翡翠の罪、星の罰   作:山匠

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親友にあてた未送信のメール

ユーノ。

お前は僕が何を言っても聞かないんだろうな。

 

 

 

 

なのはが墜ちたことを伝えた時のお前の顔は今でも鮮明に思い出せるよ。

お前に連絡したのは僕だったからな。

あの時のお前は自分の全てを失ったみたいだった。

いや、お前にとっては全てを失くしたのと何も変わらなかったんだろうな。

 

 

 

お前もなのはも気づいていないみたいだけど、僕たちはお前たちが相思相愛だと気づいていたんだ。

どうやってくっつけるか話あっていたくらいだからね。

そんな時に連絡を受けたんだ。

 

 

ユーノ。

はっきり言わせてもらうが今のお前たちは見ていられない。

 

 

 

 

お前が悪いわけじゃないんだ。

誰も気づけなかったんだ。

お前独りで罪を背負うことはないんだ。

 

 

僕にはこれを言うことしかできない。

それがたまらなく悔しい。

 

 

 

 

お前の苦しみを、なのはの苦しみを少しでも代わってやれたらいいのに。

親友だっていうのに何もしてやれない。

何も出来ない。

 

 

 

 

神様はいつだって突然で、理不尽で、冷酷だ。

 

 

どうしてあいつらなんだ。

ユーノが何をしたんだ。

なのはが何をしたんだ。

 

 

また僕には何も出来ないのか。

あの時の泣いていた母さんに何も出来なかった時と何も変わらないじゃないか。

 

 

ユーノ、お前は悪くないんだ。

なのはといっしょに居ていいんだ。

独りで罪を背負うなよ。

僕にも背負わせてくれよ。

頼むから。

 

 

 

情けない。

親友一人救えないのか。

何が執務官だ。

 

 

 

 

本当にこの世界はこんなはずじゃなかったことばっかりだ。

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