ポケモン「絵描き」の旅【未完】   作:yourphone

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サクサクと
ストーリーを
進めたい
予定は常に
崩れ行くもの
~GWに岩手に行く予定のyourphone~


初ジム~Battle in サンヨウジム①~

現在サンヨウシティのポケモンセンターにいます。

カラクサタウンと二番道路ではハッサンが大活躍しました。というか、ハッサンの特性『いかく』のせいゲフンゲフンおかげで野生のポケモンに出会わなかったよ。

一番道路と二番道路のボスだったみたいだし当然か。

 

俺のことをご主人ってよぶ真面目ないい子だよ。

ただ、メイコさんと仲が悪いせいでそれに挟まれるおれはたまったもんじゃないけど。

 

「ジム戦の前にメイコさん直伝のバトルのコツを教えてあげるわ!」

 

ポケモンセンターのテーブルを一つ占拠してメイコさんが叫ぶ。

 

「それは嬉しいけど、声はもう少し押さえてほしいよ。」

「バウバウ。」

「何言ってんのあたし直伝のバトルテクニックよ?」

「それが?」

「わかんないの?こっそり聞き耳たててるやつがいるかもしれないじゃない!」

「ババウ。」

「あり得んとか言うな髭犬!」

「バッバウ!」

「ま、まあまあ。」

 

これが五分に一度行われると言えば俺の苦労がわかるだろう。

 

「それでバトルのコツって?」

「それはまず『戦う前に勝つ』、そして『戦わせずに勝つ』の二つよ!」

 

なんで隣の席から同時にため息が聞こえるのかな~?

 

「どういうこと?」

「要するにこっちがダメージを受ける前に相手を倒せればそれが一番ってわけよ。」

「バウバウ。バッバウバウウ。」

「へえ、ハッサンはなかなか分かってるじゃない。」

 

ハッサンが納得した!?これは…

「喧嘩するほど仲が良いってやつか。」

「アン?」

「バウ?」

「なんでもないよ。」

 

メイコさん、目が怖いです。

 

「話を戻すけど、実際はそんなことはなかなかできない…」

 

メイコさんの講義は夜になって寝る時間が来るまで続いた。

 

~○~○~○~○~○~

おはよう、みんな!

メイコさんにいつも通りの乱暴な起こされ方をされたブールだよ!

今日は初ジム戦をします!

そのために俺たちはカフェでメニューを見ています!

 

「どーゆーことよ、ブール。」

「あれ、知らないの?この『カフェ・サンヨウ』の経営者たちがジムリーダーなんだよ。」

「ふーん。…ししし知ってたしいいい今のはあんたを試しただけだしし。」

「バウゥ…。」

 

別に知らなくてもいいんだけどね。それにしても、

 

「『バトルコース』が赤青緑の三つ。そこからさらにレベルが五つ。合計十五もあるけど、どうする?メイコさん。個人的には緑の最低レベルなら簡単に勝てると思うけど。」

 

対人戦に限ってメイコさんも戦ってくれるらしいしね。

 

「じゃあ赤の最高レベルで。」

「えええ!?なんでさ!?」

「あたしの好きなことはあんたみたいなチキン野郎の提案をガン無視することだ!すいませーん。」チリンチリン

 

ああ、呼ばないで!ここはもっとよく相談を!

 

「お待たせしました。おや、珍しいポケモンだね?」

 

生デントさんだ!おお、髪の毛がすごい緑!

 

「そうでもないわ。『レッドバトルコース』のレベル5をお願いするわ。」

「ポケモンがしゃべっ!?……と、失礼ですがバッチはいくつお持ちでしょうか?」

「まだ一つも。ここが最初のジムなんです。」

 

メイコさんがしゃべった事に少し驚いたようだが流石プロ、一瞬で仕事の顔に戻った。

 

「それならばお客様、せめてレベルは1か2にしたほうがよろしいのでは?」

「……なんでよ。」

「グルルル…。」

 

あ、二人がキレそう。…え!?マ、マズイ!

 

「じゃ、じゃあそれd」

「あんたもジムリーダーよね?」

「ええ。」

 

遅かった…。これは腹くくるしかない、か。

 

「なら!あんたのコースの!レベル5に!挑戦するわ!」

「ええ!?」

「あたしたちをなめたその態度!トレーナーを見下したその態度を!粉々に粉砕!してやるわ!」

「ガウ!ガウ!」

「ぼ、僕は君たちのためを思って…」

「こうなったら何を言っても無駄ですよ。さっきのは変更で、『グリーンバトルコース』のレベル5をお願いします。」

 

うろたえてるなー。それでも手はメニューを書き換えてる。もう、なんというか、流石プロとしか言いようがないです。

 

「・・・分かったよ。ご注文を繰り返します。『グリーンバトルコース』のレベル5がお一つ。『シングルバトル』、『ダブルバトル』、『トリプルバトル』のどれかを選べますがどうしますか?」

「シングルかダブルだね。どうする?メイコさん。」

「ポケモンバトルは一対一。『シングルバトル』を所望するわ。」

「バウ。」

「分かりました。準備が出来次第、お呼びします。」

 

なんかごめんなさい、デントさん。

 

~○~○~○~○~○~

 

「それでは只今より、ジムリーダー デント対挑戦者 ブールのバトルを始めます!お互いに使用ポケモンは二匹!アイテムの使用は禁止、ポケモンの交換は挑戦者にのみ認められます!」

「僕から出そう。いけ!ヤナッキー!」

 

デントさんの先鋒はヤナッキーか。

ジム戦開始ですよ、メイコさん。

「最初はハッサンにやらせなさい。」

「え、なんで?」

「あの犬、やる気満々だったじゃない。」

「本当は?」

「戦わずに勝てればそれに越したことはない。昨日言ったでしょう?」

「あ、はい。」

 

なんだかなぁ?

 

「キバってけ!ハッサン!」

「バウ!」

 

ハッサンの『いかく』でヤナッキーがたじろ…がない。むしろにらみ返してる。

ううむ、流石レベル5。

 

「とりあえず『ふるいたてる』!」

「ヤナッキー、『やどりぎのタネ』!」

 

ハッサンの体がほんのり赤くなる。が、『やどりぎのタネ』がハッサンの体を縛る。

 

「怯むな!もう一回『ふるいたてる』!」

「攻撃しないと勝てないよ!『タネばくだん』!」

 

ハッサンの体がさらに赤くなるが、その瞬間爆発に巻き込まれる。ハッサンは…まだ立っている!なら!

 

「やどりぎが緩んだ!『とっしん』だ!」

「バウ、ガウ!」

 

ヤナッキーに直撃した!

 

「よし!『まもる』!」

「ヤナッキー!『エナジーボール』!……ハッ!」

 

メイコさん直伝!『相手の行動を先読みする』!

 

ハッサンを包む緑色のシールドに『エナジーボール』がぶつかり、爆発する。

 

「ヤナッキー!『けたぐり』!」

「『まもる』からの『とっておき』!」

 

緑色のシールドが……張られた!よし!

硬いシールドを蹴りつけたヤナッキーは痛みに跳ねる。そこを!押さえつける!

 

「近距離『とっしん』!」

「恐れず『タネばくだん』!」

 

何!?『タネばくだん』!?

ヤナッキー自身を巻き込み爆発する。黒煙で見えない…。一応。

「ハッサン、『ふるいたてる』!」

…返事がない。これは。

 

「君のハーデリアはかなり強いね。まさか僕のヤナッキーと相討ちだなんて。」

 

煙が晴れたとき、ハッサンとヤナッキーは倒れていた。

 

「ヤナッキー、ハーデリア、共に戦闘不能!」

 

「……ヤナッキーはあなたのパートナーじゃないんですか。」

「ああ。パートナーさ。だけど、あそこで『タネばくだん』以外を選んでいたら君のハーデリアはまだ立っていただろう。だから相討ち覚悟で『タネばくだん』をうった。」

「……。」

「…君の言いたいことは分かる。ただ、時にトレーナーは、最愛のパートナーを、言い方が悪いけど見捨てるという選択をしなければいけないんだ。トレーナーになったばかりの君には受け入れ難いことかもしれないけどね…。」

「…ありがとう。もどれ、ハッサン。」

 

デントさんの言うことはもっともだ。

 

「僕の最後のポケモンはこの子だよ。いけ!メブキジカ!」

 

でも、それでも…!

 

「仲間は、見捨てるものじゃない…。メイコさん。」

「あいよ。」

「ヤっちゃってください。」

「おk。・・・ハッサン、お疲れさん。あとは任せな!」

 

メイコさんが俺の肩から飛び立つ。

「おい、ピーマン頭の小僧!」

「ピ、ピーマン…?」

「最初っからあんたみたいなひょろひょろのお坊ちゃんは気に入らなかったんだ!」

「ひょ、ひょろひょろって。」

「いいか!改めて言わせてもらうわ!

 

 テメーは俺らを、怒らせた。」

 

これが、後に『赤い騒害(そうがい)』と呼ばれるメイコさんのデビュー戦だった。




3162文字です。

相手はデントさんだ(ただし『~タイム』はしない模様)
ちなみにヤナッキーのレベルは53万…ではなく45より少し上ぐらいです。
つまりレベル7、8程度のポカブじゃあ勝てないので、デントがレベルを下げるように言ったのは当然なのです。
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