少年が高校で野球部に入るようですよ   作:Arupejio2

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みなさんも体験したことがあるかもしれない話です。(ねーよ)


紫杏事変

私は神条紫杏。親切高校の生徒だ。まあ、今日は休日で、私は今街に来たわけだが。理由は服を買うためだ。つい最近私のカーディガンが不慮の事故(アルペジオのやんちゃ)によって破れてしまってな。彼奴は弁償すると言っていたが、まあ、どちらにしろそろそろ買い換えようと思っていたからな。そういうわけだ。

 

神「しかし……相変わらずこの町は人が多い……。早く買って帰りたいものだ……。」

 

〜そして〜

 

神「おっ、あった。」

 

その日私は、前のカーディガンを買った店で、前と同じ物を買って帰る…………はずだった。

 

神「よかった。この色が一番落ち着くからな。さて、後は買ってかえ…………。」

 

その時の私は、愚かだった。ある物に目がいってしまったのだ。

 

『春シーズンの流行服』

 

神「……はっ!!い、いやいや!私はこういう可愛らしい服とかには全くもって興味なんて無いからな!!興味なんて……。」

 

〜そして〜

 

店員「ありがとうございました〜。」

 

神「…………。」

 

結局買ってしまった(汗) ま、まあ、何時か使う機会があるかもしれないからな!そう思えば今のうちに買って損はないな!

 

〜帰宅後〜

 

神「……はぁ。」

 

我ながら呆れてしまう。私がこんな誘惑に負けてしまうとは(汗) ま、まあ、どうせ直ぐには着ないんだからな。

 

神「……そうだ、今すぐには着ないからな。……………………き、着てみるだけならいいかな……?」

 

〜少女試着中〜

 

神「……。」

 

ま、まあ、悪くないな。着心地も悪くないし…………結構可愛いし……。

 

神「こ、今度これを着て外出するのも…………はっ!!」

 

ダメだ!これを着た私が仮に出かけたとしよう。もしたまたま親切高校の生徒に会ってしまったら私は終わりだ!!特にアルペジオとかにあったら!!

 

神「そうだ、着て外出するのはやめよう。………………髪を……解けばわからない……だろうか?」(スッ

 

神「お、おお!」

 

これなら万が一ばったり出会っても誰も私だってわからないはず!!

 

神「よ、よしっ!」

 

〜後日〜

 

神「で、いざ外出したてみたものの、どうすればいいのだろうか?変じゃないだろうか?」

 

い、いや!そもそも今日の私は親切高校の神条紫杏ではないんだ、一人の女としての神条紫杏なのだから、そもそもそんな事を気にする必要は無い!もっと自然に……自然に……。

 

(ガツン

 

神・?「あいたっ!」

 

神「すっ、すみません!ちょっと考え事をしていて注意がさんま…………!?」

 

アル「あいてて……だ、大丈夫です(汗)」

 

あ、ああああああああああああああああああああああああああああ!!!終わったあああああ!!!私はもうお終いだあああああああ!!!!!(泣)

 

アル「あ、あの?君、大丈夫?」

 

神「えっ?(泣)」

 

アル「そ、そんなに痛かった?」

 

神「い、いや、私はだいじょう……あっ!」

 

そうだ!今の私は髪を下ろしているだけでなく、服装もいつもと違うからバレないはずなんだった!た、助かった〜(泣)

 

アル「あー、ごめんね。こっちも余所見しちゃってたし。」

 

神「い、いや!私は大丈夫だ!心配するな!……あっ!し、心配しなくても……大丈夫……です?」

 

そうだ、例え姿が違えど声や口調でバレてしまう可能性はあるんだった。気をつけなくては!

 

アル「………あっ!」

 

神「ヒッ!な、なんだ!?……でしょうか!?」

 

遂にバレてしまったか!?(泣)

 

アル「君、怪我してる!」

 

神「えっ……あっ。」

 

どうやら膝を擦りむいてしまったらしい。

 

神「だ、大丈夫です!これくらい……痛っ!」

 

アル「足ひねったんだな。よいっしょ。」(ギュッ

 

神「えっ、ちょっ!?」

 

アル「病院まで送って行くよ。俺が悪いんだし。」

 

神「あ、ああ……。」

 

……そうか、私はずっと、アルペジオはただのおちゃらけたトラブルメーカーだと思ってたが、こんな優しい一面もあったんだな。

 

神「……あの。」

 

アル「ん?」

 

神「…………ありがとう。」

 

アル「……いえいえ、どういたしまして!」

 

〜そして〜

 

アル「ここまで送れば大丈夫?」

 

神「ああ、大丈夫……です。」

 

アル「じゃあね!」(タッタッタッ

 

結果的に言えば、今日の外出は最悪だった。ひどい目に遭ってばかりだ。……けど、……本当にたまには……こうやって外出するのも……悪くないかもしれない……誰かとで一緒に。

 

〜後日〜

 

アル「……おい、なんだ今日の学生新聞は……。」

 

『アルペジオ!謎の少女とデートか!?』

 

アル「なんだこれは!!!!俺はこの子を助けただけだぞ!?」

 

越「アルペジオ〜、お前なかなかやるな〜。」

 

荷「流石でやんす!(ニヤニヤ」

 

アル「ち、違っ!!」(トントン

 

アル「ん?誰だ?」

 

芳槻「…………。(ドドドドド」

 

アル「あっ……。(ナオオオオオオオオオオ!!!一生恨んでやるからなああああああああああああああああああ!!!)」

 

神「あっ……あぁ……。正直に言うべきか……でも正直に言ったら私が……。」

 

とにかく私が悪かったアルペジオーーー!!!(泣)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アル「そういや……あの子どっかで見たことある気がするんだよな〜。」

 




この後、さらりんにこってりと絞られたアルペジオであった。
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