七日目、大にぎわいのクアハウスでの少しも休めなかった僕達の休日を過ごした翌日…つまり今日ですけど今朝も通常運行で長田さんは林業のお仕事で今日は芝刈りって言ってましたね
香田さんはソロダンジョンに潜り、猟には酒田さんと、をパートナーに土井さんを伴って猟に行き酒井さんは盛田さんに飯井さんと共に薪拾いの依頼を受けました
僕は火吐の稽古を兼ねてお味噌汁を作り美田くんと二人で朝食とお弁当を作って食べ終わった皆に持たせて送り出し…
それからクッキーをオレンジに手伝ってもらいながらコトコトとモツを煮込んでますよ、今夜はもつ鍋の予定なのですから
午後にはクッキングスクールがありまして習ったばかりの鯛めしにチャレンジしてまぁまぁだねって評価をいただきました…
「はぁーっ、ヤッパリ料理って奥が深くてむずかしですね…」
てついつい愚痴ってしまいました
モツは味噌キムチ味でピリ辛に味付けしまして今日二度目の修行をこなしましたけど頑張った甲斐があったのか肺活量が上がったようで火を吐き続けられる時間が延びました
今日の獲物、大いのしし1頭と山鳥一羽
長田さんのお土産は竹の子三本で酒井さんはアメやチョコレートをもらったそうで僕と美田くんに飯井さんと財田君のおやつになります
香田さんはダンジョンで見つけたお宝は薬草10個に銅の剣に円輪10個ってちょっとショボい
それと肝心のトレジャーハンターの証とトレジャーハンターの資格を手に入れました
八日目、僕は今日も朝から軽く火吐の修行で今夜はカレーですから骨付き肉をじっくりコトコト煮込んでます
お弁当も朝ご飯も昨日より沢山とのリクエストをいただき黒子達も動員してモーニングの支度も含めて頑張りましたよ
今日は午後からお菓子教室…スコーンとクッキーだけじゃすぐに飽きられちゃいますか?
そんなわけで今日のお菓子のお菓子教室ではパウンドケーキを習いました
とぼとぼ歩く帰り道…断っても断っても絡んでくるしつこいナンパ男がマジ鬱陶しいんですけど?
(い、イタイっ…女の子になってからと言うもの元々低かった肉体の耐久値がどんどん下がってるんだからバカ力で握られたらものスゴく痛いんだぞっ!)
そう心の中で叫んで
「離してもらえませんか?手首…ものスゴくイタイんですけど?」
より細く色素を失ったみたいに青白い肌が赤見を帯びてきて意思に反して痛みに涙を滲ませてたら声がしたんだ
「見苦しい真似は止めなよ、嬢ちゃんが泣いてるぞ?」
知らない声…ってゆーか僕の覚えてる範囲じゃ僕の事を『嬢ちゃん』何て呼ぶ人はいないから声主を見てもやっぱり知らない人で…
「けっ、全く情けねぇ奴等ばっかだな?この町の男はよ」
見て見ぬ振りの人達を見回しそう言い捨てるから
「すいませんね、デートのお誘いひとつ自分でお断りできなくてっ!」
そう言い返すとその人は大きな口を開けて
「ぶはっ、お前らわかった?こんだけハッキリ断られてるんだからいい加減諦めたらどうなんた?」
そう言って大笑いしてますよ、性格悪いですね…この人って思ってたら
「なんなら腕ずくで排除しても良いんだぞ?こっちはなっ!」
一転してそうどすをきかせて睨むとすごすごと引き下がりました
「代田ぁ~っ!」
遠くから聞こえてくる僕の名を呼ぶ聞き覚えのある声…
「酒井、さん?」
多分そうだろう声の主を見つけそう呟くとその名前を聞いた男達が顔色を変えてチッと舌打ちをし
「悪かったな…」
そう言って人混みに紛れて姿を消しまして僕に駆け寄ってきた酒井さんが心配そうに
「今の男達は?それに貴方はどちら様なんですか?」
そう聞かれましたから
「えーっと「奴等は強引なナンパ野郎(クズ)どもだ」」
そう吐き捨てるように言うから
「断っても断ってもしつこいし手首まで掴んできたからどうしようかと思ってたらこの人が注意してくれてね」
僕がそう説明すると
「だから迎えを待ってなさいと言ってるでしょ?全く…危機意識が乏しすぎなんですよ、貴女は…」
そう僕のおでこを軽くはじき
「仲間を…代田を助けてくれたお礼に夕食に招待したいのですけどご都合はよろしいですか?」
そう言って酒井さんはその人を晩ご飯に誘いました
この日僕達は新しい仲間を迎え歓迎パーティーを開催したんです
熊田さんの話を聞いたら今日村に着いたばかりなんだそうでソロルートをクリアしたんだそうです
なので長田さんが部屋を紹介できるからって声を掛け結構共通の話題もあり盛り上がった結果僕達のパーティー加入が決まりましたので…
「ようこそ熊田さん…僕達のパーティーへっ、歓迎しますよっ♪」
そう言って彼が一息に飲み干した彼のグラスにビールを注いだ僕に
「今更ながら疑問に思うのだか何であの時抵抗しなかったんだ?」
そう聞いて来ましたから
「僕「私」……私の力は結構凶悪化してますけど手加減できないので大騒ぎになりますから…」
僕がそう言ったら酒井さんも
「あぁ、あの時の代田はかなりイライラしてた感じで余計手加減は無理に見えてたから確実に仕留めにいってたな…」
そう言われて
「僕「私っ!」……(何でこんなに美田くんには頭が上がらないのかな?)私をナンパしてくるよーなあんな悪趣味な人達の事なんか興味ありませんから関わりたくなかっただけですっ!」
って言ったら
「シーちゃん…人見知り癖あるしぐいぐい来るタイプ苦手だもんね」
何て言いやがりますから
「よ、余計なお世話です…」
怒鳴り返したい気持ちと裏腹に消え入るようにしか言えないヘタれな僕ですがそんな僕に
「仲の良い姉妹なんだな?」
そう言われて
「仲の良いは認めるけど僕って男なんだけどな…」
そう小さな声でぶつぶつ言う僕に驚いた熊田さんに
「元々男の子だったんですよ、二人は代田が目覚めたTS能力で女の子に生まれ変わったんです…
美田と代田の二人は…と言っても美田は元から男の娘だったからこの変身をとても喜んでるけど代田は未だに受け入れてないんですよ、この現実を…」
そう僕の事を言うから
「そ、その内ちゃんと男の子に戻るから良いんですよ…染まる気はありません」
そう言ってやっぱり溜め息しかでない僕でした
今日の猟の成果は大熊で酒田さんの狩人のレベルが2に上がり土井さんは個人のレベルが42に上がりましたました
香田さんのダンジョンの成果トレジャーハンターのレベルが2に上がり個人レベルも45に上がったらしいです
お土産は香田さんが木こりの斧、年代物のブランデー(ボトル)、吹き矢の矢百本セット、皮の帽子、純白のマント
酒田さんは食べられるキノコだったから明日はこれを使って鍋パーティーですね
酒井さんは
で、熊田さんはこん棒と何故か大袋一杯のお菓子をも持ってました
「俺の通ったルートは何故か菓子ばっかりでな…せんべいみたいに腹持ちの良いのは飯がわりに多少食ったが甘いものはサスガにちょっとな…」
そう言って苦笑いする熊田さんに
「気にするな、俺だって甘いものはな…」
「ナニ言ってんだよおっさん?熊田さんもイケる口なんだろ?ポテチとかチータラなんか酒のつまみになるし甘いもの見てるうちの女子らの嬉しそうな顔を見れてんだからわざわざ持ってきた甲斐があったんじゃねーの?ここ甘い菓子ってあんましねーからな」
ビールを飲みながらそう言う香田さんに
「そうだな、食事に関しては不思議な能力を持ち料理スキルの高い二人のお嬢様達がいるからアンタも明日からが楽しみだぞ?」
そう言って焼酎をあおる盛田さんには
「もう既に楽しんでるさ、この世界に巻き込まれて以来初めて暖かい飯…しかも旨いときてる上に安心して酒を飲める環境も手に入れたんだからな」
そう言って持っていた缶ビールをグッと傾けると
「ふーっ」
と息を吐き出してれーこさんに新しいビールをもらい更に話し込んでいましたね
九日目、今日は熊田さんつれて林業に励む長田さんに今日の猟のパートナーは土井さんを選んだ酒田さんと今日もソロダンジョンの香田さんに酒井さんと一緒の盛田さん、財田君に飯井さんは…詳しくは聞いてません
酒田さん達の猟の成果は大蛇としか聞いてませんがレベルアップしたそうですからどんな大物かは知りたくありません
ダンジョンでの成果は香田さんはレベルアップこそしなかったけどトラップ解除のスキルを獲得して土井さんは41にレベルアップしたんだって聞いてます
お土産は香田さんは指弾百個、純白のフード付きハーフマントに羽根帽子、鉄の盾、謎の指輪
酒田さんは猟の途中見付けた野イチゴとかの草の実を『お土産』と言って持って帰ってくれました
十日目、いよいよペアダンジョンに挑む香田さんに初日のパートナーは僕に決まりでしょ?そんなのは
20階層の地下迷宮タイプで住み着いてる魔物は腐った死体にゾンビ達だから火吐の実践テストにはちょうど良い相手なのかも?手加減の必要ないし
一階は墓場みたいで何かお化けでも出てきそう…ってゾンビが居るんでしたね
あっ、宝箱発見っ♪そう思って二人で駆け寄り僕の息が整うのを待ってくれてた香田さんが僕を見て
「息が落ち着くまで慌てる必要ない」
穏やかな声でそう言ってくれましたからゼーゼー言いなが頷きました
暫くして僕の息が整い宝箱を開けると
「リボンチョーカーみたいですね?」
「あぁ…どうやらそうらしいが…」
僕の問い掛けにあまり納得のいかなそうな香田さんの答えだけど
『そんな疑問、今更だと思いますよ?香田さん』
そう思う僕でした
B1、B2、B3と宝箱は見つからず行く手を阻む亡者達を焼き払いましたら喉元を飾るリボンチョーカーが輝いて
「代田…なのか?」
そう言われたけど意味がわからない僕は首をコテンと倒し
「この場に僕以外に誰がいるとゆーのですか?」
そう聞き返したら
「し、代田…身体は大丈夫、なのか?」
そう言われて自分の身体を確めたら背中に白い羽が生えてたんですよ、えぇ驚きましたとも
「翔べるのかな?」
取り敢えずなぜこうなったかは考えてもわかりっこないでしょうから使えるか使えないか、使えるなら性能が知りたいですからね
一メートルくらい浮いてみました取り敢えず…
「あ、この方向にシュート階段の部屋っぽいのがありますよ?僕はこのまま宙を行きますから先を急ぎましょう」
そう言って
B4の探索開始、フロアに降りた途端にアニマルゾンビ(人食いウサギ)の群れと遭遇…かなり面倒臭い状況ですね?ハイ、鬱陶しい
「香田さん、鬱陶しいので相手にするのは止めましょうっ♪」
そう言って火吐で最前列のゾンビ達を焼き払い火矢の雨を降らせると
「香田さん、僕の手を掴んでっ!」
そう叫んだら目を白黒させてる香田さんに
「早く掴んでっ!」
そう言っておっかなびっくり握ったから一気に飛び上がってアニマルゾンビ達の頭上高く飛び越え追跡を振りきり見通しの良い所で一息いれることにしました
「思ってたよりも結構高い飛行能力なんですね、驚いちゃいましたよっ♪」
その途中宝箱を発見、開いた宝箱の中身は…
「なんかすごいねこれ…」
そう言って香田さんが手渡してくれた鋼の小太刀を見て驚きの声を上げる僕に
「取り敢えずコイツは飯井に預けりゃ良いのか?」
そう聞かれた僕は
「それがベストだって思います、小太刀二刀流の使い手の飯井さんに振るってもらうのが」
そう答えた
舞台はB5に移り住み着く魔物はアニマルゾンビ、キラードッグ
「天井低いから飛んで逃げるわけにもいかないから正面突破しかないですね…」
そう言うと火矢の雨と乱れ射ち続けざまに放ち陣形が乱れたところを一気に駆け抜けました…ってスミマセン、僕飛んでました
この階も宝箱はありませんでしたけど美味しい水が湧き出てる泉がありましてただいま休憩中
レベルアップによる変化に身体がついていけなくてちょっとグロッキーぎみなんですよ
それで水を飲んでみたら美味しくて…
「美味しいですね、れーこさんに持って帰ってもらいましょう」
そう言うとれーこさんを呼び出して水をポリタンクに詰めて預けました
ようやくレベルアップが終わり体調も落ち着いてきたようで、75にアップしマジックボウガンのスキルは7にアップして新しい術の追撃の矢を習得
B6…狭い通路で気が遠くなるくらい長い道のりでした…ただただひたすら単調な一本道ではっきり言って飽きました
B7…
「げっ、モンスターハウスっ!」
香田さんのの言葉通りフロア一杯に居るゾンビ達なんですけどただただひたすら火吐、火矢の雨、乱れ射ちを放ち続けてなんとか殲滅に成功
再びレベルアップが始まり僕は一気に90に上がりマジックボウガンのスキルも10にアップして火吐のレベルは5にアップです
宝箱のお宝回収したのは剣鉈、旅装のフード付きマント二枚、木の帽子、謎の腕輪、綺麗な宝石五個、肩当て六個、円輪10個、そして
「これは…アームビームガン?(ホビーで見たのによく似てる…)」
そう呟くのを聞いて
「それ知ってるのか?」
「知ってるのに似てるだけ、世界観が違うから似て非なるもの…だと思いますけど多分形を見た感じ使い方は同じような感じだと思います」
「……(はぁーっ)」
無言で溜め息を吐く香田さんに
「取り敢えずこうださんもこれ装備しますか?」
そう良いながら肩当てを差し出すと
「あぁ、早速装備する」
そう言って受け取り早速両肩に装備しました
B8に降りてきましたけど…
「えーっと砂漠なんですか?ここって…どう見ても砂漠…なんですよね…この為なんですねあの二枚のマントの意味は…」
そう言って溜め息を吐くと
「おぶってくか?」
そう聞かれた僕は
「歩きます、ちゃんと自分の足で…だからいい加減その子供扱い止めてもらえませんか?」
そう言って上目使いで睨むと
「ある意味子供じゃないのか?女の子が足りないんだからなっ♪」
なんて事言ってからかってくる香田さんに
「ほんっと香田さんって性格悪いですよね?」
そう言ったら笑って
「まぁな、そーゆーキャラは自覚してるから安心しろっ♪」
って安心する根拠と言うかなにを安心したら良いのかわからないんですけど?
こまめに休憩と水分補給してますが基礎体力とコンパスの差はいかんともしがたく
「諦めておぶされな」
そう言われてもすぐに言い返す余裕もない僕に
「取り敢えずあの岩影まで頑張れるか?」
そう聞かれた僕は弱々しく頷いて最後の力を振り絞って立ち上がるとふらふらしながらも岩山目指して歩きました
(涼しいんですけど…ここ)
僕はれーこさんを呼び出すと
「ミルクティー、アイス」
「コーラ」
そう言って出された冷たい飲み物をぐっと飲み
「ほっ」
と、一息つけたから改めて岩影を見たら隠された洞窟の入り口を見つけましたけど
「ここってトリオダンジョンなんじゃないの?」
そう聞いたら
「その気配が濃厚だな…」
そう呟く香田さんに
ーお前達がその気なら俺が第三のメンバーになるがどうする?ー
頭に直接響くその声に
ーホント?手を貸してくれるのっ!ー
僕がそう叫ぶと香田さんは舌打ちして声の主の犬?は
ーお主には借りがあるからなー
そう答えるのを聞いて再び舌打ちをする香田さんに
「どうしたのさ?せっかく面白い展開になりそうなのに?」
首をコテンと倒した僕が聞くと
「イヤ、なんでもない…」
溜め息混じりにそう答える香田さんと犬?に
「なら良い、もう少し休んだら挑もう」
そう言って身体を休めることにしたんです
そんなこんなで果たして読む価値無い後書き迄辿り着く人は居るのでせうか?