ニュダカズというジャンル……どうだろう?笑
アル「ど、どうすんだよ!このままじゃ俺ら大阪に行っちまうぞ!?」
紫「いくら京都と大阪が近いとはいえ、ここからは少なくとも片道で40か50分はかかるな。」
荷「うう、ごめんでやんす。」
和「い、いやいや!荷田君のせいやないって!」
アル「そうだよ、それよりも今はこれからどうやって戻るかを考えようぜ。」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「と、取り敢えずようやく着いたな、大阪汗」
紫「まずはここから京都に戻るバスの確認だな。」
アル「ん〜っと、後15分後に来るみたいだぞ。」
紫「帰りのバスはノンストッではないから……そうすると……い、1時間半はかかるな汗」
和「宿舎に集合する時間は4時やから……今は何時や?」
荷「えっと……11時半でやんす。」
アル「そうか!それなら何処か散策する時間もあるな!」
和「よ、よかったぁ……。」
アル「じ、じゃあバスが来るまで待つか!」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「あっ!来た!」
紫「早く乗るぞ!」
荷「ほいきたでやんす!」(タッタッタッ
〜〜〜そして〜〜〜
和「ふぅ……やっと一息ついたでー……汗」
アル「あっ!待ってる間にたこ焼きでも買えばよかった!失敗したなー笑」
紫「そんなことをしてる場合ではないだろう汗」
アル「そういや2人はこの後予定通り清水寺に行くのか?」
荷「そうでやんすね。それが元々の目的でやんしたし。」
アル「そっか。楽しんでこいよ!(まっ、バレないように尾行するんだけどな笑)」
(キキーッ
アル「おっ?止まったぞ?停留所か?」
紫「い、いや、そんなはずは……。」
アナ『ただいま、渋滞に巻き込まれたためこの先、かなりの時間がかかります。大変申し訳ございません。』
四人「だ、ダニィ!?」
アル「どうすんだ!かなり時間かかるってよ!?」
紫「な、なんだって今日はこんなについてないんだ!?」
荷「むむむ……。」
和「……。」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「や、やっと着いた……けど……もう3時……か。」
紫「今から清水寺に向かったとして、片道で30分はかかる……。清水寺に着くのは3時半……。集合時間は4時……。」
和「間に合わへんのか……。」
荷「……いやっ!行くでやんす!」
アル「荷田!」
荷「折角の修学旅行なのにこのまま終わっていいはずがないでやんす!それに……大江さんもこのまま終わるのは嫌でやんしょ?」
和「荷田君……。」
アル「……そーだな、行くか!」
紫「アルペジオ!」
アル「心配すんなって。先生には俺が後で言い訳しとくからさ。」
紫「……本来なら、私はここで止めるべきなんだろうな。(しかし、カズが折角男子と距離を縮められるかもしれんというのだ……。) ……特別に許可する。」
荷「やったでやんす!じゃあ出発でやんす!」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「着いた!今の時間は……やべっ、3時40分!後で言い訳するとはいえ急がねーと!」
荷「わかってるでやんす!大江さん!」
和「あっ、うん!」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「一通り周れたか?」
荷「そりゃあもう!」
紫「そうか……まずい!もう4時だぞ!」
和「は、走るで!」
アル「わかってる!」(タッタッタッ
荷「おいらの足の速さを舐めるなでやんす!」
和「……あっ!」(ズサーッ
紫「カズ!大丈夫か!?」
和「だ、大丈夫や……ちょっと転んだだけ……ッ!」
荷「あー、ちょっと痣になってるでやんす……ほいっ!」
和「あっ……。」
アル「荷田、大丈夫か?カズを背負って走れるか?」
荷「これぐらい余裕でやんす!」
アル「よしっ!バスまで走れえええ!!!」
和「…………。」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「や、やっと着いた……も、もう4時半か……。」
荷「ふー、時間は大幅にオーバーしたでやんすけど、楽しかったでやんす!」
アル「じゃあ俺ちょっくら怒られてくるわ!笑」
紫「あっ!待てアルペジオ!」
アル「?」
紫「……私も一緒に行く。」
アル「……おう!ありがとな!」(タッタッタッ
荷「……大江さん、もう足大丈夫でやんすか?」
和「あっ!大丈夫大丈夫!ごめんな、心配かけて汗」
荷「あれぐらいなんてことないでやんす!とはいえ、大江さんは先生に診てもらうべきでやんす。おいらもついていくでやんす。」
和「あっ、うん。わかった。」
〜〜〜そして〜〜〜
先「うん、痣にはなっているが心配ないだろう。」
和「そっか、ありがとうございます。」
先「えーっとそれと…………あれ?荷田君どうした?顔に怪我してるぞ?」
荷「えっ?あれっ?ほんとでやんす。気付かなかったでやんす。」
先「絆創膏貼ってあげよう。ほら、メガネとって。」
荷「ありがとうでやんす!」
和「(……あれ?そういえば荷田君の素顔って見たことないような……。)」
(スッ
荷「これでいいでやんすか?」
和・先「…………!?ええええええええええええ!?」
〜〜〜そして〜〜〜
紫「全く……今日は散々だった……。カズを助けるいい機会になったとはいえ……。ん?」
和「(ボーッ」
紫「カズ?どうした?」
和「へっ?あ、ああ紫杏か!えへへ、ちょっとボーッとしてたわー!笑」
紫「……?もう怪我は大丈夫なのか?」
和「あっ、うん!大丈夫大丈夫!……………………あのさ。」
紫「ん?なんだ?」
和「……………………荷田君って、彼女いないんやろか……?」
紫「……えっ?」
〜〜〜そして〜〜〜
アル「いやー、もう今日は大変だったよー!」
典「全く、私に心配かけないでくださいよ!もう……。」
越「とはいえ荷田と大江のデートは成功こそはしたんだろー?」
アル「まっ、そうだな。あれを機会にカズももっと男子との交流が深まるといいんだけどな……。」
(ガラッ
荷「ただいまでやんす!」
アル「おっ!おかえり荷田!」
荷「いやー、今日はスリリングでやんしたねアルペジオ君!」
アル「まっ、楽しかったけどな!…………あれ?荷田顔怪我したのか?」
荷「あーそうなんでやんすよねー。何時怪我したのかわからないでやんすが。」
アル「…………そうだ!荷田、この際素顔見せてよ!」
荷「へ?」
アル「要するにメガネとってみてよって話!」
荷「メガネでやんすか?いいでやんすよ。」
(スッ
荷「こうでやんすか?」
アル「…………ええええええええええええ!?荷田!おまっ、マジかよ!?」
荷「な、何がでやんすか?汗」
アル「お前っ!めっっっっちゃイケメンやん!!!」
この日、俺達はカズが恋に落ちていたことに気づくことはなかった。荷田がカズの気持ちに気づくのはそう遠くはないが、それはまた別の話。
修学旅行も後半戦!!!