「ててて、テッシード!?」
めっちゃこっち見てる。
「テッスゥ!」
「うわっ!」
「レィシー、『インファイト』!」
「れっしゃっらっるあぁ!」
僕を目掛けて落ちてきたテッシードをレナさんのレィシーが弾き飛ばす。
「メイコさん、大丈夫ですか!」
「大丈夫よレナ! ほらブールボーッとしてないで!」
「あ、は、はい!」
えーとえーと、テッシードは鋼・草だから、ペティは駄目で、ハッサンもきつくて、じゃあじゃあ
「出てきて、ギィカ!」
「ギッガァ!」
あ、ギィカは草タイプ苦手じゃん!
「まあいいや! ギィカ、天井に居るテッシードたちに『うちおとす』!」
「がっがっがっが!」
ギィカが放出する岩の塊が、天井に居るテッシードたちを落としていく。
「はん。ざっと十を越えてるわね。」
「群れバトルの倍以上ですね、メイコさん。」
「レィシー、『つるぎのまい』!」
ギィカとテッシードたちが睨み合う。その後ろで、レィシーが踊っている。
うーん、なかなか面倒だね。
「じゃあギィカ、『じしん』。ここが崩れない程度で。」
「ギッガァ!」
レナさんのレィシーにも当たっちゃうけど、多分堪えるでしょ。
洞窟が揺れる。
「テッスゥ!」「テシッテスッ!」「テスゥ!」
テッシードたちが次々に倒れていく。
爽快だね!
と、ギリギリで堪えきったテッシードが高速回転を始める。
「テ、テ、テ、テーーースューーーー!!!」
「うわっ、なんだ?」
「あー、これは不味いわね。あいつ、仲間を呼んだわ」
「え、それって…ヤバそうです…よね?」
「そうだね、レナさん。どうします? メイコさん。」
ウームと考え込むメイコさん。
ん? 何処からか地鳴りみたいな音が……。
「来たわね。大量に。」
「うわぁ……うっわぁ……。」
「バチュル…ギアル…テッシード…モグリュー…それぞれの進化形まで居ます!」
うわうわうわ。電気石の洞穴の通路がポケモンたちで埋め尽くされてる。
こ、これは…流石に…。
「メイコさん。」
「あーんーー。いや、逃げましょう。」
ペラップの一声。
意味、リーダーが決定すること。多分。
「戻って、ギィカ。流石にやってられないよ?」
「レィシー、ありがとう。」
僕とレナさんはそれぞれポケモンをボールに戻す。
「よし。」
「それじゃあ。」
「にーげるんだよー!!!」
走り出す。
~○~○~○~○~○~
「退けぇ!」
メイコさんが怒鳴る。
ポケモンたちは思わず道を開ける。
「出口はまだなの!?」
「まだっぽい!」
「はあっ…はぁっ…」
「レナさん、頑張って!」
僕とメイコさんはポケモンだからそう簡単には疲れないけど、レナさんは人間だ。マサラ人でもない限り、そうずっとは走れない。
「ん? ブール、ストップ。」
メイコさんが走るのを止めさせる。
「はあっ…はぁっ…」
「何ですか、メイコさん。」
「後ろよく見なさい。」
「え?」
振り返る。レナさんが息をはずませている。
「レナさんがツインテールなのが見えます。」
「阿呆。更にその後ろよ。」
「ん~?」
えーと? ・・・あ。
「あんなに追ってきてたポケモンたちが見当たらないね。」
「そ。だから走る必要
「必要
「納豆……。」
「うひゃあっ!?」
後ろ、つまり進行方向にナットレイが。……しかも、しかも。
トゲが、ピンク色だ。
「色違いだーー!?」
「ナッッットウゥーーー!!!」
1338文字です。
じじじ、じじじじじ、次回、次回こそは!2000文字越えたい! いや、越える!