ポケモン「絵描き」の旅【未完】   作:yourphone

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うん?
何だこれは。
『カロス地方七番道路ドーブルの里宛』?
ふざけてるのか?
却下…いや待て。
そういや最近、旅するドーブルが居るってテレビでやってたな。
……。
俺はそういうのとは無縁だと思ってたのになぁ。
よしっ、特別だ!
おい!これ、大至急!




古代の城の闘い~炎タイプって少なくね?~

 

「うわっはっどひゃあ!」

 

「ほらほら~!」「おらおら~!」

 

炎が飛んでくる。

足下に着弾し、爆発する。

吹き飛ぶ。

 

「うわぁ!」

 

(ころ)ぶ。

で、ダルマッカの体は丸くて。

丸い体は走った勢いで転ぶと転がって。

 

「アワアワアワアワ!」

 

壁にぶつかって止まる。

 

「「もう終わり?」」

 

くそぅ。こんなガキ二匹にやられっぱなしなんて…

 

「沽券に関わる!」

 

本気(マジ)で行く!

 

『へんしん』解除!

尻尾のインクの色は水色!

 

「「ダル?」」

 

ドブドブ、ドブドブ!(高まれ、俺の怒り!)ドーブ!ドブドブ!(消え去れ!『なみのり』だ!)

 

尻尾を横に振る。

水色のインクが膨張し、巨大な()となりダルマッカたちを飲み込む。

 

「「ダルダルマー!」」

 

ふぅー。ダルマッカたちは通路の向こうに流れていっちゃった。

なんなんだったのか。

 

(ダ~ル~)

 

うん?何か聞こえたような…上?

 

「ダ~~ルマ~!!!」

「うわぁ!」

 

天井を突き破って赤い塊が落ちてきた。

ってか危うく踏まれる所だったよ!?

 

「ダルマ~~ア~~!!!」ドカドカドカ

 

何だっけ?ドラミングしてきた。

 

「ダ~~ル~~マ~~ア~~!」

 

俺は、何故か他のポケモンの言葉が分からない。

それでも、分かる。

このヒヒダルマ。

…メッチャ怒ってらっしゃる。

 

~○~○~○~○~○~

 

ありのまま今起きたことを話すわ…。

 

朝起きたらブールが居なかった。

 

何を言ってるのか分からないと思うけどあたしにも何が起きたのか全く分からない。

 

 

 

だって寝てたし。

 

「と言うわけで、おはよう、N。ブールを探しに行くわよ。」

「うーん…。あ、おはようメイコちゃん。」

「おはよう、N。ブールを探しに行くわよ。」

「うん…ちょっと待って。着替えるから…。」

「ブールを探しに行くわよ。」

「…え!?ブール君居ないの!?」

「探しに行くわよ。」

「わ、分かった!すぐ行く!」

「行くわよ。」

 

ア~~!焦れったい!

 

「ハヨ!ハヨハヨ!」

「準備できた!行こう!」

 

~○~○~○~○~○~

 

「ダルッ!マッ!」ドガンドガン

 

ブールです。ピンチなので短めに。

 

「ダルバ~!」ボボウ

 

今はヒヒダルマが入ってこれない大きさのL字通路の奥に(こも)ってます。

 

「ダルダルバ~!」

 

メッチャ怖いよあのヒヒダルマ。

いきなり襲ってくるし。

『へんしん』する暇も無かった。

 

「ダルッ!ダルッ!ダルッ!」

 

今のとこ使ってきた技は『アームハンマー』『かえんぐるま』『やきつくす』の三つ。

あと、恐らくあのドラミング?が『はらだいこ』で四つ。

 

「ダルダルダル!」ドンドンドン

 

さて、どうする?

まあ、多分ポケモンバトルなら勝てる。だろうけど、そもそもバトルって状況じゃ無くなってしまった。

L字通路の角から頭がでた瞬間に『やきつくす』が炸裂する筈だ。

L字のせいで『みずてっぽう』は当たんない。

音系の技は俺にもダメージが来ちゃうし…。

 

「ダールーバ~!」ボボボウッ

 

『あなをほる』?…駄目だな。この城、堅すぎる。俺の尻尾じゃ無理。

助けを呼ぼうにもメイコさんたちが近くに居るとは思えない。

 

「ダダァルマァ…!」ドガンッ

 

『みずのはどう』?

却下。描けない。水の中なら或いはって感じ。

 

『なみのり』?

逆流して息ができなくなってゲームオーバーがあり得る。少し怖いかな。

 

『たきのぼり』?

どうしろと。

 

後は…『アクアテール』?

近付けないんだって!

 

『ハイドロポンプ』と『ハイドロカノン』も『みずてっぽう』と同じく。

 

「ダルダルダル!」ドゴドゴドゴ

 

水タイプは、後は…『しおふき』、『みずびたし』…『アクアジェット』に…ん?

 

『アクアジェット』か。

水を纏って突進。炎ははじく。スピードは抜群。

 

これしか無さそう…かな?

 

『アクアジェット』で脱出

     ↓

 ヒヒダルマの度肝を抜く

     ↓

 動けない間に『へんしん』

     ↓

    説得する

 

よし、行ける!




1547文字です。
さてさて、そんなに上手く行くのやら。

次回はメイコさんたち視点から始める予定。
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