如何にして隊長を尊敬している戦車道に対して真面目な黒森峰女学園機甲科生徒達は副隊長の下着を盗むようになったか   作:てきとうあき

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作中でのパロネタ解説に合わせた場面解説とすこし後書きみたいなものを兼ねています。
全てのネタを解説している訳ではないのであしからず。
(特に第二部は割りと目に付いたやつだけを乗せています)
思いっきり蛇足的な内容なので読まずとも大丈夫です。
念のために言っておきますが当然ネタバレを含みます。


蛇足的な後書きを兼ねた元ネタ・オマージュ・パロディ元・引用元と場面解説

 

 

◆各話タイトル

 

・第一部

 

全てSTG関連から取っています。

(R-TYPE TACTICSはSLGですが、大本のR-TYPEはSTGです)

 

 

■第二話【試練】

【斑鳩】からステージ名

Chapter:02 試練 Trialより

 

■第三話 【MAYHEM】

【エースコンバットZERO】からステージ名

MISSION 10 MAYHEM(B7R制空戦)より

 

各々が空戦乗りとしての誇りと生存をかけて古来よりぶつかってきた「ベルカ絶対防衛戦略空域B7R」通称『円卓』を部隊とするステージで凄まじい活躍をした主人公は"円卓の鬼神"と呼ばれていく。

各自が入り乱れる練習試合で頭角を現す妹様の話のタイトルとして

 

 

■第四話 【ACES】

【エースコンバット5】からステージ名

MISSION 27 ACESより

練習試合後にそれぞれエースと呼ばれる話のタイトルとして

 

 

■第五話 「キガ ツク トワ タシ ハ」

【R-TYPE TACTICS】から

人類に敵対しただ只管攻撃を繰り返してくる謎の生命体郡バイドの敵部隊名を繋げて出る暗号の文章の冒頭より

有機物、無機物問わず精神すら融合捕食して己の一部化させ、爆発的に増殖していく能力を持つ。

暗号の全文は気がつくと自分がバイドになっていた地球人を示唆しており、気がつくと妹様の虜になっている事と絡めて

 

 

■第六話 【IS APPROACHING FAST】

【ダライアス】から

ボス出現前のWARNING!!演出より

A HUGE BATTLE SHIP○○(巨大戦艦の名前)IS APPROACHING FAST

 

■第七話 【記憶の深淵に刻まれた起源の意識】

【斑鳩】から

最終ステージのテキストより

 

 

 

 

・第二部

 

第一話と第十三話と最終話は曲名から

それ以外は全て映画から

その中でも第十話【プラウダより愛をこめて】以外は全てAmerican Film Instituteが選出した「アメリカ合衆国の映画の100の名セリフ」からとなっている

個別の元ネタは各話の最後に表記しているので簡単に一覧を表記して特記する事を書く。

(一応、それぞれの映画の内容についても触れているので、あまりいるとは思えないがネタバレが嫌な方は飛ばすように)

 

 

 

 

■第一話 【I did it my way】

 Frank Sinatra「My Way」(1969)より

 

作中でも何度か説明されていたがある男が自分の人生を振り返って「これが俺が歩いてきた道だ」と語る歌。

ガルパンはみほが自分の道を探し出すまでの物語と思っているので対比としてこのタイトルを。

また、まほ自身も己の道を模索していたことから。

 

 

 

 

■第二話【人生はチョコレートの箱の様な物だ。食べるまで中身は分からない。】

 映画「Forrest Gump(邦題:フォレスト・ガンプ/一期一会)」(1994)より

 

作中でもあるように、ピエール=シモン・ラプラスが考案した悪魔の様に全てを洞察する西住まほだが、西住みほだけ唯一予測できない存在であった。

その関係性がまるでラプラスの悪魔とそれを殺したハイゼンベルクの不確定性原理の様であるから、多くの場合に不確定性原理を説明する為に用いられる「箱の中のシュレディンガーの猫」と絡めてこのタイトルを。

結局のところ言ってしまえばこの映画のセリフも不確定性原理も「運命は未知である!」という事である。

ただし、元々はシュレディンガーの猫は不確定性原理に対する反論として唱えられた思考実験である。

なので、ある意味ではみほの存在に対する追求とも言えるタイトル

ちなみに第二話と第三話は某所に投稿時点ではタイトルはそういった関連の事に関連しようとしていたので映画関連のタイトルではなかった。

第二話の元々のタイトルは【イグノラムス・イグノラビムス】

 

 

 

 

■第三話 【薔薇の蕾】

 映画「Citizen Kane(邦題:市民ケーン)」(1941)より

 

この映画は、大成功を収めたがその後に転落し、孤独の中で死を迎えたケーンが今際の際で「薔薇の蕾」と言い残すシーンから始まる。

記者トムソンはこの謎の言葉の真意を解明すべくケーンの知者に会う形でケーンの人生をなぞって行くが、結局最後の最後まで「薔薇の蕾」の意味は解らなかった

映画の最後、ケーンの遺品整理の中で彼の館にあったガラクタが焼却炉に放り込まれていく。

その中にあった彼が子供の頃に遊んでいたソリ。

燃え上がる中でそのソリの腹に書かれている「薔薇の蕾」をアップにして映画は終る。

彼にとってもっとも思い出深かった物、幸せだった物。

それは大成功を収めてから得た権力や名誉や美女や莫大な金でもなく、子供の頃に無邪気にソリで遊んでいた頃であった。

 

作中でもみほとまほは二人で乗っていたⅡ号戦車に薔薇の蕾と名付けている。

元々のタイトルは【中国人の部屋】

 

 

 

 

■第四話 【良く聞いて、あなたは私の白馬の騎士なのよ。】

 映画「On Golden Pond(邦題:黄昏)」(1981)より

 

孤独の中で全てが嫌になっていた幼少期のエリカの前に現れた白馬の騎士……いったい何者なんだ……。

 

 

 

 

■第五話 【また戻ってくるさ】

 映画「The Terminator(邦題:ターミネーター)」(1984)より

 

映画界の超有名なセリフ。

ターミネーターのセリフではあるが、アーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞的なセリフとなり、その後はコマンドー等の他映画でも多く使われている。

 

 

 

 

■第六話 【私はもう怒った、耐えられない!】

 映画「Network(邦題:ネットワーク)」(1976)より

 

 

 

■第七話 【フォースと共にあらん事を】

 映画「Star Wars(邦題:スター・ウォーズ)」(1977)より

 

 

此方も超有名なセリフ。

原作でも何度か見せた西住みほの超感覚による回避行動に絡めて。

この話でもあるサンダース戦のファイヤフライの砲撃を「停車!」から回避しているのはフォースを感じ取っているようにしか見えない。

 

また、黒森峰時代は斑鳩やエリカ等の"4人"と共にあった事、今はあんこうの"4人"と"Ⅳ号"戦車共にある事も含めている。

(ただし、4thは『4番目』とか『4つ目』等といった意味なので4人全体を指すには不適切だが……まぁそれはそれ)

 

 

 

■第八話 【愛とは決して後悔しない事】

 映画「Love Story(邦題:ある愛の詩)」(1970)より

 

 

 

■第九話 【愛しいしと】

 映画「The Lord of the Rings: The Two Towers(邦題:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔)」(2002)より

 

 

 

■第十話 【プラウダより愛をこめて】

 映画「007 From Russia with Love(邦題:007 ロシアより愛をこめて)」(1963)より

 

 

 

■第十一話【淑女諸君!作戦室で戦争をするな!】

 映画「Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb

  (邦題:博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか)」(1963)より

 

見てすぐに解るだろうが第二部のシリーズタイトルである【姉の異常な愛情 または如何にして西住まほは戦車道に対して意義を感じる様になったか】もこの映画からとっている。

 

 

 

■第十二話【全力を尽くして隊長の為に勝て! と、彼女らに言ってあげてください!】

 映画「Knute Rockne All American(邦題:クヌート・ロックニー・オール・アメリカン)」(1940)より

 

 

 

■第十三話【例の雨を見たかい?】

 Creedence Clearwater Revival【Have You Ever Seen The Rain】(1971)より

 

注釈にもあるように当時行われていたベトナム戦争の絨毯爆撃や砲弾の比喩で反戦歌であると批判されてしまった歌詞である。

作中の大洗からの砲弾の雨と絡めて。

 

 

 

■第十四話【ちょっと待ってくれ、お楽しみはこれからだ!】

 映画「The Jazz Singer(邦題:ジャズ・シンガー)」(1927)より

 

世界初の長編トーキーの世界初の映画のセリフ。

この翌年に「蒸気船ウィリー」がディズニーから公開されトーキーが支配的となり、サイレント映画は姿を消していく。

 

 

 

■第十五話【進入口を開けるな!】

 映画「2001: A Space Odyssey(邦題:2001年宇宙の旅)」(1968)より

 

世界で最も有名な人工知能がでてくる映画。

 

 

 

■第十六話【やろうぜ、勝負はこれからだ!】

 映画「Top Gun(邦題:トップガン)」(1986)より

 

元の文章は「I feel the need?the need for speed!」なので原文とはまったく違った意訳となっている。

字幕翻訳者は誤訳・珍訳で有名な戸田奈津子氏だが、個人的には少なくともこの字幕に関しては前後を捉えて直感的に意図を理解させてくれる素晴らしい意訳だと思われる。

ただ同作品の「aircraft carrier」を空母ではなく航空機運搬船としたりしているのは擁護できない。

 

 

 

■第十七話【大荒れするからシートベルト着用よ】

 映画「All About Eve(邦題:イヴの総て)」(1950)より

 

 

 

■第十八話【やってみろよ!楽しませてくれ!】

 映画「Sudden Impact(邦題:ダーティハリー4)」(1983)より

 

 

 

■最終話【I Found My Way】

 西住みほ(CV.渕上舞)「わたしたちも音楽道、はじめました!」(2017)より

 

Frank Sinatraの【My Way】の歌詞である第一話のタイトルの【I did it my way】との対比。

文字だけではなく内容を見ても、片や長く人生を歩んできた男が「これが我が道!」と語る歌、片や西住みほが道を見つけたと語る歌と対比になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆オリキャラ名

 

■斑鳩拓海

STGの【斑鳩】と漫画【D-LIVE】の登場人物から

エンジンを使うありとあらゆる乗り物を乗りこなす特殊技能者の主人公「斑鳩悟」より

また、白と黒の要素からパンダが好きで、操縦手という事で頭文字Dの主人公の「藤原拓海」からも。

 

 

■浅見

【斑鳩】から

1面ボスの「浅見 影比佐」より

 

■新海

【斑鳩】から

登場人物「新海」より

 

 

 

 

 

 

 

◆次回予告

 

・共通

 

■『副隊長の下着がまた一枚・・・』

【銀河英雄伝説】から

次回予告の定型フレーズ「銀河の歴史がまた1ページより」より

予断だが、全110話のなかでこのフレーズが使われなかった例外が3話あり、

一つは物語の佳境の一つとしてラインハルトが皇帝に即位する話において「1つの歴史が終わり、銀河は新たな伝説の幕開きを迎える」

一つはイゼルローン共和政府が誕生する話

そして最後は最終話で「銀河の歴史も、あと1ページ…」となる

 

 

 

・一話

 

■【遊戯王】から

有名な次回予告『城之内死す』より

 

・三話

 

■『そこでは上座も下座もなく条件は皆同じ 中学の実績も家柄も関係ない ただ己の戦車道を競って向き合う場所

 生き残りが唯一の交戦規定となる領域で一人の鬼神の躰に染みついた硝煙の臭いに惹かれて、危険な奴らが集まってくる。』

【エースコンバットZERO】からB7R通称円卓についてピクシーが語った言葉と【ボトムズ】から2話予告より

 

・四話

 

■『来た!見た!勝った!』

ユリウス・カエサルがゼラの戦いの勝利についてガイウスに送った言葉「Veni, vidi, vici」より

 

■『まるで白金で出来た輝かんとばかりの天使の妹様の味方は決して敗北せず、敵は決して勝利しなかった。』

【マジック・ザ・ギャザリング】から

白金の天使/Platinum Angelのカード名と効果より

 

・七話

 

■『広がる妹様の墓地に行かない精神隷属器』

【マジック・ザ・ギャザリング】から

相手プレイヤーの次ターンを自分で行う精神隷属器/Mindslaverより。

 

■『副隊長の下着もあと一枚・・・・・・』

【銀河英雄伝説】から最終話の予告より

 

 

 

 

 

◆第一部本文

 

 

 

・一話

 

■『貢献!圧倒的貢献!からすれば~』

 

【アカギ】から

鷲頭激昂シーンより

 

 

 

・二話

 

■『それらを全て纏めようとするにはこの余白は余りにも狭すぎる。』

 

ピエール・ド・フェルマーが『算術』の余白に書き残した文章の有名なフレーズより。

『算術』を熟読したフェルマーは余白に多数の注釈を残したが、その中でも有名な48の内、47の命題は後世で解かれたが最後の一つの命題だけは約400年の時を経て1995年にようやく解決された。

所謂、フェルマーの最終定理。

 

「立方数を2つの立方数の和に分けることはできない。

 4乗数を2つの4乗数の和に分けることはできない。

 一般に、冪が2より大きいとき、その冪乗数を2つの冪乗数の和に分けることはできない。

 この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」

 

 

■『テキストの短さ・シンプルさはそれの苛烈さを現す』

 

【マジック・ザ・ギャザリング】(またはTCG全般)から

「テキストの短い(単純な)カードは強い」という俗説

実際、強力なカードとして有名なパワー9は「好きな色1色のマナ3点を加える」「追加ターンを得る」「カードを3枚引く」とシンプルかつ強力だった。

 

 

■『「からだの部品とりかえっこ」』

 

【ドラえもん】から

富士子F氏の作品はSF長編作品やSF映画を作れるぐらいのアイデア一個を子供にも理解できる様に僅か数ページに納めきれる天才だが、ドラえもんはその代表格とも言える。

「個人」とは「意識」とは人体の何処に依存するかを扱った同名の話から。

 

 

■『同級生からは「オセロ」と例えられ、もう一方からは「囲碁」~』

 

【斑鳩】から

黒と白の状態を切り替えて進むゲーム性より

 

 

■『劉邦を守る為に身代わりに任命された紀信の様な信頼である。

いや、これだと火炙りだから縁起が悪いな。周苛ならどうだ?釜茹でにされてた。本当にろくでもないなあの酒飲み亭長。』

 

【史記】又は【項羽と劉邦】より

紀信は項羽に城が包囲された時に、死を覚悟して劉邦に化けて降伏を擬態し、その間に主君の劉邦を逃がした忠臣。

周苛は劉邦の為に貴重な時間を稼ぐ為に少数で見事な篭城戦を行い、降伏を提案する魏王豹を切り捨てた。

陥落後、敵である項羽自ら降れば上将軍に任じて三万戸を与えるという厚遇を提案されるが、劉邦への忠誠を突き通し激怒した項羽に釜茹でにされた。

 

 

 

・三話

 

■『まるでレオポルド・シューマッハの様な立場だが、幸いにして此方は少なくとも人間的魅力という観点から言えば好意的に取れるのが救いである。

流石に妹様とあの無能が尊大と言う名の服を着て傲慢と言う香水を身に纏っている様な人物と比較するのは不敬極まりがないだろうが。』

 

【銀河英雄伝説】から

専制君主制を500年続けて腐敗していた銀河帝国は軍事に関しても能力より血統にによる影響が強かった。

その中で無能かつ尊大でありながらも大貴族の出身である事から艦隊指揮を行うフレーゲル男爵とそれに対するお目付け役とも言えるレオポルド・シューマッハ大佐より。

敗戦濃厚の場において最後の一兵までも突撃して貴族として華麗な最後を遂げるのだと主張するも、「もう付き合いきれません。死ぬならお一人で死になさい。」と大佐に抗弁され、激昂して射殺しようとした所を逆に大佐の部下に射殺される最後を送る。

 

 

■『でっかく生きろよ女なら』

【メダロット】のOP 「知恵と勇気だ! メダロット」から

「でっかく生きろよ男なら」より

 

 

■『逸見も「3、2、1、・・・」とカウントダウンして同じように砲塔を回転させる。

余談だが何となく逸見のカウントダウンは熱が入ってて何故か「上手」と感じた事も付け加えておこう』

 

ネットミームから

ぜろ!ぜろ!ぜろ!

風評被害だこれ!

 

 

 

・四話

 

■『車内は無言の歓喜によって包まれた』

■『一人の友の友となる事も出来ず、心優しき戦友も出来ず、心を分かち合える者が地上にただ一人も存在しなかった彼女等は黒森峰という輪から泣く泣く立去るしか方法が無かったのだ。

しかし、一人の天使は見捨てなかった。

快楽は虫けらの様な者達にも与えられ、天使は神の前に降り立ち宣言された。

姉妹よ、自らの道を進め!英雄のように喜ばしく勝利を目指せ!

彼女達は火の様に酔いしれて、崇高な歓喜の聖所に入ったのだ』

 

ベートーヴェン【交響曲第9番第4楽章】の【歓喜の歌】から

歌詞は知らない人も多いだろうが、この歌詞のフレーズの部分は曲の中で最も有名な部分なので聞けば解る人は大多数だろう。

予断だが、「地獄先生ぬ~べ~」のOP「バリバリ最強No.1」は歓喜の歌の曲調を使っている。

 

 

 

■『アドルフヒトラーやナポレオンにチェ・ゲバラ、劉邦や豊臣秀吉もこうで在ったのだろうか。』

 

いずれもサーヴァント化したらカリスマEXありそうな人たち。

 

 

■『とらとら作戦です』

 『奇襲だからトラ・トラ・トラから取ったのだろうか?

  いや、二虎競食の計か。投げ込まれる餌は互い自身ではあるが。』

 

トラトラトラは太平洋戦争の開戦となる真珠湾攻撃の奇襲が開始されたという電信の暗号。

暗号の意味は「ワレ奇襲ニ成功セリ」なので良く誤解されるが、奇襲が成功した事を伝える暗号ではなく、奇襲が開始された事を伝える暗号である。

 

二虎競食の計は離間計の一種または別称である。

敵対している相手の中に不和を呼んだり、対立させたりする事を目論む策。

特に劉備と呂布の間の仲を引き裂く為に荀イクが曹操に献策した物を二虎競食の計という。

簡単に言えば二虎の前に餌を放り込めば餌を巡って争うので、疲弊した所の漁夫の利をつけば二頭の虎も簡単に討ち取れるというものである。

 

 

 

■『小石 大きな石 どれでもない。石ですら無い石のような物体。それが妹様だった。』

 

【斑鳩】と【レイディアントシルバーガン】から

敵のラスボスの通称より

 

また「柔らかい石」即ち「賢者の石」も含んでいる。

 

 

 

■『下座もなく上座もなく、条件は皆同じ 中学の実績も家柄も関係ない ただ己の戦車道を競って向き合う場所。

 『生き残れ』 それが唯一の交戦規定だ』

 

【エースコンバットZERO】から

B7R通称円卓についてピクシーが語った言葉より

元の文は

 

「俺達戦闘気乗りに与えられた舞台 そこには上座も下座もない

条件は皆同じ 所属も階級も関係ない

制空権を巡って 各国のエースが飛び交う場所

『生き残れ』

― それが唯一の交戦規定だった」

 

この戦場において妹様は生き残る事によってその実力を示す。

 

 

 

■『では此処を降りてください』

 

【ガールズ&パンツァー 劇場版】から

序盤エキシビジョンマッチの神社前の階段を下りる様指示したときのみほのセリフより

個人的にその後のみほの「麻子さんなら大丈夫」と麻子の「ほい」という何気ない返答から両者の信頼感があって非常に好きである。

つまり同様にこの時点で既にみほは斑鳩のその能力を度信頼していたという示唆。

 

 

 

■『この優しく穏やかな少女の薄皮一枚剥いだその下は・・・魔物なのだから・・・。』

 

【アカギ】から

裏プロの代打ちの矢木圭次が侮ってはいないと思っていたが、中学生相手という事で心のどこかでまだ相手を舐めていたと言いながら、「しかしもう次からは舐めない、毛ほども舐めない」と表明しその理由として述べた言葉から。

 

 

 

■『やってやる!やってやる!やってやるぞ!』

 

【ガールズ&パンツァー 劇場版】から

ボコのテーマより

 

 

 

■『行くぞパンター!お前に魂があるのなら・・・答えて見せろ!』

 

漫画【D-LIVE】から

主人公斑鳩の各話の佳境において放つ決めセリフより

予断だが戦車を扱った話もあり、その時には「行くぞ、老兵T-34/85!!お前に魂があるのなら……応えろ!!」と

爆発跡のクレーターの傾斜を利用して戦闘ヘリを落としている。

 

 

 

■『これが勝利の鍵だぁ!』

 

【勇者王ガオガイガー】から次回予告より

または【勇者王ガオガイガーFINAL】と【勇者王ガオガイガーFINALGGG】より同名のキーアイテム

比喩表現ではなく本当にそう叫びながらキーアイテムの鍵を使う。

 

 

 

■『ある日突然それまで壊せなかった物体を拳で壊せるようになった時。』

 

【バキ BAKI】から

劉 海王が勇次郎に反論した言葉より

反撃してこない無機物を叩き壊したところで武として何の意味があるのかという勇次郎の言に対して、

自身の成長を実感できるプロセスとしては意味があると反論した。

 

 

 

■『エース・ドライバー』

 

漫画【D-LIVE】から

主人公斑鳩の通称より

ありとあらゆるスペシャリストを派遣する企業「ACE」よりあらゆるエンジン付の乗り物を操縦してしまう特殊技能者である事からついた。

予断だが、某所に乗せた時と別のスレで2度「これが言いたかっただけ過ぎる…」と言われてしまったがその通りである。

 

ちなみに実際に戦車のそれぞれの搭乗員はコマンダー ガンナー (タンク)ローダー ドライバー (ラジオ)オペレーターと呼ばれる。

 

 

 

・よもやま話

 

■『キャベツ畑やコウノトリを信じてる女の子に無修正のポルノを突きつける時のような下卑た快感さを感じます!』

 

【幽々白書】から樹の科白より

純粋で無垢だった仙水をお前なら止められたのではないかと問う蔵馬に対して、「傷つき汚れ落ちていく様を見たかった」と返している。

個人的に闇や暗めのエリみほ話は本当にこんな感じの快感を感じる

 

 

 

・五話

 

■『孫子曰く「今、君の下駟を以て彼の上駟に与て、君の上駟を取りて彼の中駟に与て、君の中駟を取りて彼の下駟に与てよ」』

 

斉の将軍の田忌が王族の子弟達と馬車による競馬で負けが込んでいると孫子に相談して返ってきた返答。

簡単に言えばそれぞれの馬の速さを見てみると上中下に分かれてその能力に差はない。だから、敵の上に下を 中に上を 下に中を当てれば3戦2勝で勝てるというもの。

勿論だが兵法にも通じる事であり、作中でもある様に「敵に対して適切に兵力を配置して全体の有利を取る」西住まほの戦法の根幹としている。

ちなみに、この「孫子」は「兵は拙速を聞く」や「彼を知り己れを知れば、百戦して殆うからず」で有名な書物の「孫子」を著した孫武ではなく、その子孫である孫ピンの事である。

どちらも孫氏なので孫子と呼ばれる。

なお、「孫子」の著者は孫武ではなく孫ピンであるという説も存在する。

 

 

 

■『相手はセオリー通りに包囲せんとして左翼・中央・右翼の三方面に展開していく~」

 

【銀河英雄伝説】からアスターテ会戦より

参方向から包囲せんと自軍の倍に相当する戦力に対して撤退を進言する諸提督に対して「する必要は無い。何故なら此方が有利であるからだ」と切って捨てるたラインハルトの戦術行動。

 

 

 

■『ランチェスターの第二法則』

 

集団戦を行う場面において適用される有名かつ根本的な法則。

実際の戦闘だけでなくある程度概略化すれば将棋やチェス等の盤面遊戯のみならず幅広い場面で活用可能。

日本ではビジネス戦略として有名。

基本的に「ランチェスターの法則」とした場合は第二法則を指す事が多い。

簡単に言えば「戦力は数の二乗に比例する」となるという法則である。

同じ位の強さを持つ人物2人と6人が喧嘩する場合、数の差が3倍なので戦力差は9倍となる事になる。

 

具体例を挙げれば能力と装備性能が同一のA軍5人とB軍10人の弓兵が撃ち合った場合、一度にAは5本の矢を撃ててBは10本撃てるので攻撃力に2倍の差。

敵の矢に対してはAは5人で受けてBは10人で受けるので防御力で2倍の差。

2*2で4倍の差となる。

 

更に損傷率の加速的な差もそれに準じる事となり、その計算式は

 

A0^2-At^2=B0^2-Bt^2

 A0はA軍の初期人数

 Atは時刻tの残存人数

 B0はB軍の初期人数

 Btは時刻tの残存人数

 

で表される。

先程の例で言えば5人のA軍が全滅する時、B軍は

 

5^2-0=10^2-x^2

25=100-x^2

x^2=75

x=√75

x≒8.66

 

なので8.66人、つまり高い確率で9人生き残る事になる。

簡単に言えば人数差があればあるほど一回の攻撃でAは多くの兵が戦闘不能になり、Bは少数で済むので更に人数格差が増して行くという事である。

 

ただこの理論を完全に当てはめるには戦闘に参加している全員が攻撃可能である事が必須なので、

素手等の喧嘩ならば範馬勇次郎の言う様に一度に4人相手に勝てるなら100人相手でも勝てる事になる!

 

 

 

■『あの戦場を駆ける黒色の槍騎兵が』

 

【銀河英雄伝説】から

攻撃面に置いて銀河一といわれた勇猛な「黒色槍騎兵」より

 

 

 

■『両側からジャーン!ジャーン!と銅鑼をかき鳴らしたかの様に奇襲した』

 

【横山三国志】から

奇襲時の銅鑼の演出より

余談だが、こういう細くて左右が暗い森や崖に差し掛かる時、何故か勘の鋭い副官が危険性を指摘するも主将が一笑に付して行動し、結果的に孔明や長良や韓信にハメられるという事が多い。

「あわわ!火じゃ!これは火薬を使っておるぞ!」

「あわわ!岩じゃ!退路が塞がれたぞ!」

 

 

 

■『まず先頭と最後尾の敵戦車に攻撃が集中し、道幅が細いが故に進むも戻るもできずに立ち往生した所をゆっくりと妹様は殲滅した。』

 

史実よりヴィレル・ボカージュの戦いにてミヒャエル・ヴィットマンが5輌でクロムウェル戦車60輌を相手に取った戦術。

ちなみにこのときの彼の戦果は戦車12輌(クロムウェル5輌、スチュアート3輌、シャーマン4輌)、ハーフトラック10輌、カーデン・ロイド・キャリア4輌、スカウトカー1輌。

 

 

 

■『妹様は天使のような方であったが唯の天使ではなかったのだ。

まるで眩く白く輝かんとする白金の天使であり、その天使は試合に敗北することはなく、天使の対戦相手は試合に勝利することはないのだ。』

 

【マジック・ザ・ギャザリング】から

白金の天使/Platinum Angelのカード名と効果より

「あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない」というとんでもないテキストから騒がれたが、重く除去耐性も弱い事からあまり使われなかった。

この通りなら妹様は負ける事は無いが、実はルール的に引き分けはあり得る。

 

 

 

■『この元副隊長は己の分も弁えずに自身の力を過剰評価し、周囲からどう見えているかも気にせずキャンキャン吼える阿呆・・・・・・等という頭の悪い素人小説に出てくるような主人公の噛ませ犬のような人ではない。』

 

なろうの異世界転生ものでよくある踏み台キャラ

これ自体は悪い訳ではなく、むしろちゃんとやればよい舞台装置になりはする。

 

 

 

■『私は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の蛇を除かなければならぬと決意したのだ。』

 

太宰治の【走れメロス】から有名なフレーズより

 

 

 

・六話

 

 

 

■『あの人と一緒に乗った戦車はもう忘れられない。

 (中略)

 でも、何時しか勝つ事を考え、負けない様に必死に努力し、苦しさを感じながら腕を磨いていく内に義務感すら感じるようになってきた。

 (中略)

 でもあの人と一緒に戦車に乗ってると、まるであの頃の初めての感動が蘇ってきたようだった。』

 

イメージの元ネタとして【テニスの王子様】から「天衣無縫の極み」より

テニスを始めたばかりの楽しくて楽しくて仕方が無い時なら誰もが持っていたとされる物だが、勝つ事にとらわれて何時しか忘れていってしまう物。

戦車道の名門校だけあって黒森峰はその傾向が特に強く、しかも普通の選手達よりも最初に戦車に乗った時の感動も強い生徒が多いので特にみほのそれに嵌っていく。

裏設定で今後の話を書く時に使う予定だが、実はみほのこれに違う嵌り方をしているのは二人おり、内片方はまほでその理由は作中にも説明されているが、もう片方はエリカとなっている。

その理由として他の者は「みほと乗ると最初に戦車に乗ったときの事を思い出す」だが、エリカはそもそも幼少の時に最初に戦車に乗ったのがみほの戦車であったからである。

エリカは名前も聞いておらず、またみほの性格も全く違く、更に言えば半ズボンや等の動きやすそうな服装から男子と思っていたのでみほに気づかなかった。

しかし、練習試合でみほの戦車に乗る事でみほが初恋の相手だと気づき、相乗効果によって周囲とはまた違った沼に嵌っていく。

 

 

 

 

■『嗚呼、斑鳩が逝く・・・・・・』

 

【斑鳩】から

Chapter:01の詩の冒頭の「嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・」より

 

 

 

・七話

 

■『項羽は剣を習っては同じ様に其れに天性の才がありながら、剣は一人の敵学ぶに足らずと申し、万人を相手に取る兵法を学ぶ事を伯父に要求した。』

 

【史記】から項羽の「書は以て名姓を記するに足るのみ。剣は一人の敵、学ぶに足らず。万人の敵を学ばん」」より

簡単に言えば「読み書きは自分の名前さえ書ければ良く、剣術も一人の敵を相手にするだけの物なので学ぶ必要は無い。それよりも万人の敵を相手にする物を学びたい」という事

優秀な軍事指導者が多大な地位に就けた時代にあって正に良く捕らえている言葉である。

ただその兵法も最後まで学ばなかったので単に飽きっぽいだけかもしれない。

 

 

 

■『トマス・ホッブズの「リヴァイアサン」』

 

トマス・ホッブズはイングランドの哲学者で特に政治哲学者として良く知られている人物。

その仲でも特に有名な政治哲学書が「リヴァイアサン」である。

特徴的な人間が集まって一人の巨大な人間になっている絵は教科書で見た覚えのある人も多いだろう。

 

極簡単に纏めれば人間がそれぞれの欲求に従った自然権を行使しあった場合、無秩序な永遠の闘争が繰り広げられる事になる。

(これをホッブズは万人の万人に対する闘争と呼んでいる)

この混乱状態を避ける為に国民はその自然権を一度国家に委託してその管理と分配を任せるという社会契約をするべきだという理論である。

即ち、国家の基本的に役目に「富の再分配」がある様に「権利の再分配」をするとも言える。

現代国家では大多数がこれを行っていると言えるが、ホッブズのリヴァイアサンでは絶対王政を合理化する理論として唱えているので民主主義的な思想の人権の公平化とはまた異なる。

 

 

 

■『フォネティックコード』

 

通信においてBとD等の聞き間違えやすいアルファベットを「ブラボー」「デルタ」等と置き換えるコード

アルファ ブラボー チャーリーと各アルファベットに対応している。

 

 

 

■『逸見がそこに上から歯ブラシを歯に当ててしゃかしゃかくちゅくちゅと動かしてやるのだ。

  なんだこれは。仕上げはお母さんとでも言いたいのだろうか?』

 

【お母さんといっしょ】から

子供が歯磨きをして、最後にお母さんがしてあげる「ひとりではみがきできるかな」より。

お母さんが子供を正面に膝枕をしてやり、上からしゃかしゃかしてあげるコーナー。

 

 

 

■『嬉しい事は二人分、悲しい事は半分』

 

【お母さんといっしょ】から

ショートアニメ「ふたりはなかよし」の歌より

グーとスーという兄妹の日常を描いた作品。

 

 

 

 

 

 

・最終話

 

■『この姉妹が二人揃うと"史上最強最凶最驚最恐生物"と無茶苦茶な形容詞を並べるしか表現のしようが無いくらいであった』

 

【マジック・ザ・ギャザリング】から

B.F.M. (Big Furry Monster)だけが持つカードタイプ「史上最強最凶最驚最恐生物/The-Biggest-Baddest-Nastiest-Scariest-Creature-You'll-Ever-See」より

このカードは2枚一組であり、それぞれのカードにイラストの左右の部分が書かれており、くっつけると一枚絵になる。

単体ではプレイできず、2枚揃えてプレイする事で合わさって99/99のクリーチャーとして戦場に出てくる。

次点のサイズのクリーチャーが15/15であり、特殊条件下で召還されるトークンクリーチャーが20/20と考えると間違いなく最強のクリーチャーである。

 

 

 

■『この二人はこの世で最も連携が取れているとされている唇と歯と舌の様を思わせるコンビネーションを見せ付けた。』

 

【バキ BAKI】から

3人で最高のコンビネーションを見せる唇(リップ)・歯(トゥース)・舌(タング)とその総称であるマウス(口)とそれを説明したときの描写より。

完全なコンビネーションを行えばランチェスターの法則的にも3人ならば戦力は9倍なので結構納得した理論ではあるが、結果的にセカンドに普通に一人倒されて終わってしまった。

 

 

 

■『神が戦車道に置いて完全無欠な存在としてこの姉妹を生み出したのだと思ったが違ったのだ。

  この人達は未完の片翼の天使であったのだ。』

  『二人の大天使が手を取り合い、互いの欠けた部分を補完し、助け合う事で両翼をもって飛翔するのだ。』

 

中国の空想上の生き物で、互いに片羽で夫婦で協力して飛ぶ「比翼の鳥」から

または【Xenogears】からニサンの大天使の言い伝えより

「飛翔」も個人的にXenogearsで一番好きな曲「飛翔」を意識している。

 

 

 

■『太陽に向かって届かんとばかりに飛ぶが、その羽は蝋でできた偽者ではない。

  イカロスと違い何処までも高く雲を切って飛べるのだ。』

 

もちろん、ギリシア神話のイカロスではあるが

前文の比翼の鳥の描写と絡めて榊原ゆいの【片翼のイカロス】より

「二人でなら手を合わせて翼だね」を絡めて

「あんなに一緒だったのに」がエリみほイメージソングに適しているなら、こっちはみほまほイメージソングに適していると思う。

 

 

 

■『突如起きた地割れに巻き込まれたり、前兆無く振ってきた隕石にぶつかって死んだ者を集中力が無いと馬鹿にする者がいるだろうか。』

 

【バキ BAKI】から

独歩がドイルにいった台詞から。

救命阿!

 

 

 

■『心と言う器は一度ヒビが入れば・・・・』

 

【シグルイ】から興津の台詞より

 

 

 

・【夢、見果てたり】

 

■『しかし、私の栄光時代は何時か?

 未来の全日本?国際大会?

 私は……私は今なのだ!』

 

【SLAM DUNK】から

背中の負傷から選手生命に関わると言われた時の主人公、桜木花道の台詞より

 

 

■『どうせ終えるならせいぜい華麗に終わらせるのがよいのだ!』

 

【銀河英雄伝説】から

フリードリヒ・フォン・ゴールデンバウム4世が帝国の未来に関して発言した台詞より

 

 

 

・IF外伝【もう、彼女の物】

 

■『いいなぁ・・・アレ。 

  アレ欲しいなぁ・・・。』

 

【HELLSING】から

ドクがアーカードのクロムウェルを見た時の台詞より

 

 

 

 

■『ほしいものは手に入れるのがわたしのやりかたね。』

 

【ドラえもん】から

ジャイアンの台詞より

 

 

 

■『伊達にルネッサンス時代に追加のスパイが貰える訳ではないのだ。』

 

【Civilization5】からイギリスの文明特性より。

何れかの文明がルネッサンス時代に進むと全ての国家に一人ずつスパイが供給されるが、イギリスはそれに加えてもう一人もらえる。

ジェームズボンドでも有名なイギリス秘密情報部を倣っての特性だろう。

ガルパン公式設定でも聖グロには情報部のような存在があり、作中でもダージリンはそれを活用している。

 

 

 

 

◆第二部【如何にして無関心な西住まほは戦車道に対して意義を感じる様になるか】

 

 

 

 

・第一話

 

■【I did it my way】

 

【Frank Sinatra】の「My Way」の歌詞より

「My Way」を直訳すれば「我が道」

「I did it my way」を訳せば「自分の道を生きてきた」

 

戦車道をまほがどう歩むかという話の副題として

 

 

 

 

・第二話

 

 

■『ラプラスの悪魔』

 

ピエール=シモン・ラプラスが提唱した思考実験における超概念的存在。

もしも今現在の全てを知り、計算できる知性存在がいたのならば、この存在にとって遥かな未来も宇宙の始まりまでも知覚できるというもの。

簡単な例をあげれば6面体のサイコロを振るとどの目が出るかは解らないが、仮にそのサイコロを振るうときの下を向いている面、力、高さといった様々な要素をデータと把握し、計算すればどの目がでるかは判明する。

この様に宇宙は原因があって結果があるという因果律によって支配されているので、宇宙全体のデータを知覚し計算できるならばその一秒後の世界も、その1秒前の世界も理解できると言う事になる。

 

量子力学の登場により、原子の位置と運動量の両方を正確に知る事は不可能と言う不確定性原理によってこの悪魔は一先ず葬り去られた。

 

 

 

■『"かくてラプラスの魔の自然認識は、吾々人間自身の自然認識のおよそ考えうべき最高の段階をあらはすものであって、従って吾々は自然認識の限界にあたってこれを基礎にもってくることができるのである。

   ラプラスの魔にして認識できぬことは、それよりもはるかに狭小な限界の中に閉じこめられている吾々の精神には全く永久に知られずにおわるであろう。 -エミール・デュ・ボア=レーモン"』

 

エミール・デュ・ボア=レーモンによって為された「イグノラムス・イグノラビムス」という主張。

日本語で言うと「我々は知らない、知ることはないだろう」。

ある幾つかの疑問は今後どの様な理論体系や観測機器の進歩等があっても人類には判明することは無いだろうという趣旨。

この時にラプラスの悪魔の存在をとって主張した内容が上記の文である。

ある種の理想的で最高段階の知性体を仮定し、その知性にとっても理解できない事柄があるならばそれは人類には理解できないだろうと言う意味。

 

 

 

 

・第五話 

 

■『2015年5月5日、第63回 戦車道 全国高校生大会の組み合わせ抽選会がさいたまスーパーアリーナにて行われようとしていた。』

 

原作で行われた抽選会場は外見がさいたまスーパーアリーナであるとの事

日時に関しては原作内の情報から計算すると大体こうなるとの事。

(例えば劇場版で会長が取得した念書に27文科高第307号とあるので平成27年である事が解る等)

 

 

■『敵……ですね。』

 

【銀河英雄伝説】からラインハルトとヒルダの会話より。

ある種の歴史上の真理。

敵がいなくなって内部から瓦解した国家・組織のなんと多い事か。

 

 

 

 

・第十話

 

■『戦車道ではカタストロフと呼ばれるフィールドの構造物や自然物を破壊する事によって利用する魔術師の神業。』

 

TRPG「トーキョーN◎VA」より

トーキョーN◎VAではキャラメイキングでクラス制を採用しており、プレイヤーは三つのスタイルを選ぶ。

それぞれのスタイルには対応した「神業」が一つずつ設定されており、1回のセッションで一回ずつ使う事ができる。

神業は判定の必要が無く、相手の能力値やその他の状況を無視して確実に成功する。

例えばカタナの神業ならば敵を必ず殺す事ができたり、トーキーなら好きな報道を一回行う事で対象に致死的社会ダメージを負わせるなど。

その中でバサラが行う神業が《天変地異(カタストロフ)》で対象の建物を一個破壊すると言うものがある。

バサラは大アルカナの「魔術師」に相当するスタイル。

ちなみに策士として「魔術師」と呼ばれたヤン・ウェンリーにもかけている。

 

 

 

 

 

・第十一話

 

■『そして何故か部屋の隅にはスピーカーが置かれ、一定リズムのドラムの音を流し続けていた。』

 

会議と言えばこれ

 

 

 

・第十二話

 

■『みほはみほらしく自由に戦車道をしているが、同時にこれまでの西住流としての経験や時間を捨てている。

  ……私も捨てないと駄目か……。

  …………形振り構わず、勝ちに行くか…!』

 

シーンのイメージとして【ダイの大冒険】より

最終戦 全てを捨てて竜魔人と化したダイに対してバーンもまた全てを捨てて鬼眼を解放する場面

 

 

■『薄い紙でも幾重にも重ねれば、零されたワインも吸い尽くして止める様に!』

 

 

【銀河英雄伝説】よりラインハルト・フォン・ローエングラムの発言から

ヤン艦隊に対する作戦として膨大な戦力を幾重もの薄い陣形に分けてぶちけて長期戦に持ち込む作戦をこう説明した。

まほの選んだ作戦もこれと同じく黒森峰の数と戦車の質の有利を最大限に利用したもの。

 

 

 

■『高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処するぞ!!』

 

 

【銀河英雄伝説】よりアンドリュー・フォークの発言から

様々な意味で有名な迷言だが、この発言だけを取るのならなんら間違っていなく、むしろ物事の大原則である。

重要なのは目標を定めた上で、それに固執する事無く柔軟性を維持する事だが、フォークはともかく帝国に侵攻する事だけを考えてその戦略上の目的すら定める事無くこの発言をした。

それ故に「要する行き当たりばったり」と非難される事となる。

本作中でもまほは大洗戦に対する戦術として基本行動方針を定めた上でこの発言をしている。

 

 

 

■『……要するに行き当たりばったりという事ですかな?』

 

 

【銀河英雄伝説】よりアレクサンドル・ビュコックの発言から

原作での経緯は上記の通り。

 

 

 

・第十三話

 

 

■『アーという地点とベーという地点がある。』

 

アーとベーはAとBのドイツ語読み。

黒森峰だからね。

 

 

 

■『……黒森峰に成形炸薬弾を…』

 

元ネタ等の解説ではないが一応の説明を

原作のアニメにおける描写だけではHEAT弾を使っていると断言できる明確な描写は無いが、

「こちらの徹甲弾では正面装甲は無理」と言われていたマチルダを正面撃破した事、撃破できなかったチャーチルが爆炎で炎上していた事

何より金子氏がインタビューで初期段階では成形炸薬弾も使用可能と言うことを見せるセリフも用意していたがカットしたと答えているので公式ガルパンではHEAT弾も使用可能と判断した。

 

 

 

■『……挟叉修正射撃!

  あの子!戦車で艦砲射撃をするつもりなの!』

 

 

挟叉とは主に軍艦同士での艦砲砲撃において、目標の手前と奥側に砲弾が着弾する事。

一次大戦と二次大戦では砲撃の観測と修正は主に光学観測によるものでレーダーも射撃管制装置もなく目視と計算に頼っていた。

故に目標の奥側と手前に着弾したと言う事はその範囲の誤差修正ですむと言う事。

 

 

・第十四話

 

■『確かに、人間には時々そういう天才とは更に違う人知を超えた能力を持つ物がいる。

 数学能力では五桁の素因数分解を暗算できたり、難解な計算を数学者が計算機で計算するより早く、天井を見つめたままでぶつぶつと呟いただけで答えをだしたりだ。』

 

人間の姿をした悪魔、火星人とも言われた天才数学者 ジョン・フォン・ノイマンの逸話より

彼の功績は膨大だが有名な所ではコンピューターの基礎であるノイマン式コンピューターの発案 量子力学の形式的完成等がある。

6歳で8桁の割り算を行い、8歳で微分積分が行えたという。

上記の逸話の元ネタは次のとおり。

 

「水爆の効率概算のためにエンリコ・フェルミは大型計算尺で、リチャード・P・ファインマンは卓上計算機で、ノイマンは天井を向いて暗算したが、ノイマンが最も速く正確な値を出した。」

 

 

 

■『こういった能力者は絵画面や音楽面といった芸術面でも稀に出現する事はある。

  しかし、その考えをまほは頭を振って捨てた。

  そういう人間は得てしてそれ以外の面では"特殊な気質"を持つ。』

 

サヴァン症候群の事。

ちなみに前項はノイマンの逸話が元ネタであるが、別にノイマンがサヴァン症候群であった訳ではない。

 

 

 

■日本戦車道連盟が定める戦車道試合規則

 

いずれも独自設定ではなく公式媒体からの公式設定である

 

 

 

・第十五話

 

■『是の故に勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む』

 

孫子の兵法 第四篇 軍形に記されている言葉。

原文は「是故勝兵先勝而後求戦、敗兵先戦而後求勝」。

 

簡単に言えば勝利する軍はまず戦いを行う前に勝利をする為の準備を調えて、最後の消化作業として戦いを行うのに対して、敗軍は勝利が不確定のまま戦闘の最中に勝利を見出すということ。

つまり勝ちが確定してから戦えという意味。

極当たり前の事だが作中においてそれを誰よりも実践しているのが西住みほである。

 

 

 

 

・第十六話

 

 

■『普通の女性が意中の人物に振り返ってもらうために着飾ったり、料理の腕を磨いたり、車に詳しくなったり、好みに合わせるためにサッカーを好きになったりする様に。』

 『貴女だけを見つめていた。

  出会ったあの日から今までずっと。

  貴女さえ傍にいれば他に何もいらなかったから……。』

 

大黒摩季の【あなただけ見つめてる】より

個人的にエリみほのイメージソングの一つ

ちなみに勿論だが歌詞のコピー・転載でない様に多少なりとも改変しています。

 

 

 

・第十七話

 

■『た、多角形コーナリング!?

  戦車で!?

  アホかあいつは!』

 

漫画【D-LIVE】より

鈴鹿8耐にて耐久レースであるにも拘らず高等テクニックではあるがタイヤへの負担が高い多角形コーナリングを行った斑鳩に対してのモブレーサーのセリフが元。

 

 

 

■『「隊長……あれを使います!」

  「……ああ、いいぞ!」』

 

【トップをねらえ!】からタカヤノリコとオオタカズミのセリフより

 

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