少年の
書いた手紙
巡り来る
俺の心の
ライフはゼロよ
~未来の自分にあてた手紙ェ~
「す・な!鬱陶しい!チクチクする!」
「メイコちゃん、今はブール君を探さないと!」
「分かってるわよ!『はねやすめ』。ったく。」
ハローマイネームイズメイコ。
ブールはハッサンもペティも置いてどっかに行きました。おい主人公どこに行きやがった!
んで、ブールを捜索してるんですけど。
ここは砂漠の四番道路。天気が常に『すながふきあれる』となる過酷な環境。
今ほどボールに入りたいと思った事は無いわ。
だってNの肩に停まっているだけで体力がガンガン削られてくし。…ん?
「N、ここいら一帯はざっと探したわよね?」
「そうだね。でもブール君は見付かってないよ?」
「ねぇ、ブールはドーブルの姿でいる筈よ?分かってる?」
「え?…そうか!ブール君もポケモンだったね。とはいえ、ドーブルも見かけてないよ?」
「うーむ。『はねやすめ』。」
ブールはあたしと違って回復できる技を持ってない。
いやまあ、インク使ってなんたら~とかやれるから使えない訳では無いだろうけど、そもそもブールが『ビルドアップ』や『キノコのほうし』みたいな補助技を使うところを見たことがない。
選択肢に入ってないんだろう。補助技の真価が分からないガキが。
さて。となると回復も出来ずボールに逃げ込む事も出来ないブールの運命は一つ。
「N、ここら辺に古い建物はある?」
「えっと……近くに古代の城っていうところがあるね。」
「そこに行くわよ。多分ブールはそこにいる。」
倒れて野生のポケモン専用の
~○~○~○~○~○~
古代の城。
何年前に建てられたか、誰が建てたか、何のために作られたか、一切分かってない城。
故にここを訪れるトレーナーは多くまた、トレーナーに対抗するかのように強い野生のポケモンが住み着いている。
「ギギギアル、『チャージビーム』!」
「ギッギギ~。」
「デス~!」
「ありがとう、ギギギアル。」
ギギギアルをボールに戻す。メイコちゃんが言うには、ブール君はここに居るらしい。
「ブール君!居るかい!?」
「すぅ~。っぁ~~~~!……んー、駄目ね。動く奴が多すぎてどれが誰だか。手当たり次第に探すわよ。」
「うん…ねぇ、メイコちゃん、本当にブール君はここに居るの?」
「恐らく、よ。野生の勘。だから居るかどうかは分からないわ。」
「えぇ!?」
「居なかったら…ゴメンね?」
とはいえ、メイコちゃんの勘しか頼れるものはないし…。
「うん。今は探そう!」
奥に行くために走り出そうとして
ボコォ!
「な!?」
穴に落ちた。
ドサッ!
思ったより浅かった。
「ちょっと何やってんのよN……あんた、何やってんの?」
メイコちゃんは僕ではなく、僕の後ろに声をかけた。
後ろを見ると…って
「ブール君何してるの!?」
「あ、メイコさん、Nさん!お説教ですよ!」
1125文字です。
おっとブールサイドの話が無いな。