まんじゅう怖いみたいに。」

文「バレてましたか。」

縁「まぁ、嫌いな食べ物は強いて言うなら兎の肉とかですかね。そういうのは外の世界で普及している肉類に比べて固いので。」

文「私達は普段は兎の肉を食べてるのですが、外の世界のお肉はそれより柔らかいのですか。」

縁「部位や質や下ごしらえにもよりますが、少なくとも昨日の宴会で出てた肉よりは旨いし柔らかいですよ。」

文「外の世界の人間は贅沢ですねぇ。」

縁「まぁ、時代は日々進化していきますから。」

文「それでは話を戻して次の質問です。長所と短所はなんですか?」

縁「長所はそうですね、生活に必要な事は何でも一通り出来るとこですかね。短所は好戦的なとこだと思います。」

文「喧嘩っ早いってことですね分かります。」

縁「そうとも言います。」

この後も出身地だとか外の世界での思い出だとかそんな他愛もない質問とその回答を交わした。このまま何事も無く終わるかのように思われた取材だったが事件は起きた

文「それでは、最後に生い立ちなどを教えて下さい。」

縁「お、生い立ちですか.....」

文「はい!」

縁斗はしばらく考えこんで少し苦笑を浮かべ

縁「すいません。それだけは話す気になれないのでノーコメントとしておきます。」

そう言われても引き下がらないのが文の長所であり短所である。

文「え〜良いじゃないですか〜。教えて下さいよ〜。」

縁「これだけは誰にも話したくないんです。だから聞かないで下さい。」

文「お願いですよ〜。教えて下さいよ〜。」

縁「嫌です」

文「話すまで帰しませんよー。」

縁「話したくなかっち良いよろうが!!」

余りの大声とその気迫に鴉天狗である文も怯んでしまった

縁「すいません、突然声荒らげてしまって。自然と方言出る程キレてるんで今日はもうほっといて下さい。」

最後に付け加えるように小声で言ったごめんなさいは文には届かなかった。

バツが悪くなった縁斗はスキマで帰ってしまった。そして紅魔館で与えられた自室のベットで仰向けになった

縁「はぁ、やっちまった。」

 

縁斗に怒鳴られ妖怪の山で途方に暮れている文の元に椛が至極どうでも良さそうにやってきた。

椛「文様またですか?取材相手怒らせるような古臭い取材やってるのなんて文様だけ.....聞いてるんですか?」

文はまだ半ば放心状態となっていた。

文「これは、久しぶりにやってしまいました.....」

 

翌朝5時頃縁斗は紅魔館の郵便受け前に立っていた言わずもがな文に謝罪する為だ。胸中は気恥ずかしさで溢れているがどこか感じる痛みを放置する訳にはいかなかった。

その時微かに羽音がしておそるおそる見上げると文は既に自分の目の前に立っていた。

言わないと そう思い頭を下げようとした瞬間不意に彼女の頭が勢い良く下がった。

文「昨日は申し訳ありませんでした!」

縁斗は呆気にとられた。そして慌てて何故文が謝るのか聞いた。

文「今まで取材で怒られたのは相手のエゴでした。やましい事をひた隠ししようとしたり.....そんなエゴで怒られてました。でも今回あなたが怒ったのは私のエゴが原因ですから。」

縁「いえ、こちらこそ、急に怒鳴ったりして申し訳ありませんでした。お詫びにまた何かあれば何時でも取材受けますよ。」

文「では、その能力を得る時の薬の服用期間の話でも教えてもらいましょうかね〜。」

縁「了解です!あ、因みにギャラは貰いますよ!」

文「えぇ!?」




如何でしたでしょうか?
縁斗の過去については御希望があればその内書きたいと思っております。
次回から本格的にギャグ路線で行きますのでよろしくお願い致します!
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