がんばりたいです…
登場怪獣
暗黒染岩石怪獣・ガーディ
「クルジマさんはどう思います?」
「お、おれかぁ?すごかったなぁ、さっすがウルトラマンってかんじでな」
「分かるぜ…ウルトラマンに戦闘機キャッチしてくれた時には、めっちゃかっこよくて、頼もしかったなぁ、あっという間に怪獣ぶっ倒すしな!くぅ~~サイン欲しいぜ…」
「気に喰わないけど、共感。サインを欲しがるなんて子供ね」
「なにをぉ、ウルトラマンは、男のロマン!いつかウルトラマンと握手して一緒に戦うことがゆめなんだぜ」
ウルトラマンアーザが、突如現れた怪獣を倒した日から、数日たったが、RUYSのディレクションルームで、各自、いまだ覚めることなく、ウルトラマンの話題で、盛り上がっていた。
「おい、あさからウルトラマン談義か?こっちは、朝から忙しいのにな」
「あ、隊長。朝からお疲れ様です…」
そんな中、隊長であるアイハラ・リュウがディレクションルームに入ってきたため、三人は話を中断させ、各々自分の席に座った。
「よし、全員揃ったな。お前たちに言わなければならないことがある。」
隊長のその言葉にみんなが首を傾げた
「なんすか隊長ー、なんならまたメビウスの話聞きたいぜ」
「いい加減になさいよ、筋肉馬鹿」
「おい、もう始まってるから、話聞こうぜ」
「おまえらなぁ…ってことで、隊員が増えた!今日から、俺含めて5人がCREWRUYSだ。入ってきていいぞー」
「えっ、新しい隊員?」
いきなりの発表に、固まる三人だったが、それは一瞬でおわり、新入り?!と騒がしくなった。
「ああ、怪獣がまた新たに現れたことによる、CREW RUYSの戦力の強化、なんちゃらだ。そんでもってこいつが。」
「えっと、CREW RUYSにスカウトされたモリミヤ・ダイキです!よろしくお願いします!」
そして、入ってきたのは、真新しい隊員服を着こんだ茶髪の青年・モリミヤ・ダイキは、礼儀正しく、腰を折って深くお辞儀した。
「深い…!」
「そして長い…!」
「……ダイキ・・・日本のお辞儀はそんなに長くないぞ…」
その言葉に、きょとんと、顔を少し上げて、おずおずと横にいる隊長に尋ねる。
「えっ、そうなんですか…?」
「ああ、そうだ。12,3でいいんだ。」
「なるほど、勉強になります。」
アイハラ隊長は思った、
ミライと同じ気配がすると、そしてそんなことないかとその考えを振り切るかのように軽く頭を振った。
「ま、ともあれ、新入りだ、仲良くしろよー」
「GIG!よっ、新入り!席は俺の隣みたいだな!親睦深めようじゃないか!」
勢いよくGIGと返事した男が、ダイキに向かって手招きをする。
「はい!です!!…えっと…」
明るく返事はしたが、すぐに頭をかしげる、相手の名前がわからないのだ。そして、困った顔をする。
「あ、自己紹介が先だな!!自己紹介すんぞ!!!」
新人が入ってきたことにより、最大限にテンションが高い手招きした男は、髪をひとくくりにした女性に
「うっさいわよ筋肉バカ!!!!」
「ひでぶっ」
「あー、入ったな…」
自己紹介と叫んでうるさいと殴られた彼は、ぶっ倒れた。
◆
その様子を見ていた、ダイキは、当たり前にこの光景に唖然と立っていた。
(こ、こせいてきなひとたちだな‥‥)
「ダイキ、だったか?こいつらは、いつもこんな感じだから気にしないでくれ。」
背が高い優しそうな中年男性が、穏やかにそういった。
「え、えーと、仲、悪いのか…?」
「いーや、これは、”喧嘩するほど仲がいい”ってやつさ、」
「「仲良くない!!!」」
仲がいいという言葉に反応して、二人そろって息をそろえて勢いよく言い放った。その様子に、男性は、ダイキのほうを向き、
「な?」
といったけど、
「…。え、ーと………よ、よくわかりません……」
二人に気をされた、ダイキは、よくわからず、その場に立ち尽くした。
「いてて、なにすんだよ千里眼女…まったく改めまして俺は、タカミヤ・ユウジ。多分パトロールとか俺と組むことになる感じだろうし、仲良くしようぜ!」
「……千里眼女って何よ、私は、ヒナザキ・ユキ。よろしくね」
「俺は、クルジマ・シン。この中だと俺が一番年上かな、よろしく頼む。」
そして各々自己紹介し、ダイキも
「改めまして、モリミヤ・ダイキです!よろしくお願いします!」
元気よくそう言って、また深く礼をして、すぐに体を挙げた。
「今度は元気がいいな!よろしくダイキ!あ、それと、俺たちもう仲間だから、そんなかしこまらなくていいぞ!タメでいこーぜ!な、ダイキ、俺のことはユウジでいいぜ?」
ユウジは、ダイキの背中を軽くたたいた後、肩を組んだ。
「…わかった、ユウジ。」
「私たちのことも呼び捨てでいいわよー!あなたいい子そうだし、筋肉バカと違って」
「あ、ああ…」
そして、差し出された手を握り、握手をした。
「そういえば、名前といえばさ、あのウルトラマンの名前どうするよ。」
「あ、確かに、これからのことを思えば、一緒に戦うかもしれない仲間でしょ?」
「仲間…」
思いついたかのようにウルトラマンの名前の話へと切り替わっていった。ダイキを除く三人は、しばらく考え込んで黙っていたが、ふとユウジが、顔をあげていった。
「ホープ!ウルトラマンホープとか?」
「ださっ」
「んだと!?」
そんな提案はユキに即座に却下された。また考え込む時間がくるかと思ったが、
「………アーザ、ウルトラマンアーザでどう、かな?」
元の自分の者である名前をダイキは、提案し、三人は、はっとなった顔でダイキのほうを見て、肯定の言葉を言おうとした瞬間、
「!」
「怪獣、出現!!アーカイブドキュメントに存在しない怪獣です!!」
怪獣の出現を知らせるブザーが鳴り響いた。
「ユキはシンと一緒に出撃、ダイキ!お前はユウジと組んで一緒に出撃しろ!ダイキお前の腕前なら問題ない!行ってこい! RUYS.sally go!!」
「「「「GIG!!!!」」」
「初出撃は俺と一緒だな!ついて来いよ!相棒!!」
「はい!!」
そして、ダイキとユウジは、ガンフェニックスターに乗り込み、シンとユキはソリューションストライカーに乗り込んで、街に現れた怪獣に向かって出動していった。
◆
「あれが怪獣だな、いました!!」
「お前、目がいいなダイキ!あ、確かにあれは怪獣だな…」
ガンフェニックスターに乗っている二人が、真っ先に怪獣を目にした。
「なんていうかごつごつしてんだけど…火山っぽいな・・・」
ごつごつした岩みたいな皮膚をもち背中に火山みたいな背びれを持つ四つ足の怪獣がそこにいた。裂け目から暑そうな光が漏れ出している。
〈ぎゃおおおおおおお!!!!!〉
≪これ以上、暴れさせるな!!!≫
「「「「GIG!!」」」」
そんななか、自分に向かってくる戦闘機二機を見つけたのか、彼らに向かって雄たけびを上げる。
気押されそうな威嚇だが、二つの戦闘機は、容赦なく攻撃を加える。
ユキ達が乗るソリューションストライカーに黒く頑丈なしっぽが襲うが、ひらりとかわす。
「あっぶな・・!これでもくらえ!」
そのまま顔面にビームをぶつけた。
〈!!!ぎゃおおおおおおお!!!!〉
『なぁ、ユキ。』
『なによ…』
『なんか怒ってない…?』
『怒ってますね!』
ダイキがいい笑顔で言い切ったその瞬間怪獣の背中の背びれから、力をためたかとおもうと、岩石が飛んできた。ダイキとユウジが乗る戦闘機めがけて
『ちょ、ちょっと飛んできたんだけど、ダイキお前そんな笑顔でいう???うぉりゃあ!!!あ、だめだ。かすった!!!!』
『ご、ごめん…!?ユウジ!!!』
『ちょっと筋肉バカ!?脱出しなさいよーー!!!』
『ダイキーーーー脱出だ―――!!』
『はいーーーーー!!!』
墜落する戦闘機から、二つの人影が出た瞬間にガンフェニックスターが墜落した…
だが、ダイキは、そのまま変身するアイテムを胸の前にもっていき、片方の手で押し込み、光をためるように腰のほうにぐっと持っていき、そして、そのアイテムを天へあげ手光に包まれた。
「…アー―ーザーーーー!!!!」
「ディアっ!」
岩石を吐く怪獣の前に、赤い巨人。先日現れたウルトラマンが町の中に現れた。
「ウルトラマン!遅いわよ―――!!」
そう、ウルトラマンに悪態をつくが、顔は、笑顔が浮かんでいる。
(遅いって言われた…まぁいいか…)
「デュア!!」
そのまま、四つん這いの怪獣にしがみつき、一発二発と、パンチをくらわす、が
(いたい・・・!)
「でぃっ・・・!」
頑丈な皮膚に、アーザは、手を痛そうに振る。が気を取り戻して、向かい合うが、体当たりを食らう。
〈ぎゃおおお!!!〉
「!!」
体制を崩しそうになるが、持ち直す。後ろには学生がかよう学校があったのを確認して前を向くが、そこには、岩石を吐こうとする怪獣がそこにいて、次には、大きいサイズの岩石がアーザに向かって、勢いよく飛んできたのを、
「!?でぃあぁ!!」
キャッチした、キャッチしたのはいいが、キャッチした勢いで、後ろに転びそうになる。しかし、後ろには大きい建物の学校があり、今転べば、確実に全壊するだろう。壊すのは憚れたアーザは、精一杯転ばないように、腰に力を入れる。
そして、その努力が実ったのか、転ばすそのまま体制をただすことが出来た。その様子に、安堵し、セーフとうなずいた。
「・・・・・・・意外とまじめ?なのね?」
「隊長・・!ウルトラマンを援護していいですか?」
≪ああ!ウルトラマンを援護しろ!≫
その様子を見ていたユキは、よくわからないが納得したような顔をとった。そして、隊長からの指示に従い、戦闘機を操縦する。
その時ウルトラマンは、キャッチした岩石を逆に怪獣を投げ飛ばし直撃させる。
痛がる怪獣に攻撃するが、しっぽがアーザに直撃し、倒れ、のしかかられ、かまれそうになるのを必死に避ける。
「よし!!!!ウルトラマンから離れろ!!!」
ソリューションストライカーが、ウルトラマンに乗っかる怪獣に向かって、攻撃した。
〈!?ぎゃおあああおおおおおおお!!!〉
「きいてる・・!」
その攻撃が、偶然怪獣にある熱いまぐまを連想される模様がある裂け目に当たったのである。それにより、怪獣はウルトラマンから転げ落ち、かなり痛がった。
(弱点はそこか・・・!!!)
「ディア!!!」
そこの弱点を突くために、右手の手首あたりに左手を添え、光が集まったかと思えば、そのまま左手をスライドさせ、そこから光輝く光の剣が現れる。
「でぃや――!!!」
〈ぎゃおおおお!!〉
苦し紛れにこちらに向かってくるアーザに向かって岩石を放つ。
アーザはそのまますれ違いざまに、裂け目を狙って、向かってきた岩石と一緒に剣で切り込んだ。
怪獣は、そのまま固まり、アーザは、すぐざまに振り返り、怪獣に染めこんだ闇を浄化するために、すでに構えた二本の腕から、赤い光線、アーザストリームシュートを放って、それは、そのまま直撃し、
そのまま、怪獣は、体の中から爆発を起こし、絶命した。そして、その爆風に紛れて闇を表すような禍々しいものが噴き出し、そして集まってはじけるように消えた。
ウルトラマンアーザの勝利である。
それを見届けたアーザは、空を仰ぎ、空へと飛んで行った。
◆◆◆
「おーーいダイキ―――!!返事してくれーー!!」
ウルトラマンが空へと飛び去って行ったあと、地上では、ユウジが、声をあげて、ダイキの名前を呼んでいた。
なかなか返事が返ってこないことに、わずかに焦りが声に出てきた。
その時、
「おーーーいーー!!ユウジ―――!!!」
遠くから走ってくるダイキの姿を見つけ、笑顔で大きく手を振って、無事を喜んだ。
「ダイキ!無事だったか!かなり遠いところに降りたのか?心配したんだぞ?」
「ごめん!そうみたい!」
「この~心配させやがって!」
そういって、ダイキの肩に手をまわて、このこのと頭を撫でまわした。
「ははっ、ごめんって!」
『タカミヤ!ダイキ!無事か!』
隊長からの通信がはいり、元気よくそれに二人は答える。
「はい!!このとおりぴんぴんしてます!!アイハラ隊長!」
『それは無事でよかった!怪獣は倒したか!』
その質問には、ソリューションストライカーに乗っていたユキが答える。
『問題ありません!怪獣は、私たちとウルトラマン…いえ、ウルトラマンアーザが倒しました!』
元気よく誇らしく答える。
『アーザ?』
聞き覚えない名前に、首をかしげる隊長に、
「はい!ウルトラマンアーザです!これから一緒に戦うことになる俺たちの仲間の名前です!」
ユウジが元気よく大きな声で言った。
『…。そうか!全員早く帰ってこい!』
ユキもシンも、ユウジも、ダイキも、いい笑顔で、元気よく答えた。
「「「「GIG!!!!」」」
広い大空を背に、ダイキとユウジは肩を組みながら、各々自分たちの基地に帰っていった。
次回
「に、にげられた…また…」
「………どっかで見たようなないような…??」
「アーザ?あのウルトラマンは、アーザっていうんですか!!感激です!!この生きている間にウルトラマンを目にすることが出来るなんて!!!!!うわー!これがウルトラマンなんですね!!今日はなんて日だ…サインください!!」
「お前、テッペイみたいなやつだな…・・」
「あの怪獣は、あそこが弱点です!!アーザさん!!!」
「僕も、みなさんみたいにこの世界を守りたいです!!だから、よろしくお願いします!!!」
第4話 怪獣博士