社長が鎮守府に着任しました   作:ロイヌ

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ささっと仕上げたので誤字脱字はあるかもしれない。


第4話 試作機

 

 

 

「さて……フライデーの準備は……」

 

 

『完了しました』

 

 

「そうか、確かMK-46が起動準備できてただろ?飛ばしてくれ。念のために。」

 

『了解、他に御用は?』

 

 

「じゃあ、風呂を沸かしておいてくれ。艦娘のためにも。」

 

『了解。』

 

 

「さて……まず手始めに魚雷をぶち込んでやろう。」

 

そう言って急降下、角度を変え、水面ギリギリを水平飛行する。潜ることも可能だが、こちらの方がやりたい気分だったのだ。

 

「Foooooo!魚雷発射ァ!」

 

そして敵艦を一体撃沈、二体大破させ、その二匹にはリパルサーレイで追撃、撃沈。機銃掃射を行い、残り47体に多少なりともダメージを与える。

 

『一体……いえ、三体撃沈。」

 

敵に対潜能力があるか確かめるために、潜水し機銃とユニビームで攻撃、敵に攻撃の気配なし。ここで機銃の弾薬が尽きる。

 

 

「弾切れだ……F、艦隊の到着まで後何分だ?」

 

 

『残り約5分。」

 

 

「そうか、それまで耐えないとな……」

 

 

ゴ…………ゴ………ゴ……ゴ…ゴゴゴ……

 

 

「なんだ……!?敵から小型の魚雷……いや、あれは……超小型の潜水艇だ!F!敵の武装は?」

 

『単装砲のみのようです』

 

 

「そうか……囲まれたな……」

 

ドン!ドン!ドンッ!

 

計100体以上の小型潜水艇からの砲撃だ……トニーはなんとか回避しようとするが、150発近く放たれた攻撃の全てを避けられるまでもなく、10発近く喰らってしまう。

 

「ぬぅ……アーマーの損傷率はいくつだ!F!」

 

 

『損傷率58%、浸水の危険あり、直ちに浮上してください。』

 

 

「くそ!補助ブースターも使って浮上するぞ!」

 

浮上には成功した……が、敵艦からの砲撃をさらに喰らってしまう。

 

『損傷…ジ率……ジジ…90……ジジジッ8ジ%』

 

「くそ!脱出!」ピピッ

 

高度約100メートルに放り出されたトニーは重力に逆らうこともできずに降下していく

 

80、60、30、5……

 

残り2メートル、MK46が到着し、残り50センチのところで装着が完了した

 

「遅いじゃないか……ハラハラしたぞ。」

 

 

『申し訳ありません。トニー様。』

 

そう返事をしたのはフライデーではなく、ジャーヴィスだった。

ちなみにMK47のカラーはレッドとゴールド。MK46のカラーはエメラルドグリーンとシルバーだ。

 

「装備の状態は?」

 

 

 

『単装魚雷、リパルサー、ユニビーム、電磁シールド、バリアのみです。』

 

初期はリパルサーのみだったので、それに比べると幾分かマシだ

 

「そうか……まぁ、十分だな。確かシールドの形状はキャップの盾みたいなやつだったよな?」

 

『その通りです。』

 

 

「よし、シールドを展開。」

 

ビィィン……と音がなり、右腕にシールドが展開される。色は透明にかなり近い水色ですぐ近くで見ないと何かがあると認識できないほどだ。

 

 

『展開完了。シールドの損傷率も画面に表示します。』

 

 

アーマーの画面 ピッ とアーマーの損傷率が表示される。

 

エネルギー 97%

アーマー損傷率 0%

シールド損傷率 0%

 

武器はすべて使用可能と表示されている。

 

 

「さて…残り約5分、せめてあと2体は沈めるぞ!」

 

 

潜水し、バリアを展開する。シールドと比べて性能は低いが、全体を守れるためこれで敵潜水艇の攻撃を無視可能だ。

 

 

「魚雷発射ッ!」

 

バシュッと音がなり、最も近い敵を追尾、逃げる暇もなく沈む。

 

さらにユニビームで敵を大破、浮上し、敵すれすれを飛行、全体にリパルサー攻撃を浴びせる。その攻撃で大半が小破し、ごく一部は中破及び大破している。すでにユニビームで弱っていた敵は撃沈。

 

が、敵も黙ってないのか一斉に砲撃する。機銃や主砲などの様々な攻撃を放つ、速度を利用して避けているも、数発のまぐれ玉が命中しバリアは破壊、シールドの損傷率は50。アーマーは10。エネルギーは72%にまで減っている。

 

そこに艦隊が登場する。

 

「遅かったな、僕の体が一回破壊されたぞ?」

 

と皮肉まじりに言い放つトニー。

 

 

「そりゃ提督が無理矢理出撃したからだ。」

 

と口調は違えど、普段冷静な艦娘すら言い放つ。

 

「そうか、僕は後方支援に入る、他はテキトーにやってくれ。」

 

あれをやれ、これをやれと指示をするより艦娘自らが判断した方が最適だとトニーは知っている。適性があるだけの海戦などやったことのない者が指示するより歴戦の軍艦の付喪神的存在である彼女が判断した方が正確なのは当たり前なのだ

…………まぁ、得意不得意はあるが。

 

 

「砲雷撃戦……よーい!撃てッ!」

 

誰かは分からないが、1人の艦娘の掛け声により戦は再戦した。

 

 

つづく

 

 

 

次回予告

新型機、夜戦ニ突入ス

 




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