“腹八分目” シャツを着てる黒髪ショートカットの女を雪村あぐりといい、
“肉食べ放題” シャツを着てる金髪ポニーテールの女を霧月彩芽といった。
2人の共通点は巨乳なところくらいだろうか。
雪村は昼間、駆け出しの中学教師として働き
夜は研究室で婚約者の柳沢誇太郎を手伝っている。
一方霧月は昼間、兄が働くこの研究室で手伝い
夜はNO.1キャバ嬢として歌舞伎町で働いているらしい。
「わっ!双子だ!初めまして〜」
双子は人体実験を主に夜行うということで昼間、霧月と話す時間が必然的に多くなった。
「双子ちゃんは名前なんて言うの?無いと話しにくいよ〜」
その霧月彩芽の言葉を聞き 2人は困った
名前など、ないからだ。
「俺ら、物心ついた頃からここに居て。だから名前なんてないっすよ。」
そう言われ 霧月彩芽は困った様子で考えたが、数秒後
「じゃあ女の子は霧月柊華で男の子は霧月柊夜ね!」
そう有無を言わせない口調で言うと彩芽は仕事行かなきゃ、と部屋を出ていった。
「柊夜、か………………」
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夜。双子……………柊夜と柊夜の改造が行われる時間。
「双子のモルモットはそれぞれ拘束台に乗れ。」
スピーカーから聞こえる柳沢の指示に従い、何をされるかもわからないまま拘束台にそれぞれ乗った。
そして数秒後、麻酔で2人は意識を失い 改造手術が始まった。
柊夜には成人男性のモルモットにしたのと同じように反物質を生成させるための細胞を髪の細胞と植え替える形で埋め込み、
柊華には同じ研究室で並行に進められていた人工知能並の知能を持つ人間を作るための細胞と反物質を生成させるための細胞を脳に埋め込まれた。
「このままでは不完全だ。だが1年もかければ完全な生命を持つ人工知能と人間として生活する能力も持つ完全生命体が出来るだろう。」
麻酔により眠ってる2人にその言葉が届くことは無かったが、誰も知らないところでシナリオは進んでいた。
破滅のシナリオが……
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翌朝。
柊夜が目覚めるとまず体に違和感を覚えた。
頭が痛いのだ。大したことがない、と思うかもしれないが完全に閉鎖されているこの施設では風邪の引きようがない。
部屋に置かれたタブレットで柳沢へ異常報告をした。
『激しい頭痛。』
この1文だけだが ………
柊華が目を覚ますと、改造をされたはずなのに何処にも違和感が無かった。
逆に不思議だと思いつつ、報告内容はないので本を買って欲しい、という連絡を柳沢へした。
Next…改造の時間 3時間目