Phantasy Star Fate    作:ラトヤ

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 今回は短めです。

では第7話どうぞ!


第7話 ~死の理由~

「単刀直入に言う。今朝早くにナベリウスで学者のロジオが死体で発見された。」

 

 

「……え?」

 

 

「彼の死体には端末が握られていて,最後に送られたメールの宛先が君である。」

 

シロウの目の前にあるファイルが表示された。通信記録だろうか。メールの送信した時間と内容が記されている。

 

「それは昨日の彼の通信記録だ。最後とその1つ手前のメールに見覚えはあるか?」

 

「あります。両方とも昨日のロジオさんから送られてきたものです。」

 

「君は彼の研究に関わっていたのかね?」

 

「1度、任務で研究のためのサンプルを採りに行った程度です。」

 

「君は研究についてどこまで知っている?」

 

「いえ、ほとんど知りません。」

 

「最後のメールの内容はどういう意味だ?」

 

「いえ、わかりません。」

 

「…………そうか、ならばもう下がっていいぞ。」

 

「はい。」

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 

その後すぐにロジオの死は、すぐに公表された。しかしその内容はシロウを驚愕させるものだった。

 

内容は

ロジオ(学者)の死体が今朝.ナベリウスにて発見された。胸に切り裂かれた跡があるため、ダーカーか原住種に襲われたものと思われる。昨日、彼は無許可でキャンプシップを使い、1人でナベリウスに向かった模様。今朝それに気付き探索チームを派遣したが、彼を生きたまま連れ戻すことは出来なかった。無許可のキャンプシップの使用、アークスを連れずの惑星探査は禁止されている。処罰として彼の研究チームは解散、研究室の封鎖、研究資料は全て没収、研究の続行を禁止とする。なおどのように彼がキャンプシップを誰にも見つからずに使用出来たかはただいま調査中。

 

 

おかしい。ロジオさんは違反まで犯してそんな危ないことをするはずがない。それならば始めから俺に調査を頼むはずがない。それにさっきのロジオさんに関する尋問は明らかにおかしいかった。俺が研究を知っているとマズイことでも………あの最後のメールは………

 

 

 

シロウはすぐさまあるところに向かった。

 

 

「あのメール、ロジオさんは俺に何かを伝えようとしたんじゃないのか?」

 

 

たどり着いたのは、ロジオの研究室だ。

 

 

中に入るが誰も人はいなかった。

 

そしてシロウはロジオのデスクの向かう。

そこにあったデスクトップを起動される。

そしてメールにあった8桁の文字と数字を打ち込むとロックが解除された。

 

「やっぱりあれはpcのパスワードだったんだ。ならばここに俺に伝えたかったことがあるはず……」

 

シロウはpcの膨大なファイルの中を探す。

 

「おそらく俺が手伝った研究に関しての話と言っていたな。ならば最近のファイルで……」

 

そうして絞っていくと、2つのファイルにたどり着いた。

 

1つは『ナベリウスの地質調査結果』

もう1つは『ナベリウス地質研究記録』

 

シロウはまず調査結果のファイルを開いた。そこにはいろんな数値が記されていた。しかし専門的なことが分からないシロウはそのファイルを閉じ、もう1つのファイルを開いた。そこには研究の経過が記されていた。

 

ーーー

A.P.238 2/26

ナベリウスの地質データが足りないためアークスに調査を依頼することする。

 

A.P.238 2/27

エミヤさんからサンプルを受け取り検査にかける。

 

A.P 238 3/3

検査結果が出た。詳しい数値は別記するが、明らかにおかしな点がある。ダーカー因子の痕跡が遥か昔からあることがわかった。これは自ら赴き調査する必要があると思われる。調査のためナベリウスの調査の申請をすることにする。

 

A.p.238 3/10

アークス帯同のもとナベリウスの調査が許可された。1回目の調査が明日行われる。上からアークスが派遣されるくるそうだ。この研究はここまで私一人でやったいたが、検査結果が本当なら私に一人では手に負えない。なので明日、調査が終わったら研究室の仲間と研究の協力を仰ぎたい者に話そうと思う。

 

ーーー

 

 

「………」

 

シロウはこれが伝えたかったものだと理解した。

 

目的を果たしたシロウはpcの電源を落として、研究室を出ようとするが

 

 

扉の外に誰かいる!

 

 

人の気配を感じたシロウはここで見つかり、怪しまれないため近くのデスクの下に身を隠した。

 

入ってきたのは見知らない男たちだ。

 

「お邪魔します。誰かいますか〜?っているわけないか。」

 

「バカなことやってないで、さっさと仕事終わらせるぞ。」

 

「はいはい。それにしても上がここまで徹底して研究を続けられないようにするなんて、どんな研究してんすかね?」

 

「知らない方が身のためだ、お前消されるぞ。」

 

「冗談でしょ?」

 

「お前、上のお抱えの暗殺者のことを知らないのか?」

 

「暗殺者?」

 

「ああ、俺たちみたいな末端には正体は知らされてないが、上に楯突いた者、知ってはいけない情報を知ってしまった者はその暗殺者によって殺されるらしい。ここのリーダーの死はそいつの仕業だろう。」

 

「マジっすか。それは怖いっすね。」

 

「だから上からの命令は疑問を抱かずに、実行する。それがここで一番長生きするコツだ。少し話すぎたな。さぁ仕事に取り掛かろう。俺はpcのデータから取り掛かるから、お前はその辺の資料を運んで行ってくれ。」

 

「了解っす!」

 

そい言うと一人は研究室の奥に消えていき、もう一人の男は、近くにあった資料を持って部屋から出て行った。

 

シロウは奥の男から死角であることを確認し、素早く扉の前にまで移動し、外にも誰もいないことを確認し部屋から出て行き、その場から離れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ある程度離れたとこでベンチに腰掛け、頭の中を整理する。

 

 

ロジオさんは知ってはいけないことを知ってしまい、暗殺された。知ってはいけないことは、あの研究結果だろう。ならば、その研究に少しだが関わっている俺も気をつけた方がいいだろう。それにしても暗殺者か…………

 

 

シロウはため息を吐き、背もたれにもたれかけながら天井を仰ぎ呟く。

 

 

 

「どの組織にも闇部分というものはあるのだな。」

 

 

 

 

 

 

 





今回の話は全て妄想ですww


ここから物語が動き出します。

次回予告『最後の欠片』

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